2023年1月4日、第17期女流桜花決定戦3日目の試合が開催された。女流桜花の詳細については下記の記事を参照いただきたい。
決定戦出場者はプレーオフを勝ち抜いた、内田美乃里・山脇千文美・白銀紗希の3名と現女流桜花の魚谷侑未の4名。
女流桜花決定戦では1日4半荘を3日間、計12半荘を行い、トータルトップが優勝者となる。3日目・最終日の本日は9回戦から12回戦が開催。2日目終了時点でのスコアは以下の通り。
山脇千文美 +49.2
魚谷侑未 +11.5
白銀紗希 -11.2
内田美乃里 -51.5
9回戦
東1局は流局で静かなスタート。東3局1本場、魚谷が4100オールをツモアガって一歩リード。魚谷はその後も700オール、4800ロン、12800ロンとアガってトータル首位に躍り出る。
その後は白銀が小さな手を複数回アガって魚谷に迫るが、魚谷をまくるまでには至らず。それどころか南3局に魚谷は内田から11600ロンで更に得点を稼ぐ。魚谷は結局6万点超えのトップを獲得。2着には白銀が入った。9回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
魚谷侑未 +49.7
山脇千文美 +34.1
白銀紗希 +12.0
内田美乃里 -97.8
10回戦
10回戦、9回戦に続いて東3局に魚谷が4000オールツモを決めてリード。このリードを保ったままオーラスまで局が進むが、南4局1本場に親の白銀が魚谷から8000を直撃しトップ目に躍り出る。
白銀はその後も連荘を続ける。2本場に2100を山脇からロン。3本場・4本場と積んでいき、なんと11本場まで親を続けるとんでもない大連荘。白銀は8万点超えのトップを獲得。1半荘で一気に他3者を突き放してトータル首位となった。10回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
白銀紗希 +80.8
魚谷侑未 +19.3
山脇千文美 +13.0
内田美乃里 -115.1
11回戦
11回戦も白銀はアガり続ける。東2局2本場、親の白銀は2200オールツモ。3本場は内田のアガりだが、東3局白銀は内田から8000ロン。流局を挟んで、東4局1本場も内田から1600ロン。
南1局、魚谷が親で2000オールツモ。南2局に入ると親の白銀が3連続のアガり。南3局に山脇が6000オールツモで白銀に迫るも、最後は白銀が自力でアガって半荘終了。白銀が連続のトップを獲得。優勝が一気に近づいた。11回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
白銀紗希 +107.5
山脇千文美 +18.6
魚谷侑未 +12.6
内田美乃里 -140.7
12回戦
12回戦、山脇がひたすらアガる。東1局は流局、1本場に魚谷から4200ロン。2本場に1200オール、3本場はノーテン流局も東2局4本場に魚谷から9200ロン。さらに東3局にも魚谷から8000ロン。
山脇がアガり続けていけば奇跡の逆転優勝もあったかもしれないが、南2局2本場に親の魚谷が山脇から12600ロン。さらに4000オール・1300オールと魚谷がアガるが、白銀が自力で親番を流す。
オーラス、山脇が白銀から役満直撃条件で国士無双をテンパイするも、白銀から直撃できず。山脇の1人テンパイで流局し、第17期女流桜花は白銀紗希!
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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