2022年10月20日、麻将連合のタイトル戦「第16期将星決定戦」が開催されました。本記事では将星決定戦の大会概要やシステム、試合結果などについて情報をまとめていきます。
大会概要
麻将連合では通年でツアー選手によるリーグ戦である「ツアーランキング戦」が行われている。毎月そのランキング戦が開催され、最終的にリーグの上位4名で将星の称号をかけて「将星決定戦」が行われる。
大会システム
ツアーランキング戦
11月から9月まで月1回開催。11月に前年度のツアーランキング戦順位に応じて並べ(期首順位)順位毎に1ポイントずつの差をつけて開始する。例えば参加人数が40人の場合であれば、1位は40P、2位は39P…40位は1Pというようにポイントを持ってスタートする。
1開催日につき2節の試合が行われ、1節は2半荘で争われる。半荘における得点は関係なく、節ごとの最終順位によってのみポイントが与えられ、1節毎に1位3P、2位1P、3位 -1P、4位 -3Pをポイントに加算する。ポイントの合計が高い方がランキングの上位となる。
将星決定戦
ツアー選手ランキング戦終了時に上位4名に入っていたツアー選手で10月に開催される。半荘4回戦を行い、トータルスコアが最も高かったものが優勝となる。
競技ルール
ツアーランキング戦、将王決定戦のいずれもμリーグルールと同様。一発・裏ドラ・カンドラなし。順位点は1着から+12/+4/-4/-12。またテンパイ料がない。ルールの詳細については下記を参照。
決定戦出場者
岩瀬航
松山武命
若林貴浩
大沢健二
試合結果
1回戦
1回戦は大沢がトップ。2着には若林が入った。ポイントは以下の通り。
大沢健二 +23.6
若林貴浩 +12.9
松山武命 -12.6
岩瀬航 -24.9
供託 1.0
2回戦
2回戦、トップを獲得したのは1回戦2着だった若林。これで若林がトータル2首位に躍り出た。一方、1回戦トップの大沢はが2着獲得。大沢と若林の一騎打ちの様相を呈してきた。2回戦のポイントは以下の通り。
若林貴浩 +34.8
大沢健二 +1.2
岩瀬航 -12.6
松山武命 -23.4
また2回戦までのトータルスコアは以下の通り。
若林貴浩 +47.7
大沢健二 +24.8
松山武命 -36.0
岩瀬航 -37.5
3回戦
3回戦、岩瀬が初トップを獲得。トータル4位から3位に浮上。2着には若林が入り、これで3半荘連続の連対。ポイントを順調に積み上げた。トータル2位の大沢はラストなり、一気にポイントを減らした。この結果、若林が一人抜け出して最終戦を迎えることとなった。
岩瀬航 +22.8
若林貴浩 +9.2
松山武命 -7.8
大沢健二 -24.2
3回戦までのトータルスコアは以下の通り。
若林貴浩 +56.9
大沢健二 +0.6
岩瀬航 -14.7
松山武命 -43.8
4回戦
4回戦、トップを獲得したのは大沢。これで若林が4着なら首位が入れ替わるところだったが、若林はきっちり2着で結局4半荘全てで連対を達成。ポイントを更に増やし、初の優勝を決めた。
大沢健二 +29.8
若林貴浩 +11.3
松山武命 -14.2
岩瀬航 -26.9
最終結果
若林貴浩 +68.2
大沢健二 +30.4
岩瀬航 -41.6
松山武命 -58.0
若林貴浩がμ公式戦初優勝!
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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