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「北陸の役満プリンス」本田朋広 地方プロ希望の星はいかにしてMリーグに至ったか?

本田朋広。TEAM雷電所属のMリーガーだ。

本田は連盟の北陸支部に所属し、地元富山でプロ活動を続けていた、地方の麻雀プロの1人だった。試合のたびに富山から上京して試合を行っていたという。

そんな本田がなぜMリーグに指名されるまでになったのか?本記事では本田のMリーグまでの軌跡を解説していこうと思う。

基本プロフィール

生年月日:1983年10月3日
出身地:富山県
血液型:A型
趣味:格闘技や筋トレ関連のYouTube鑑賞。ジム通い
学歴:金沢星稜大学卒業

麻雀との出会い

麻雀店の立ち上げ

本田が麻雀を覚えたのは中学3年の頃。麻雀漫画「哲也~雀聖と呼ばれた男~ 」が流行しており、そこから麻雀にハマっていったという。

「哲也」という漫画はイカサマを駆使しても勝たなければいけない麻雀の世界を描いた作品。本田も友人たちとイカサマ技を真似して遊んでいたという。

その後、高校に通うようになり、授業には出ない不真面目な生徒だったがバスケ部の活動だけは真面目に取り組んでいた。

しかし、3年生に進級するためにバスケから一度離れようと先生に言われたことで中退してしまう。

高校を辞めてから、しばらくは都内で生活したりしていた本田だったが、大学に進学した高校時代の友達に会っているうちに、大学に行きたいという思いを抱く。

そして地元に戻って予備校に通い、高卒認定試験を受けて地元の大学に進学した。

しばらく麻雀からは離れていたが、大学生のときに久々に麻雀をやると思った以上にのめり込んだ。そして、自分で麻雀店を持ちたいと考えるようになった。珍しいパターンだ。

大学で就職先を斡旋してくれる教授には考え直してくれと言われたが、将来自分で麻雀店を経営するために修業すると決めていると伝え、卒業後は麻雀店で働き始めた。
そして25歳の時、念願の麻雀店を立ち上げることとなった。

プロ入りへの意識

麻雀店をオープンして2,3年経った28歳の頃、店もある程度安定してきたため、東京に支店を出すことを考え始めた。都内の雀荘に研究がてら打ちに行くようになる。

人気店のいいところをメモしたりしながら打ち回っていたわけだが、そんな中で色々なプロの方と出会うようになる。そこから次第にプロを意識するようになる。

そしてテレビで見ていた滝沢和典や佐々木寿人と対戦してみたいという気持ちが本田をプロへと向かわせた。

麻雀店オープンから4年後、2012年にプロテストを受けて見事に合格。憧れの滝沢、寿人が所属する日本プロ麻雀連盟で、28期後期生としてプロデビューした。

プロ入り後の活躍

2012年にプロテストに合格した後も、連盟の北陸支部に所属し、プロ入り後も富山を拠点とし、対局の度に上京しながらプロ活動を続けた。

そこからしばらくは実績もなかったが、プロ入り7年目となる2019年度末の麻雀グランプリMAX*1に年間獲得ポイントランキング上位者の資格で一次予選から参加し優勝を果たした。

なお、この大会の予選ではなんと大三元を2度和了している。それが「北陸の役満プリンス」の由来なのだ。

その後は2020年の第11期麻雀グランプリMAXでも優勝し、連覇を達成。同年の十段戦、麻雀最強戦でも決勝に進出し、一躍注目を集める存在となった。

Mリーグ指名の経緯

EX風林火山オーディション

前年度の活躍で一躍注目を集めていた本田。その勢いそのままに2021年4月から7月にかけて開催された「EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション」に参加。

167名中21位で予選通過ラインを超えることは出来なかったが、所属選手とチーム運営が選出するワイルドカードの権利を得て準決勝に進出した。

準決勝では決勝進出ラインの2位以内に入ることはできなかったが、3位から6位で行った敗者復活戦で劇的な逆転劇を演じ、決勝に進出した。

決勝では最終局まで競り合ったが、松ヶ瀬隆弥に逃げ切りを許す。EX風林火山のドラフト指名権を獲得することはできず、2位という結果に終わった。

雷電からの指名

Mリーガーへの道は途絶えたかと思われたが、雷電はEX風林火山のオーディションとは関係なく、オーディション準決勝前には本田を獲得候補として選定しており、2021年のMリーグドラフト会議にて本田をドラフト指名した。

そしてMリーグ2021より、TEAM雷電所属のMリーガーとしてデビューを果たすこととなった。

もともと風林火山のオーディション前から、麻雀グランプリMAX連覇などの活躍で注目しており、雷電の高柳監督は正直、2位くらいでオーディションは終わってほしい、と思っていたという。

雷電の方がEX風林火山よりも前年の成績が下ということで、上位のドラフト指名権を有しており、本田がオーディションを勝ち抜いた場合に、強奪のような形になることを恐れていたということのようだ。

Mリーグでの活躍

Mリーグ初年度となった2021シーズン、本田は32人中29位とほぼ活躍できなかった。さらに同チームの萩原が31位、瀬戸熊が32位とチーム全体の成績が悪く、レギュラーシーズン敗退となった。来シーズン以降に期待したい。

個人成績

2021シーズン

レギュラーシーズン:-307.8

チーム成績

レギュラーシーズン:8位敗退

チームメイト

黒沢咲

副露を極端に減らし、高打点のアガりを生み出す「セレブ打法」の使い手。最強プロの多井隆晴の天敵。

瀬戸熊直樹

連盟のトップタイトル「鳳凰位」を3期獲得、さらに十段位を3連覇。最高位戦のタイトルである發王位も1期獲得など、連盟のトッププロ。さらに2021年最強戦優勝の実績が加わった。

萩原聖人

Mリーガーと俳優の二足のわらじで活躍する麻雀プロ。Mリーガーになるためにプロ入りした経歴を持つ。

本田の雀風

本田の雀風はバランス型。ただ鳴きを多用するタイプではなく、メンゼンでの麻雀を大事にする傾向があり、雷電のチームカラーにはマッチしているといえる。

他のMリーガーについての紹介はこちら!

Mリーグを戦っている32名のMリーガーについて、解説記事を書いている。興味のある方は是非こちらもご覧いただきたい。

 


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*1:日本プロ麻雀連盟が主催するタイトル戦。 本年度のリーグ戦及びタイトル戦成績上位者などが出場する。