麻雀に限らず、漫画を大量に読んできた人生でした。そんな私が読んだ麻雀漫画を紹介していきたいと思います。
麻雀初心者でも楽しめる作品から、麻雀玄人をもうならせる漫画まで麻雀漫画は多岐にわたります。
本記事では筆者がこれまで読んできた麻雀漫画についてご紹介。麻雀が分かる人も分からない人も、是非一度読んでいただきたい作品をまとめています。
今回は「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」をご紹介。かなり有名な漫画なのでご存じの方も多いかもしれませんね。
アカギ〜闇に降り立った天才〜
価格:715円 |
漫画のあらすじ
福本伸行先生といえば、代表作「カイジ」などで知られる漫画家。出している作品はいずれもギャンブルが絡んだ作品になっています。
福本先生の作品の中で「麻雀」を主軸にした漫画というのもいくつかありますが、その代表作ともいえるのが「アカギ」となっています。
1巻の最初は南郷という男がヤクザとの麻雀で、借金の支払いと命を賭けて戦う場面から始まります。いよいよ南郷が追い詰められたその時、雀荘の扉から現われたのが「赤木しげる」。
当時まだ13歳のアカギでしたが、その博才はこの時からすでに備わっていました。南郷もアカギの言動からただならぬものを感じ、代打ちとしてアカギに麻雀の勝負を任せます。
この麻雀勝負から、未来には裏の世界に君臨するアカギの伝説が始まっていく…というわけです。
アカギの天才性
さて、そこからストーリーが始まっていくわけですが、私が思うこの漫画のいいところはアカギが徹頭徹尾、天才で格好いいところですね。
ともすれば、こういった天才主人公というのは描き方が難しいものですが、そこが福本先生の凄いところ。
非常に丁寧な心理描写と、用いた戦術の解説があることで天才性に違和感を覚えることがありません。
どうしてアカギは強いのか?アカギの天才的な能力を具体的に述べてみます。
相手の心理を見抜く洞察力
麻雀を知らずに挑んだ最初のゲームから、アカギは相手の心理を読み切り、自分のミスを装って相手にロン牌を引き出させていました。
これ以降の対戦でもアカギは相手の心理を読み、相手を縛ったり、自分の重い通りに操縦したり、といった戦い方を見せています。
この洞察力はアカギの勝負の土台となる部分を形成しているといえます。
揺れない胆力
「死ねば助かるのに…」南郷に最初に会ったときに言ったアカギの台詞がこれです。
ともすれば、ネガティブな意味合いにも聞こえますが、助かろうとただ必死になるだけではなく、負けて死ぬことを恐れずに勝負しろ、ということです。
このセリフはアカギ自身の姿勢ともいえます。本当に自分の命がかかった瀬戸際の場面であっても、全く迷うことなく最善の一手を放つ。この揺れない精神がアカギの勝負を支えています。
ここ一番で魅せる豪運
これらの能力を兼ね備えた上で、アカギはこれらを活かすことのできる「豪運」を持っています。
ここ一番の場面で有効牌を引き入れる。これこそがアカギの博徒としての一番の才能なのかもしれません。
まとめ
漫画の紹介と言いつつ、主人公のアカギの紹介になってしまいましたが、実際このアカギの言動がこの漫画の一番の注目ポイントです。
アカギは最強の敵、鷲巣との一晩の戦いに20年かけて描写されており、引き延ばしと揶揄されたこともありましたが、現在は完結しています。
実際、全く引き延ばしとかではなく二転三転する戦いは作中屈指の見所であることは間違いありません。ぜひ一度ご覧になってみてください。
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