Mリーグ2022-2023レギュラーシーズン、11月1日開催の第35試合出場者は以下の通り。
東家:村上淳(赤坂ドリブンズ)
南家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:日向藍子(渋谷ABEMAS)
北家:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)
この対局で一番の見所はやはり東3局だろう。東3局、まず内川がペン7pで先制リーチをかける。このリーチに対して親番の日向はドラの7sを暗刻で抱えており、かなり強く危険牌を押していく。そして終盤に6-9mでテンパイして追っかけリーチ。
ここまでならよくある話だが、日向はその後ドラの7sをもう1枚持ってくる。4枚目の7sだからこれをアンカン。手牌にはドラ4の状況でリンシャン牌をもってくると、なんと6m!嶺上開花でのアガりを決めて、この段階で6000オールが確定。
そして裏ドラをめくってみると、6sが裏ドラ表示牌に!これともう1枚の裏ドラも乗って裏ドラ5枚。リーチツモ嶺上開花ドラ4裏ドラ5で12翻。親の3倍満で12000オールを決めた。ちなみに裏ドラ5枚はMリーグ新記録、ドラ9枚は寿人と並んでMリーグタイ記録らしい。
これでもう大勢は決まってしまった感じがあった。内川がアガりを重ねるが、日向には全く届かず。オーラスも瀬戸熊の親リーチに対して日向がテンパイでプッシュ。2000-4000をツモアガって日向は6万点超えのトップを獲得した。
この結果、日向は個人スコアが全体の4位に浮上。日向・松本・多井とベスト5に渋谷ABEMASの選手が3人入るというハッキリいって異常な事態が発生している。渋谷ABEMASが強いのは毎年のことだが、それにも増して今年は強い感じだ。
残る1人の白鳥もプラスポイントで決して悪い数字ではない。ABEMASはレギュラーシーズンの間に一体どれほどのポイントを稼ぐのだろうか?あまり一方的な展開になるのも問題だが少しワクワクしてしまう自分もいる。
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