神域リーグ第5節、第1試合の南3局。点数状況は以下の通り。
天宮こころ:42900
白雪レイド:25700
千羽黒乃 :17000
天開司 :14400
天開さんは3巡目の段階でをポン。ポンした時点での天開司さんの手牌がこの形。
この形からを鳴くと、大体1000点になってしまうことが多く、なかなか鳴けない人も多いと思います。
ですが天開さんはポン。を鳴くと安くなるのは分かった上で、鳴かないとアガりが厳しいので、他の人にアガられるよりは自分がアガりに行く、という一手です。
このをポンできる自分の手に対する見切りがまず素晴らしかったですね。
その後、山からドラのを引き入れて、受け入れを犠牲にしても打点を見て終盤まで引っ張っていきます。なかなかテンパイしませんでしたが、残りツモ2回を残してドラ単騎でテンパイします。
このは残り山に1枚。他からの出アガりも期待できない状況でかなり苦しい待ちでしたが、次巡のツモでを引いてきて1000-2000のアガり。3着に浮上し、2着の白雪レイドも射程圏内に捉えます。
そして最終局、白雪レイドを100点差でまくって初の2着を獲得。この局の立ち回りが完璧だったからこそ生まれた大逆転劇。これまた神域リーグの1ページに刻まれました。
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