第19試合、南3局2本場。場に供託が2本あり、点数状況は以下の通り。
村上淳:31500
松本吉弘:29400
咲乃もこ:22800
鴨神にゅう:14300
トップ目の村上プロですら31500点でかなりの僅差。全員がこの局アガっておけばトップを狙えるような展開です。
そんな中で咲乃もこさんのもらった配牌がこれ。
ヒドい。あまりにもヒドすぎます。なにせ9種10牌でメンツどころかターツすら発のトイツしかありません。
手牌がバラバラの時成立するローカル役満・十三不塔が見えるくらいヒドい配牌ですが、咲乃もこさんは安直に国士を狙ったり、オリたりということはしませんでした。
まず第1ツモの前に切られたをポン。ひとまず役だけは確保してアガりに向かいます。
その後とを重ねて、アガりにはまだまだ遠いものの安全に進行できる手になっていきます。
そして安全牌候補のをポンしてアガりに向かいました。
この仕掛けが功を奏し、なんと一番配牌が悪かったにもかかわらず、一番最初にテンパイを入れます。
ポン ポン
この待ち、の方が折良くというか折悪くというか、松本プロの手に1枚浮いていました。
咲乃もこさんの仕掛けはてんでバラバラから仕掛けたために逆にホンイツにもあまり見えません。
このが松本プロから出て3900と供託2600の大きなアガりを決めました。
手牌が悪くてもちょっとしたツモや出てくる牌で簡単に状況が変わってしまうのが麻雀というゲーム。手が悪くても粘ることの重要性を教わったように思います。
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