日本プロ麻雀連盟主催「AKracing杯」の第2回大会が9月1日より開催されている。本記事では9月2日開催の予選B卓試合結果についてまとめていく。
AKracing杯の大会概要、他出場者の情報などについては下記の記事を参照いただきたい。
YouTube配信
出場者
二階堂亜樹
黒沢咲→和久津晶
高宮まり
岡田紗佳
体調不良により黒沢咲が出場できず。代わりに和久津晶が出場。
試合結果
1回戦
席順
東家：二階堂亜樹
南家：岡田紗佳
西家：高宮まり
北家：和久津晶
東場の展開
東1局、ドラドラの高宮が白ポンから仕掛け。２－５ｓ待ちで先制テンパイ。そこに岡田が４－７ｓでリーチ。だが次巡に岡田が５ｓを掴んで放銃。高宮が3900のアガり。
東2局、高宮が２－５－８ｐで先制リーチ。なんとこれを一発でツモって3000-6000。一気にリードを広げる。
東3局、親の高宮がダブ東ポンからピンズのホンイツへ向かう。カン６ｐでテンパイ一番乗り。そこに亜樹が６－９ｓのピンフ三色ドラでテンパイしダマ。
このめくり合いは亜樹に軍配。高宮から６ｓを打ち取り8000のアガりを決める。
東4局、親の和久津は５ｐ７ｐシャンポンテンパイ取れる局面から７ｐをツモ切り。７ｐ2枚切れが大きいか。高宮が終盤に仕掛けてしぶしぶ４－７ｍのテンパイを取る。結局、亜樹と高宮の2人テンパイで流局。
南場の展開
南1局1本場、和久津は自風の北スルー。親の亜樹は中バックドラ赤の仕掛け。和久津が６－９ｐで先制リーチ。さらに亜樹が東中のダブルバックテンパイ。
だがここは和久津がそのままツモアガり。2000-4000で2着目に浮上。
南2局、親番岡田はチートイツ。和久津はドラドラのチャンス手。和久津がドラの７ｍと９ｐのシャンポン先制リーチ。だがこれはアガれず1人テンパイで流局。
南3局1本場、和久津はソーズのホンイツ。親の高宮は三色の見える手牌。岡田は喰いタンの仕掛け。高宮も４ｐを仕掛けてタンヤオ三色ドラドラのカン４ｓテンパイ。
和久津は２ｐ単騎の形テンを入れる。岡田も終盤テンパイを入れて岡田・和久津・高宮の3人テンパイで流局。
南3局2本場、高宮が2枚目の発をポン。亜樹がカン３ｍのタンヤオ赤赤でテンパイし一旦ダマ。そこに岡田が高目三色の５－８ｓでリーチ。ここは岡田がそのままツモって1000-2000のアガり。
南4局、岡田が８ｐ単騎のチートイツで先制リーチ。親の和久津は７ｓチーからホンイツへ向かう。さらに亜樹は自風の南が暗刻で仕掛けてかわしに行く。
亜樹はドラを勝負して５－８ｐテンパイ。さらに和久津も６－９ｓでテンパイ。ここは亜樹が９ｓを掴んで和久津に放銃。和久津が5800のアガり。
南4局1本場、和久津がドラの発暗刻という好配牌。高宮が４－７ｐで先制リーチ。これに和久津も仕掛けてカン２ｐのテンパイを取る。さらに亜樹も中暗刻を持って仕掛けて、２－５ｐでテンパイ。
ここは安パイに困った岡田がリーチの現物で親のスジの２ｐを打ち出し、頭ハネで和久津がアガり。12000で和久津がさらにリード。
南4局2本場、和久津がタンヤオチートイ赤の２ｓ単騎でテンパイしダマ。これを岡田からアガり9600。これで6万点超えのトップ。
南4局3本場、高宮が中ポンから仕掛け。亜樹が１－４ｍで先制リーチ。高宮はトイトイで勝負を賭ける。ここは亜樹がツモって2000-4000で終了。
最終結果
1着：和久津晶 63500
2着：高宮まり 32800
3着：二階堂亜樹 27800
4着：岡田紗佳 -4700
2回戦
席順
東家：高宮まり
南家：二階堂亜樹
西家：岡田紗佳
北家：和久津晶
東場の展開
東1局、亜樹はマンズのホンイツ。岡田が２－５ｍで先制リーチ。これにテンパイした親の高宮が２ｍを打ち出して8000放銃。
東2局、和久津が白を2鳴きしてイーシャンテン。岡田は中をアンカン。和久津がカン２ｍで先制テンパイ。岡田は四暗刻のイーシャンテンまでいくが、結果５ｓ８ｓのツモり三暗刻形でリーチ。これに高宮が８ｓを打ち出し2局連続の8000放銃となった。
東3局、和久津がカン２ｐの役なしのテンパイを入れてダマ。そこから３ｐ単騎の役ありテンパイに変わる。そこに高宮が３－６ｐでリーチ。
亜樹はその宣言牌をチーして６ｍ片アガりのテンパイ。和久津は回る。結局、和久津はテンパイをもう一度取り、亜樹はオリ。高宮と和久津の2人テンパイで流局。
東4局1本場、亜樹はピンズのホンイツと国士の天秤。親の和久津は４ｐと８ｓのシャンポンでテンパイしダマ。さらにそこから２－５－８ｐに待ち変えしダマ続行。これを亜樹から打ち取り5800のアガり。
東4局2本場、岡田が１－４ｐで先制リーチ。ここは岡田がそのままツモって1300-2600のアガり。
南場の展開
南1局、親の高宮に大三元も見える配牌が入る。しかし亜樹と白が持ち持ち。高宮は初ポンからソーズのホンイツ。亜樹もピンズのホンイツで手をまとめてカン５ｐでリーチ。
さらに岡田が高目純チャンの１－４ｐで追っかけリーチ。ここは亜樹が１ｐを掴んで岡田に12000放銃となった。
南2局、高宮はピンズのホンイツ。和久津はマンズのホンイツ。和久津は６ｍチーから仕掛けていく。岡田は高目三色の６－９ｐで先制リーチ。最後の親で行くしかない亜樹から高目６ｐを打ち取り、2局連続の12000。
南3局、和久津が4巡目に６ｐ単騎で役ありテンパイ。そこから１３４ｓ待ちに変化してダマ続行。そこに親の岡田がカン４ｐでリーチ。
和久津はこのリーチに押していき、岡田から４ｓを打ち取る。3900のロンアガり。
南4局は岡田の1人テンパイで流局。和久津が決勝進出を決めた！
トータルスコア
1位：和久津晶 73200
2位：岡田紗佳 38700
3位：高宮まり 14800
4位：二階堂亜樹 -6700
その他タイトル戦の試合結果はこちら
天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします！
