麻雀最強戦の公式Twitterにてオーラスに関するルール追加について発表がありました。
オーラスに関するルール追加のお知らせhttps://t.co/02odEEAKpV pic.twitter.com/mWdwca3hLC
— 麻雀最強戦〈公式〉 (@mjsaikyosen) June 30, 2022
上記のツイートを読んでいただければ分かりますが、オーラスの子がテンパイしている場合は、必ずテンパイを宣言しなければいけない、というルールを追加するとのことです。
このルールの追加の発端はつい先日、6月25日に開催された麻雀最強戦2022「タイトルホルダー頂上決戦」のオーラスの出来事でした。
詳細は下記の記事を読んでいただきたいですが、優勝とは関係ない河野プロがテンパイ宣言するか、ノーテン宣言するかで優勝者が渋川プロか奈良プロかに変わってしまうという事態が発生しました。
麻雀最強戦では初のケースであり、Twitter上などでかなり色々な意見が交わされていました。
上記の対局のケースで追加ルールが適用された場合、河野プロの点数状況を考えると、河野プロは点数差を詰めるために、テンパイを取りに行く可能性がそこそこあります。
それを加味すると、渋川プロが自力でテンパイを取る必要が若干薄れます。つまりわずかに渋川プロが有利になると考えられます。
とはいっても実際には点数状況によって様々な場面が考えられ、具体的に有利不利がつくほどのルールではないと思います。
むしろ今回のように、優勝に絡んでいない人が優勝者を決めてしまうという場面が訪れた際、ルールとして明文化しておくことで、選手の難しい判断を減らし、周囲から中傷の声が上がるのを防ぐためのルールといえるでしょう。
実際、今回の対局でも河野プロの判断に関して賛否両論の声が寄せられていましたからね。
私個人としては、選手の自主性に任せても良いような部分の気もしますが、放送対局が多く行われている昨今において、選手の不利益を避けるためにこういったルールを明文化することは英断だといえるでしょう。
一旦、これにてこのテンパイ・ノーテンに関する話題は終局。これからの麻雀最強戦をしっかり楽しんでいきましょう。
▼過去の最強戦2022の結果はこちら▼
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