Mリーグ2022-2023レギュラーシーズン、11月11日開催の第48試合出場者は以下の通り。
東家:本田朋広(TEAM雷電)
南家:小林剛(U-NEXTパイレーツ)
西家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
北家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
雷電の本田は第47試合に引き続いての連投。前試合では本田は-23800点という大きなハコラス。今シーズン好調な本田、ここで巻き返せるか。また、もう一人絶好調なのは風林火山の松ヶ瀬。ここまで5試合で3勝を挙げている。この2人に注目したい。
そして対局が始まると、本当に本田と松ヶ瀬の叩き合いになるという展開。東1局、本田が滝沢とのリーチでのめくり合いに勝っていきなりの6000オール。1本場でも6100を小林からアガって一気にリードを広げる。
しかし好調松ヶ瀬も負けていない。東2局3本場に2300-4300をツモると、東3局2本場の親番で4200オールの一発ツモ。
さらにここに東4局、滝沢が6000オールをツモって三つ巴の展開に。1人置いて行かれた小林がものスゴい苦しい展開。
南場に入ってもこの展開は変わらず。南1局、本田が滝沢から7700ロンでリードを広げる。南2局3本場、小林が大ミンカンから18000のテンパイを入れるも、そこに松ヶ瀬が5面待ちのリーチ。これに小林が一発放銃で8900ロン。
小林はこれさえアガればという手を潰されもう厳しい。一方本田もアガり続けているのに松ヶ瀬を引き離せない。
だが南3局、滝沢のリーチに勝負した松ヶ瀬が8000放銃。これがほぼ決め手となり南4局でも本田は滝沢から8000をアガって終了。本田と松ヶ瀬の恐ろしい叩き合いだったが、本田が制してトップを獲得。
今期、TEAM雷電はこの序盤戦好調を維持している。11月11日の第1試合で本田が大きなラスを引いたときは、ここから崩れてしまうのか?と思ったが、本田は自らの手でトップを取り勢いを引き戻した。今年こそついにTEAM雷電のファイナル進出が見られるのかもしれない。
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