2022年10月10日、第14期RMUクラウンの決勝戦が開催された。RMUクラウンの詳細については下記の記事を参照。
決勝戦は半荘4回戦+新決勝方式*1で行われる。決勝戦の出場者は以下の4名。
多井隆晴
鈴木颯
楢原和人
浅井裕介
前年度のRMUクラウン優勝者である浅井は連覇なるか。また先日、第3期飛翔位を獲得した多井や、第14期令昭位に輝いた楢原らが2冠達成となるか、というのも注目ポイントのひとつだ。
1回戦
1回戦トップは浅井が獲得。2着には多井が入った。1回戦終了時のポイントは以下の通り。
浅井裕介 +29.0
多井隆晴 +5.0
鈴木颯 -8.5
楢原和人 -25.5
2回戦
続く2回戦、1回戦に続き浅井がトップを獲得で2連勝。しかも+61.8ポイントというトップ2回分ほどの大トップで大きなリードを作った。
2着は多井が2連続で滑り込み、トータル2位を維持。他2名は大きくポイントをマイナスしている。2回戦までのトータルスコア以下の通り。
浅井裕介 +90.8
多井隆晴 +13.5
楢原和人 -46.9
鈴木颯 -57.4
3回戦
3回戦、ここまで2着・2着と来ていた多井がついに初トップを獲得!トータル首位の浅井は3着でポイント差を40.6ポイントと、トップラスかトップ3着にすれば逆転があり得るところまで差を詰めた。
楢原・鈴木の下位2名は上位2名とポイント差がかなり開いてしまい、優勝の目は小さい。ここからは浅井と多井の一騎打ちといっていいだろう。3回戦までのトータルスコア以下の通り。
浅井裕介 +82.3
多井隆晴 +41.7
鈴木颯 -53.8
楢原和人 -70.2
4回戦+新決勝
4回戦は楢原がトップを獲得。浅井がラスを引くも、トータル2位の多井も3着だったため、浅井がトータル首位・多井トータル2位のまま新決勝に突入。
新決勝で多井はポイント増やせず。浅井がトータル首位のまま決着。浅井が前年度に続いてRMUクラウン連覇を達成。第7・8期を連覇した河野以来、2人目の連覇となった。最終結果は以下の通り。
浅井裕介 +61.5
多井隆晴 +39.6
楢原和人 -11.2
鈴木颯 -90.9
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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*1:RMUの一部タイトル戦で導入されている方式。規定の半荘を進行した後、優勝者を決める1局単位の延長戦を行う。和了者が総合トップになった時点で終了し、それ以外の場合は全て続行となる。目無し問題の解決のため導入された。