8/29結果:1着1回
OK。またポイントプラスに浮上です。平均順位を見る限り結構勝ち越しているんですが、なかなかポイントが増えていかないのはやっぱり6段のポイント配分でしょうね。
1位と2位を1回ずつとっても、4位を引いたらプラマイ0どころかマイナス15ポイントですから。ただ、ポイントを増やすためにはリスクを取って1着を狙うことも必要です。押し引きを中心に見直していきましょう。
東2局 どこまで頑張るか?
東1局にハネマンをアガり、かなり楽な展開になりました。
東2局は、手牌はこの形でイーシャンテンですが、愚形2つでいかにも苦しい。
そこにリーチが来ました。一応イーシャンテンですし、とりあえずテンパイは目指します。中をツモ切り。ただ形が苦しいのでリーチするかは考えものです。多分ダマるかな。
次巡に3sをツモ。
このリーチに対して何がイヤかというと、捨て牌の8mの裏スジにあたる4-7mとソーズ全般がイヤです。3sを引いた時点で苦しくなったので4pを切ってオリました。
すると上家にロン。前巡に危険牌の8sを切ってきたので、テンパイであろうことは分かっていましたが親のリーチに打つよりは、ということで素直に4p切りとしました。
もちろん完全安パイとして8sや東もありますが、後々対面がリーチとかそういうときのために取っておきたいですからね。
東を切ってのイーシャンテン維持も考えましたが、テンパイしたときにソーズを打ってまで愚形リーチで押すのがイヤなのでオリました。このあたりが個人的押し引きのバランスですね。
南2局1本場 2つの組合わせ
南2局へ来て、ツモで点数は減ってきましたがまだトップ目です。
自分はカン4mですが3900をテンパイしています。しかしここで親からリーチが入りました。一発目のツモは6s。
普通だったらこの巡目の456牌というのはかなり危険ですが、このリーチに対しては
結構打てる牌です。
まずリーチ者の河に3sが切られていますから、3-6sでアタることはないです。
次に6-9sですが、リーチ者の河の2巡目に切られた8sに注目していください。
もしこのリーチに6-9sでアタるとしたら、リーチ者は788sと持っていたところから序盤も序盤に8sを切ってきたことになります。もちろんそれが全くないとはいいませんが、普通は暗刻にもなるためしばらく持っているはずです。
ということは、リーチ者はこの8s周りを持っていないか、あるいはもう完成したターツとして持っている可能性が高いです。したがって6-9sでアタる可能性も低いわけです。
これら2つの要素を組み合わせて考えれば、この6s愚形にしかアタりません。それなら、自分がテンパイの今は押した方が得です。
安全牌をキチンと見極めることがアガりへの1歩でもあるわけです。
南3局 押す順番
さらにリードしたトップ目で迎えた局面。
自分はメンホンのイーシャンテンですがリーチが入りました。
西、中を切ってオリてもいいのですが、
・自分の手が十分打点が見込めること
・相手のリーチが早く、まだ通っていないスジが多いこと
・最悪、ここでマンガン振込んでもトップ目のままオーラスにいけること
という3点を鑑みて、ここは押しを選択しました。
押したのはいいんですが、ここは押すなら5sから押すべきでしたね。2sが通っているので2-5sがないこの場面。5-8sならどちらもアタりますが、リーチ宣言牌が9sです。
9s切ってリーチということは889sから9sを切ってのシャンポンリーチや、799sから9sを切ってのカン8sは十分あり得ます。
つまり8sの方が愚形にアタる可能性が5sよりかなり高いわけです。ここは5sからいった方が一発のことを考えると良かったですね。
南4局 差し込み
オーラス、相当のリードがあるトップ目です。
ここはきちっと逃げ切ってトップが欲しい場面。ここで下家からリーチが入りました。
ここでつい普通に手を進めて9sを切ってしまいましたが、差し込みにいっても良かったかなと思います。もうハネマン直撃でもトップですし、アガりに行く意味はないですからね。
いつ親からもリーチが来るか分かりませんし、そういう変な状況が生まれる前にさっさとアガりを成立させて終わらせにいった方がいいような気がします。
実はこの局面でその発想が思いついたにも関わらず、放銃率が上がると思って躊躇してしまったのが最悪です。スタッツを最近見るようになったものですから、それを下げたくないというのが一瞬頭によぎってしまいました。
この局面の一番の反省点は差し込みうんぬんよりその点にあります。別にいくら放銃率が上がろうが、トップが取れればなんの問題もないゲームです。スタッツにこだわらずに順位にこだわるようにしないといつか痛い目見そうだったので、ここに戒めておきます。
放銃率がー、とか贅沢なことを考えるようになったものです。目の前の着順に全てを注ぐ。これを忘れないようにしないといけませんね。
それでは。