最高位戦日本プロ麻雀協会のタイトル戦「第6期新輝戦」、予選が10月から開催されています。本記事では新輝戦の大会概要やシステム、試合結果などの情報をまとめていきます。
大会概要
新輝戦は2017年より新設された最高位戦で最も新しいタイトル戦。最高位戦に所属するプロのみが出場できる。一次予選・二次予選・本戦…試合のステージごとに対局ルールが異なることが他のタイトル戦では見られない大きな特徴。
ちなみに新輝戦という名称は最高位戦創設当時の代表である新津潔と副代表を務める金子正輝の名前から一文字ずつ取って名付けられた。考案者は日向藍子。
大会システム
予選から本戦、決勝までいずれもルールが異なる。ルールは対局のステージごとに以下のようになる。
一次予選
最高位戦ルールを採用。まず半荘4回戦を行う。4回戦終了時点で上位4名は勝ち上がりが決定し、28位以下は敗退決定となる。その後、5回戦目を5位~28位の選手で行い、終了時に5位~16位の選手が勝ち上がりとなる。
一次予選は複数会場で開催され、地方支部でも予選が開催される。また二次予選進出数は、参加者数などに応じて若干名の変動がある。
二次予選
赤ありルールを採用。まず半荘4回戦を行う。4回戦終了時点で上位3名は本戦進出、27位以下は敗退となる。その後、4位~27位の24名で5回戦目を行い、終了時に4位~15位の選手が本選進出となる。本戦出場者数は参加者数などに応じて若干名の変動がある。
本戦
最高位戦Classicルールを採用。まず半荘4回戦を行う。4回戦終了時点で上位4名がベスト16進出決定となり、37位以下は敗退が決定する。
その後、残りの5位~36位の選手で5回戦を行う。5回戦終了時点で5位~8位の選手はベスト16進出、25位以下の選手は敗退となる。
そして最後に残った9位~24位の選手で最終6回戦を行う。6回戦終了時、9位~16位の選手はベスト16進出。17位以下の選手は敗退となる。
ベスト16・準決勝
最高位戦ルールを採用。同一メンバーで3半荘を行い、各卓上位2名がベスト8進出のトーナメント戦を行う。準決勝も同様のトーナメントを行い、決勝進出者を決定する。
決勝
赤ありルールを採用。半荘6回戦を行い、トータルスコアが最も高かったものが優勝となる。ただし4回戦、5回戦終了時にトップと2着のポイントが100pt以上離れていた場合、その時点でトップが優勝となるシステム(=コールドシステム)が採用されている。
競技ルール
最高位戦ルールおよび最高位戦Classicの詳細なルールについては下記を参照。赤ありルールは最高位戦ルールに赤ドラを追加したものと思われるが、公式HPなどに特に記載がないため、詳細についてはまた後日更新する。
本戦日程
本戦:2022年12月3日(土)
準決勝:2022年12月4日(日)
決勝:2022年12月18日(日)
試合結果
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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