6/5結果:2着1回
6月の最初は白宮杯の方に参加していて、天鳳の段位戦は打っていなかったのですが、
やはり毎日打っていないと、打つのが難しくなってしまいますね。
体を鍛えたりするのと一緒で、一日でもやらないとその分の衰えを取り返すのに時間が
かかるという、そんな感覚を味わっております。
できるだけ、段位戦も1日1半荘は打つようにしないといけないことがよく分かり
ました。
さて今回は2着という成績でしたが、ちょっとどう打つべきか迷う展開になってしまい
考える半荘でした。それでは振り返っていきます。
東1局1本場
親に4000オールをツモられて1本場。
ドラが東の場面ですが、もう切り出していきました。
こういう1・9・字牌のドラは重なりにくいし、重なっても鳴きにくいしということで
さっさと切ってしまうのが自分の好みではありますが、これが正解かはよく分かり
ません。
端牌のドラに限らず、形上使いにくいドラを打点のために引っ張るというのがリスクの
ある行為なので、使い切れるドラ以外はさっさと切ってしまうというのを最近心がけて
います。
今回の東は役牌で特に鳴かれやすいところなので、切るならなるべく早い巡目がいい
ですし、切らないなら絞りきるくらいの気持ちで打つことになりそうです。
今回は自分の手がまあまあでリーチくらいまではいけそうなので、だいたいの
ブロックが見えたこの段階で切りました。
東2局
対面にマンガンをツモられて迎えた局面。
自分の手はドラドラ+白のトイツで仕掛けて5800アガれそう、と思っていました。
そこに白が暗刻になりました。
ここはとにかく鳴いても十分打点のある形なので、4sか4pを切ってイーシャンテン
にするのがいいです。
であれば、3445pという中ぶくれの良形を残して、4s切りがベストだと思い
ます。2-5pや3-6pが鳴ければ、89sをリャンメンに振り替えながら、5800の
イーシャンテンに移行できますし、3-6mから引けたときに7sが若干出やすくなる
というメリットもあります。
今回は鳴ける牌が出る前にすんなり3-6mが埋まりました。
ダマテンでも7700点あるテンパイなので迷いどころですが、ここでリーチを打たずに
相手に好きに打たれるのがイヤなのと、先ほどの4sのスジで7sを切ってくれる
可能性があるということで出アガりも期待できそうということでリーチとしました。
結果は期待通り、オリ打ちの7sを打ち取ることができ、12000点のアガりに
なりました。
東4局
3着目で迎えたこの局。
自分の手はタンピンドラドラでMAXハネマンまで狙えそうな手です。
ただ下家と上家がそれぞれ1副露しており、あまり時間的な猶予はなさそうです。
そこに切られたこの5s。
まだ巡目が早いのでスルーとしましたが、4着目の下家の仕掛けはともかく、
トップ目の上家が仕掛けてきているということは、アガりに向かうリスクを取るだけの
いい手だということが予想されます。
そうなると、速度を合わせてこの5sチーもありだったかもしれません。
ただ、これをメンゼンでアガれるとかなりトップが見えてくるので、ラス目との点差が
離れているこの点数状況ならトップを狙ってのスルーが優位かなと思います。
もっとラス目と僅差だと、ラス目の仕掛けも怖くなってくるので仕掛けよりの思考に
なりそうです。
南4局
2着目と僅差で迎えたオーラス。
自分の手は1暗刻+3対子でチートイやトイトイがはっきり見えます。
そこに初打で北が放たれました。この北をスルーとしました。
この北を鳴くと、トイトイでのアガりにかなり近づきますが、安パイがなくなります。
この手牌のポン材が2mと5pで、5pの方がドラそばで相当鳴きにくそうだと感じて
おり、簡単にはトイトイでアガりきれないだろうということで、スルーとしました。
これが役牌なら100%鳴きですが、オタ風ですから。
5pのトイツがもっと鳴きやすい、たとえば9pのトイツだったりしたらトイトイが
かなりアガれそうなので北を鳴きそうです。
また、最悪ラス目の下家がアガった場合でも、500-1000以上のアガりであれば
親かぶりで3着になれるということもあって、守備的に北を残したいという思考もあり
ます。
スルーした結果、チートイツのテンパイが入りました。
さすがに6pはまるで出やすいところではないので、ダマテンで単騎を変えながら
どこかで偶然アガれるのを待ちます。
いい単騎になったらリーチをするという選択肢もありますが、結局下家がオリないので
自分のリーチ後にツモ切った牌を好きに鳴かれて押し返されて振り込む、みたいなのが
イヤなのでほぼずっとダマテンで行く予定です。
結果はトップ目がツモってくれて、親かぶりで2着浮上というラッキーな展開でした。
いろいろと難しい局面はありましたが、できるだけ最小限のリスクでラッキーな形では
ありましたが、うまく2着を取れたように思います。
大会ばかりにかまけていると、こういう打ち方を忘れかねないので、こちらも精進して
そのうちにまた鳳凰卓に戻れるように頑張りたいですね。
それでは。