2022年9月17日、日本プロ麻雀連盟のタイトル戦・第35期新人王戦が開催された。大会の詳細については下記の記事を参照。
出場者は以下の4名。
浜野太陽
木本大介
辻本一樹
岡田舜
連盟公式ルールで半荘4回戦を行い、トータルトップの者が優勝となる。
1回戦、東1局から試合が動く。親番の木本が辻本から11600を打ち取る大きなアガり。その後は辻本と木本がアガりを決め合う展開に。迎えた南1局、辻本がここまでトップ目の木本から12000直撃。1回戦はこのまま辻本が逃げ切りトップを獲得。
2回戦、1回戦ラスだった浜野が東1局の親番で12000テンパイ。しかし辻本と木本もテンパイ。ここは辻本が木本に5200放銃でスタート。木本は次局の親番でも浜野から9600をアガる。浜野は苦しい展開。
だが浜野は東4局1本場に木本から5200をアガるなど点数を回復。オーラスは1300-2600ツモ以上ならトップだったが、木本から2000を出アガって終了。木本トップ、浜野2着となった。
3回戦も木本は好調。東1局1本場で2000-3900をツモアガり。東2局も岡田のチャンス手を潰して2000をアガり、東3局も1000点とアガりを積み重ねていく。
そこに食らいつくのが浜野。南1局2本場、岡田から7700をアガり一気に木本に迫る。だが木本はその後も細かくアガり続ける。浜野がオーラスに8000をアガるも届かず、木本が連続のトップを決めた。ここまでの得点状況はこちら。
木本大介 +43.8
浜野太陽 +0.5
辻本一樹 -10.8
岡田舜 -33.5
木本はかなり有利な状況。2位の浜野とトップラスを決められない限りはかなり優勝が見える。
最終4回戦、東1局親番の浜野が木本とのめくり合いを制し5800直撃。だがこれにひるまず木本も小さなアガりではあるがアガって素点を回復する。そして東3局2本場では親の岡田の3副露にも勝負し、大きな8000をアガる。
その後の南場でも木本は自力で他の親番を落としていく。そしてオーラスは全員ノーテンで流局。木本は4回戦でもトップを獲得し、ぶっちぎりの優勝を決めた!
新人王に輝いた木本には連盟の他タイトル戦でのシードも与えられる。これからの木本の活躍に期待したい。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!