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Mリーグ2021 12月3日 試合結果 松本が嬉しい個人2勝目!黒沢はハネマンを3回アガる豪快な半荘

第1試合の出場選手はこちら

東家:KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎
南家:赤坂ドリブンズ 丸山奏子
西家:渋谷ABEMAS 松本吉弘
北家:チーム雷電 萩原聖人

東場の展開

東1局、丸山がタンヤオを5巡目にリーチしてツモ。1000-2000で試合はスタート。

東2局、萩原が白をポンして1000点のアガり。副露率の低い雷電の麻雀としては珍しいアガりだ。

東3局、試合が動く。萩原がタンヤオ赤の先制リーチ。そこで丸山が萩原のアガり牌を一発で掴んでしまう。

丸山自身もイーシャンテンのためプッシュ。萩原の一発アガりとなった。

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萩原のこの手、なんと4枚使いの5sが裏ドラ!一発と合わせて倍満のアガりとなった。

東4局、松本が3-6-9sの3面待ちで先制リーチ。そのままツモって1000-2000。
流局も連荘もないまま南入する結果となった。

南場の展開

南1局、ここまでラス目だった丸山が配牌時点でイーシャンテン。2巡目にはテンパイを入れてリーチ。

なんと赤5sをツモアガりハネマンに仕上げる!このツモで丸山は松本と同点の2着となった。親かぶりの内川がラス目となる。

南2局、萩原がタンヤオ赤赤の手をリーチ。丸山も萩原のアタリ牌である8mを切らずに回りきり追っかけリーチ。萩原、丸山2人テンパイでの流局となった。

南2局1本場、先制リ-チは萩原。しかし、内川がメンタンピン赤で追いつき、リーチ。
競り勝ったのは内川。ツモって2000-4000のアガりを決め、2着目に浮上した。

南3局、萩原が赤5sを引き、ピンフ赤で先制リーチ。丸山も2-5-8sで追いかけようとするが、リーチ宣言牌が萩原のアタリ牌。3900の放銃となった。

南4局、マンガンツモで2着に浮上できる丸山がタンヤオピンフドラ1で先制リーチ。
そこに松本も高目三色のテンパイで追っかけリーチ。

さらに内川も一通のダマテンを完成。ツモれば逆転の手でダマのまま待つ。
このめくり合いに勝ったのは松本!裏1枚で3000-6000のアガりで萩原をまくってトップとなった。

第1試合の結果はこちら

1位 渋谷ABEMAS 松本吉弘   33400(+53.4pt)
2位 チーム雷電 萩原聖人      31300(+11.3pt)
3位 サクラナイツ  内川幸太郎 22800(-17.2pt)
4位 ドリブンズ 丸山奏子      12500(-47.5pt)

ここまでオーラス付近までトップなものの、最後の最後にまくられるという間の悪い展開が非常に多かった松本プロだが、見事個人2勝目となった。

サクラナイツ内川の試合後振り返り動画はこちら!

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第2試合の出場選手はこちら

東家:赤坂ドリブンズ 園田賢
南家:チーム雷電 黒沢咲
西家:KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠
北家:渋谷ABEMAS 白鳥翔

東場の展開

東1局から試合は動く。黒沢がドラの西と6mのシャンポンでリーチ。そのまま西をツモアガり、3000-6000のアガりを決める。

東2局、園田が6巡目に赤赤の先制リーチ。しかし、白鳥に大物手が入る。
9sを仕掛けてトイトイ小三元のハネマンテンパイ。めくり合いになるが、結局2人テンパイで流局した。

東3局1本場、親番沢崎がタンヤオ赤1でリーチ。黒沢が追いついてリーチをかけるが次のツモ番で沢崎がツモアガり。4000オールのアガりで黒沢に追いつく。

東3局2本場、珍しく全員にテンパイが入らず。4人ノーテンでの流局となった。

東4局3本場、沢崎が残りツモ1回のところでテンパイ。ドラ1のカン6m役なしテンパイ。ツモ番が1回しかないため、ここはダマテンを選択。

ハイテイが回ってきたのは園田。下記の手牌に持ってきたのがf:id:cjr14137:20211203230357p:plain

f:id:cjr14137:20211203230146p:plainf:id:cjr14137:20211203230146p:plainf:id:cjr14137:20211203230148p:plainf:id:cjr14137:20211203230144p:plainf:id:cjr14137:20211203230144p:plainf:id:cjr14137:20211203230312p:plainf:id:cjr14137:20211203230312p:plainf:id:cjr14137:20211203230303p:plainf:id:cjr14137:20211203230305p:plainf:id:cjr14137:20211203230301p:plain   f:id:cjr14137:20211203230223p:plainf:id:cjr14137:20211203230224p:plainf:id:cjr14137:20211203230221p:plain

形テンを維持するためには5m6m8mのどれかを切る必要がある。ここから園田は熟考の末、6mを選択。

なんと沢崎の役なしテンパイがホウテイドラ1のアガりに。2600点の放銃となってしまった。これで沢崎がトップに浮上し南入となった。

園田の牌譜検討配信はこちら!

youtu.be

6mを切ったのは脇2人に3mと9mが通って6mが中スジ。沢崎にはアタる可能性があるがさすがに形テン取りで押し、ということのようだ。

南場の展開

南1局、親番園田が先制リーチ。次巡に黒沢も追っかけリーチ。
その後すぐ園田の9sカンが入る。リンシャンから引いてきたのは黒沢のアタリ牌という不運!

さらに運の悪いことにカンドラとカン裏まで黒沢に乗せてしまい、園田が黒沢に12000放銃となってしまった。

南2局、白鳥がリーチドラ1をツモアガり。1000-2000のアガりとする。

南3局、親番の沢崎が先制リーチ。そこに黒沢もタンヤオ三色赤のカン6sをダマテンで追いついて押していく。

そして最後の最後にラス目の園田がリーチ。これで黒沢を降ろして、沢崎と園田の2人テンパイで流局となった。

南3局1本場、沢崎がピンフのみの手をダマテン。これを白鳥から直撃。先ほどの流局で出た供託のリーチ棒2本を回収。1500は3800のアガりとしてトップに立った。

しかしここで来るのが黒沢。南3局2本場、タンヤオドラ赤の手をリーチ。

赤5mをツモアガり、リーチツモタンヤオドラ赤赤で3000-6000のアガりに仕上げ、オーラスを前に一気に抜け出す!

南4局、親番の白鳥が12000を沢崎からアガって追いすがるも、1本場ではラス目の園田のリーチに対して全員がオリに回り、園田の1人テンパイで決着。

第2試合結果はこちら

1位 チーム雷電 黒沢咲    53500(+73.5pt)
2位 渋谷ABEMAS 白鳥翔 26900(+6.9pt)
3位 サクラナイツ 沢崎誠 22400(-17.6pt)
4位 ドリブンズ 園田賢     -2800(-62.8pt) 

ハネマンのアガりを1試合で3回も決めた黒沢が5万点超えのトップを決めた!
2着にはオーラスの4000オールで抜け出した白鳥が入った。

サクラナイツの試合後メッセージはこちら!

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第1試合と第2試合の結果をまとめた本日の結果がこちら。

1.EX風林火山        +569.3pts
2.KONAMI麻雀格闘倶楽部   +299.8pts
3.渋谷ABEMAS                            +44.9pts 
4.KADOKAWAサクラナイツ    +21.4pts
5.U-NEXTパイレーツ                  -50.5pts
6.セガサミーフェニックス        -139.4pts
7.赤坂ドリブンズ            -286.8pts
8. TEAM雷電                               -458.7pts

最下位だった雷電が2着、1着の連続連対でポイントを回復。これをきっかけにもっと勝っていけるようになることを祈る。

ABEMASは松本の久々の勝利もあり、ポイントを上積み。ポイントがプラスに転じた。

サクラナイツは2連続の3着。ABEMASと順位が入れ替わる結果となった。

ドリブンズは2試合連続のラスとなり、ポイントを大きく減らした。

赤坂ドリブンズのクラブハウスLIVE中継のアーカイブはこちら!

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サクラナイツのオンラインパブリックビューイングのアーカイブはこちら!

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