5/22結果:1着1回、2着1回
よしよし、いい感じです。ただ、やっぱり自分でアガって終わらせにいこうという意識がちょっと強いかな、というのが牌譜を見直した感想ですね。
トップ取りには積極性が必要ですが、ラス回避には消極性が必要です。勝つと調子に乗ってしまうのが人の常。今日もしっかり振り返りをしていきます。
今日は相手の手牌を読む、というテーマで振り返ります。
私の実力だと細かくは読めませんが、状況に応じていろいろ読めることはあります。簡単な読みについて解説していきます。
1局目。トップ目で迎えた南2局。下家が9sと9mをポンしている局面です。
トイトイ、ホンロウトウ、純チャンなどがあり得ると考えていました。
トップ目なので、もう子がアガる分にはかまわないと考えて、半分オリる気持ちで赤5pから切り出していきました。
トイトイで鳴かれるパターンもありますが、この瞬間ロンという可能性はそこまで高くないだろうというのと、上家のドラの東を鳴いていないので、最高8000点で済むだろう、ということで切り出していきました。
そこに下家からチーの声。これは予想していませんでしたが、これで相当相手の手が読めるようになりました。
5pをチーしたことによって、もともと考えていたトイトイ、ホンロウトウ、純チャンなどの役がもう成立しなくなりました。
なので基本的にはここからアガるなら役牌の可能性が一番高いです。
もう一つ可能性があるのは、珍しいパターンですが、9pを持ってて三色同刻の可能性は残っています。
その後、親が9pを切ってきたので、三色同刻の可能性がなくなり、これで役がまず役牌で確定しました。
役牌は残り南、白、発なので白は切らずに1p切りとしました。東を鳴いていないので、まず安い手の可能性が高いです。
というわけで、気にせず切るのもありですが、自分がトップ目なので横移動を狙いました。
その後、白を重ねることで打たなくても済む形に。さらにテンパイも取れました。
白はもちもちの可能性があるので8mを切って、7mでイーペーコーで片アガりにしました。振り込みを避けたいので、ここはダマにしました。
結果は白ではなく南でしたが、きっちり役牌を止めました。こういう役を絞りやすい場面では、簡単に振り込まないようにしましょう。
次に2局目。ほぼトップと横並びの2着目。形が重いので、6pをポンしてタンヤオでアガりにいきました。
ただ、ここから親リーチとかが来るとめちゃめちゃ困るので、このポンはしない方が最終的な成績は安定するでしょう。避けた方が良かったように思います。
6pポンの後、上家からリーチが来ました。なんとかオリていましたが、この8pで放銃。
6pと7pのダブルワンチャンスを信じて切っていきました。ただこの場面、上家の手出しをきちんと見ていれば、オリられる牌はあります。
それは5sです。上家は8sを切っているので、5-8sがありません。次に2-5sのパターンですが、3sを連続して2枚手出ししていることに注目してください。
3sを2枚手から切って、それでも2-5sが残っているとすると、3334sという形から3sを2枚切っていったことになります。
普通は3sの暗刻の形で残すはずですから、これは相当レアケースです。
3355sから3sを切っていって、シャンポンでアタるケースも考えられますが、自分が2枚持っているのでそのケースも少ないです。
こう考えると、ここは5s切りでした。きちんと相手の手出しを見ていれば簡単に読めるところなので反省です。
この読みについては普遍的に使えますのでよく覚えておきましょう。
一般化すると、「2枚連続で手出しした牌をまたぐようなリャンメン待ちは基本的にあり得ない」と考えて良いです。
空切りなどの場合もあるので絶対ではないですが、安パイに困ったときは結構使うテクニックです。
逆に言えば、2枚連続で手出ししたように見せかけられるときはそのように打てばアタリ牌をつり出せるかも。
それでは。
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