神域リーグ第17試合、南2局。天開司さんは19200点持ちの3着目。決して良い状況とはいえないが、ひとアガりすればトップも見えてきます。
そんな状況で入ったのがこんな手。ドラ
ドラのが鳴ければ簡単な手ですが、は山に深く場に出てきません。そうこうしている内に、親の松本プロから
待ちの先制リーチが入ります。
これを見た天開さんは
をチーして三色に向かいます。まずアガりに向かって粘る、この仕掛けが良かったですね。
その後、天開さんは
の片アガり三色をテンパイしますが、を掴んでのシャンポン待ちに変化。
チー
しかし変化した次巡に引いてくるのがなんと！麻雀における一牌の後先というのはこうも残酷なものでしょうか。
さらにこの後天開さんは
を引いてテンパイを崩しますが、その直後に松本プロからが出るという間の悪さ。麻雀というゲームの厳しさをまざまざと見せつけられます。
しかし、天開さんは諦めません。このをポンしてもう一度テンパイを狙います。そしてのテンパイを入れます。
ポン
チー
このが親リーチと天開さんの仕掛けに手詰まった郡道さんから出て天開さんがまさかまさかの8000点のアガり。
これだけの裏目を引いても諦めずに打っていればこんなアガりが拾えることもある。月並みですが諦めないことの大事さを感じずにはいられませんでした。
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