ペンチャンとカンチャン。
どちらも同じ愚形ではありますが、どんなところにも差があるのが麻雀というもの。
ペンチャンとカンチャンにももちろん差はあります。ペンチャンとは、12を持っていての3待ち、もしくは89を持っていての7待ちを指します。
例えばこんなとき。
12pを持っていて3pを待っていますよね。これがペンチャン待ちです。
一方でカンチャン待ちは13での2待ちや、68での7待ちなど2牌の間を待っている待ちのことを指します。
例えば、この手であれば5pと7pを持っていて、6pを待っています。つまり6p待ちのカンチャンというわけです。
ペンチャンもカンチャンも待ちは一つなので、リーチをかけるときには差はありません。ではどこで差が生まれるかというと、テンパイまでの間に差が出ます。
ペンチャンの場合のリャンメンへの変化を考えてみましょう。
ペンチャンはリャンメンに変化するには下の図のように2回の変化が必要です。
ペンチャン
一方でカンチャンなら隣の牌を引いてくれば、1回の変化でリャンメンに変化します。
カンチャン
このことはペンチャンのほうの図を見ても分かると思います。
ペンチャンからリャンメンまでの変化でカンチャンを1回経由しているのです。
ここがカンチャン
つまりペンチャンよりカンチャンの方が1手分得していることになります。
したがって枚数が同じであれば基本的にペンチャンよりカンチャンを残すようにしましょう。
少しの差ですが、これを一つずつ積み上げていくことが麻雀のカギなのです。
それでは。