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麻雀最強戦2022ファイナル1st Stage試合結果

2022年12月10日、麻雀最強戦2022ファイナル1st Stageが開催される。その試合の過程および結果について本記事でお届けする。2nd Stageの結果はこちらを参照。

基本ルール

A~D卓でそれぞれ東南半荘戦1回勝負で上位2名が勝ち抜け。残った8名が明日、12月11日開催の2nd Stageに進出となる。

・喰いタンあり、後付けあり
・赤なし、一発裏ドラあり
・カンドラカン裏あり
・トビなし
・ラス親のアガり止め、テンパイ止めなし

これまでの最強戦の結果の詳細は下記を参照。

A卓試合結果

出場者

杉浦まゆ
鈴木大介
大塚翼
ももたん

東場の展開

東1局、親の大塚が中盤カン4sチーから中バックの仕掛け。この仕掛けに他3者は回る。仕掛けた大塚もテンパイせず、全員ノーテンで流局。

東2局1本場、鈴木が白ポンから仕掛け。5-8mで先制テンパイするとももたんからすぐに8mが出て1300のアガり。

東3局、杉浦が発ポンから仕掛けソーズのホンイツ。親の鈴木が白ポンから仕掛けてドラトイツの手。鈴木は3副露してペン7pのマンガンテンパイ。そこから9p単騎に待ち変え。他3者はこれにオリ。鈴木はその後も待ちを変えていき、最終的に2p3p待ちにしてツモアガり。4000オールで一歩抜け出す。

東3局1本場、ももたんが中盤中ポンから仕掛けてカン6pテンパイ。そこから4s7pのシャンポンに待ち変え。親の鈴木は辛く仕掛けて2-5pテンパイ。そこに大塚が2-5sでリーチ。3者のめくり合い、制したのは鈴木。ももたんから1800ロン+1000のアガり。

東3局2本場、大塚がカン8pチーから白バックとピンズのホンイツを見た仕掛け。杉浦は7sアンカンから1-4pで先制リーチ。その宣言牌を鳴いて鈴木は2-5pテンパイを入れる。2人のめくり合い、またも鈴木に軍配。杉浦から5800は6400+1000のアガり。

東3局3本場、鈴木が7mポンから仕掛けてマンズの一色。中盤タンヤオに方針転換。鈴木はカン7pでテンパイ。杉浦はタンピンドラ2の5-8pダマテンを入れる。しかしここは2人ともアガりは出ず流局。

東3局4本場、大塚が東ポンからソーズのホンイツ。鈴木は4-7mで先制リーチ。他3者はこれにオリて一人旅。鈴木がそのままツモって2600は3000オール。

東3局5本場、鈴木がダブ東ポンから仕掛け。大塚がカン6sで先制リーチ。そこに鈴木が押していき6s7sの変則待ちでテンパイ。最後まで鈴木は押し切り、鈴木と大塚の2人テンパイで流局。

東3局6本場、大塚が西をポンしてカン7sのテンパイ。これが杉浦から出て1000は2800のアガり。

東4局、杉浦が5-8mで先制リーチ。そこにテンパイした大塚が追っかけリーチに行くも、宣言牌が8m。杉浦が大塚から8000のアガり。

南場の展開

南1局、ももたんが南ポンから仕掛け。ももたんは3副露してカン8sテンパイ。これにチートイツのイーシャンテンから鈴木が放銃。ももたんが5200のアガり。

南2局、大塚が白ポンから仕掛け。親の杉浦がペン3sでテンパイし一旦ダマ。次巡1s東のシャンポンに変化して先制リーチ。他3者はリーチに回って、杉浦がそのままツモアガり。2600オール。

南2局1本場、ももたんが自風でドラの西ポンから仕掛け。ももたんが5-8pでテンパイ。鈴木は2-5mでテンパイしダマ。ももたんはそこからアンカンして新ドラが西でドラ6の手に化ける。これをツモって3100-6100。ももたんが2着に浮上。

南3局、親の鈴木が4-7sでテンパイしダマ。そこにももたんが打ち込み1500。

南3局1本場、ももたんが3巡目に2-5mでテンパイしダマると次巡すぐにツモアガり。800-1400のアガり。

南4局、鈴木はカン5pから仕掛けて白バックの仕掛け。そこからタンヤオに変化して4-7mでテンパイ。これにももたんが打って1000。鈴木大介・ももたんの勝ち上がりが決定した。

A卓最終順位

1着:鈴木大介 51000
2着:ももたん 27000
3着:杉浦まゆ 16700
4着:大塚翼    5300

B卓試合結果

出場者

岡崎涼太
前原雄大
瀬戸熊直樹
内田みこ

東場の展開

東1局、前原が3p単騎でテンパイし一旦ダマ。そこに内田が喰いタンで仕掛けて2-5pテンパイ。さらに親の岡崎が5-8sでリーチ。ここは内田が8sを勝負して一発放銃。岡崎が7700のアガり。

東1局1本場、内田が白ポンから仕掛け。終盤4-7pでテンパイ。そこにテンパイした前原が4pを打ち出し1300のアガり。

東2局、親の内田に配牌ダブ東暗刻。前原は白ポンから仕掛け。5-8mで5巡目にはテンパイ。内田も東暗刻を活かして仕掛け。内田は5-8m待ちを読んで7p8mのシャンポンに受けてテンパイ。だがここは前原が5mをツモって500-1000。

東3局、前原が中ポンから仕掛け。親の瀬戸熊はソーズの一色。前原はトイトイに移行して6m北のシャンポンテンパイ。瀬戸熊も7sチーからカン3sのチンイツテンパイ。2人のめくり合い、制したのは前原。瀬戸熊から5200ロン。

東4局、全員中々テンパイしない。前原が終盤形テン狙いの仕掛け。瀬戸熊はチートイツの5m単騎でテンパイしダマ。岡崎も中暗刻で仕掛けて8m単騎のテンパイ。

瀬戸熊が8mを引いてリーチ。瀬戸熊の宣言牌を鳴いて前原が4m5pのテンパイ。結果アガりは出ず、前原・瀬戸熊・岡崎の3人テンパイで流局。

東4局1本場、岡崎が白ポンから仕掛け。瀬戸熊が3-6pで先制リーチ。岡崎はテンパイを入れようと粘るが最終手番で6m引いて打ち切れず。瀬戸熊の1人テンパイで流局。

南場の展開

南1局2本場、瀬戸熊が2sポンから役牌バックの仕掛け。供託を狙う。そして白発のダブルバックでテンパイ。他3者はこの仕掛けに回る。またも瀬戸熊の1人テンパイで流局。

南2局3本場、瀬戸熊が1sポン2sポンでトイトイと中バックの仕掛け。前原が中盤過ぎに6-9mで先制リーチ。前原は第1打で8mを切っており、6-9mが通りそうな河。これに瀬戸熊との共通安パイを探した岡崎が9mを一発で放銃し8000。

南3局、岡崎が9mをアンカン。そこから5巡目にカン7pで先制リーチ。そこに親の瀬戸熊が5-8mでテンパイしダマ。さらに内田が1-4sで追っかけリーチ。3者のめくり合い、勝ったのは瀬戸熊。4000オールで一気に抜け出した。

南3局1本場、岡崎がドラ3のカン2pで先制リーチ。これにラス目の内田が2pを勝負して8300放銃。

南4局、岡崎が逆転のテンパイを入れられず。全員ノーテンで流局し、瀬戸熊直樹・前原雄大の勝ち上がりが決まった。

B卓最終順位

1着:瀬戸熊直樹 38300
2着:前原雄大  36800
3着:岡崎涼太  25600
4着:内田みこ    -700

C卓試合結果

出場者

菅原千瑛
片山まさゆき
石川遼
友添敏之

東場の展開

東1局、片山が北ポンからマンズのホンイツ。そこに菅原が5-8pで先制リーチ。親の友添が終盤の追っかけリーチに行くも宣言牌が5p。菅原が5200ロンアガり。

東2局、片山が7pポンからトイトイの仕掛け。石川が3-6mで先制リーチ。片山は石川のリーチ宣言牌の北をポンして2p5sのテンパイ。さらに菅原が4-7sで追っかけリーチ。ここは石川が3mをツモって1300-2600。

東3局、全員テンパイが入らない。終盤に親の石川が8mをチーして2m3pのテンパイ。これをツモって500オールで連荘。

東3局1本場、菅原が5mポンからトイトイ。片山は自風の南をポン。菅原が2s1pのテンパイ。菅原は4sをアンカン。その次巡に1pをツモ。三暗刻もついて2100-4100のアガり。

東4局、友添がドラのカン8sの三色テンパイでダマ。終盤石川が4pポンして三色の片アガりのテンパイ。片山も高目三色の6-9pテンパイでダマ。ここは片山が安目の6pをツモって1300オールのアガり。

東4局1本場、石川が1-4pで6巡目先制リーチ。中盤親の片山がペン3pで追っかけリーチでめくり合いに。このめくり合いは片山に軍配。1100オールのツモアガり。

東4局2本場、菅原が6-9sでテンパイしダマ。そこに友添がペン7pでリーチ。このリーチを見て菅原がツモ切り追っかけリーチ。このめくり合い、勝ったのは菅原。1000-2000+1000のアガりでリードを広げる。

南場の展開

南1局、親の友添がドラ3のカン2mで先制リーチ。このリーチに他3者はオリ。アガりは出ず、友添の1人テンパイで流局。

南1局1本場、石川が白ポンから仕掛け。そこに友添が689sの変則3面で先制リーチ。このリーチもアガれずまたも友添の1人テンパイで流局。

南1局2本場、友添が5-8mで5巡目先制リーチ。このリーチはようやく実り、4200オールのアガり。友添が一気に2着に浮上。

南1局3本場、友添が中盤3mをチーして発バックのテンパイ。そこに片山が5-8sでリーチ。さらに石川が8m単騎のチートイツで追っかけるとこれを片山から一発で打ち取る。裏2枚で12000のアガりを決める。

南2局、片山が中盤過ぎ6-9sで先制リーチ。親の菅原は4-7sでテンパイしダマ。菅原は2pを引いてオリ。片山の1人テンパイで流局。

南3局1本場、友添が4p6pの役なしシャンポンテンパイでダマ。そこからタンヤオに変化しダマ続行。菅原はドラの白を重ねてチートイツでテンパイ。ここは菅原が7pをツモって2000-4000。菅原がトップ目でオーラスを迎える。

南4局、菅原がカン7sの役なしテンパイでダマ。同巡、石川が6sをチーして白バックのテンパイ。さらに友添も石川の切った中をポン。友添は終盤1-4sでテンパイ。このめくり合い、制したのは友添。片山から出た4sを打ち取り1000。友添と菅原の勝ち上がりが決まった。

C卓最終順位

1着:菅原千瑛 39700
2着:友添敏之 27800
3着:石川遼  26600
4着:片山まさゆき 5900

D卓試合結果

出場者

東家:渋川難波
南家:丸山奏子
西家:岡田紗佳
北家:黒沢咲

東場の展開

東1局、岡田がドラの9pポンから中バックの仕掛け。丸山が発単騎のチートイツで4巡目先制リーチ。親の渋川がこれに押していき1-4pで追っかけリーチ。これに岡田が1pを一発で押し、4800放銃。

東1局1本場、丸山が中ポンから仕掛け。渋川がカン3sのマンガンをテンパイしダマ。そこに黒沢が1-4pでリーチ。2人のめくり合いとなるがアガりは出ず。渋川は1pを止めてオリ、黒沢の2人テンパイで流局。

東2局2本場、親の丸山が6mポンからマンズのホンイツの仕掛け。丸山が東南のシャンポンでテンパイ。その後渋川は6-9sでテンパイしダマ。さらに黒沢も5-8mでテンパイしてダマ。ここは黒沢が9sを掴んで渋川に放銃。渋川が4200+1000のアガり。

東3局、丸山が2-5-8pで先制リーチ。これを一発でツモって裏1枚の3000-6000に仕上げる。

東4局、丸山が一通確定のペン3pで4巡目先制リーチ。そこに渋川がカン2pで追っかけリーチ。2人のめくり合い、勝ったのは渋川。1000-2000+1000のアガりで渋川トップ目で南入。

南場の展開

南1局、親の渋川がタンヤオチートイツでテンパイしダマ。岡田は白ポンからマンズのホンイツ。ここは岡田が渋川に4800放銃。

南1局1本場、渋川が1-4mで先制リーチ。黒沢は5pポンからMAX大三元の仕掛け。岡田が3-6-9mのフリテン追っかけリーチ。このめくり合いをなんと岡田が制する。一通になる9mをツモって2100-4100。

南2局、黒沢が5-8sで先制リーチ。丸山は一発消しで鳴き。黒沢以外の3者は全員オリ。黒沢もアガれず1人テンパイで流局。

南3局1本場、丸山が2pチーして3m7sのツモり三暗刻テンパイ。そこに親の岡田がペン7pでリーチ。丸山はこのリーチに回って3m7mで再びテンパイ。黒沢も発ポンから4-7pでテンパイ。3者のめくり合いとなるがアガり出ず。丸山・黒沢・岡田の3人テンパイで流局。

南3局2本場、渋川がカン2mチーから三色バックの仕掛け。岡田が6pポンしてピンズのホンイツ。発を暗刻にして2-5pテンパイ。黒沢はダブ南をポンしてイーシャンテン。ここは岡田が5pをツモって2800オール+2000のアガり。

南3局3本場、丸山が発をポンして5巡目に3-6-9mで先制テンパイ。岡田はドラ8pポンから一通バックの仕掛け。ここは黒沢から9mがすぐに出て丸山が1900のアガり。

南4局、丸山が白ポンから仕掛け。丸山は発もポンして3-6pでテンパイ。これが直後に岡田から出て3900。丸山奏子・渋川難波の勝ち上がりが決定した。

D卓最終順位

1着:丸山奏子 33900
2着:渋川難波 30200
3着:岡田紗佳 22200
4着:黒沢咲  13700

2ndStage進出者

鈴木大介
ももたん
瀬戸熊直樹
前原雄大
菅原千瑛
友添敏之
丸山奏子
渋川難波


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