Mリーグ2022-23レギュラーシーズン 10月18日・第19試合の出場選手は以下の通り。
東家:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
南家:本田朋広(TEAM雷電)
西家:丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
東1局は丸山が2000-4000をツモってスタートするも、東2局に親番の本田が6000オールをツモ。結果手身にはこのリードが大きく、本田が今期初トップを獲得するまでに至った。
ただこの半荘は本田がトップを取った、ということよりも本田の麻雀のスタイルに昨年度からの変化が見えた点が最も注目すべきポイントだろう。
東3局2本場、本田は発を一鳴きから仕掛けて、供託回収と局消化を狙った。これが成功し、点数を増やしながら局を進めることに成功。東4局では渋川のチンイツに対してきっちり回って形式テンパイで得点。
昨年度までの本田は鳴き自体はそこそこ入れるものの、供託を回収するために速度勝負で軽く仕掛けたり、形式テンパイで立ち回って得点を減らさない、といった細かい仕掛けに関してはやや鈍感だったように思う。
しかしこの1半荘ではその点が変化し、よりよいバランスで麻雀を打てているように感じた。昨期ぶっちぎりの最下位となったTEAM雷電を変えるのはあるいはこの男なのかもしれない。
昨年は雷電が沈みすぎてしまったことで、レギュラーシーズンの終盤の見所がひとつ減ってしまっていた。今期の奮闘を祈っている。
詳細な試合結果はこちら
感想の一覧はこちら
天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!