神域リーグの第3節が昨日6月6日に開催されました。詳細な試合結果については下記の記事を参照してください。
今回も様々な名場面が飛び出した神域リーグでしたが、格好良さでの一番はルイス・キャミーさんの打ちスジだったのではないでしょうか。
神域リーグ第3節第8試合。ルイスさんは南4局の時点で、マンガンツモでようやく3着に上がれるというラス目。
まず南4局で打点を狙ってきっちりチートイツのテンパイを作ったのが一つ評価に値します。
ただこの手は不運にも放銃となってしまい、迎えた南4局1本場。放銃は4800点で済んだため、まだハネ満ツモ条件が残っています。
ただ赤あり麻雀といってもハネ満ツモはそんな簡単に引けるものではありません。
ハネ満を目指してもらった配牌がこの形。
あまり良いとは言い難い手です。まずハネ満以前にアガれるかどうかも微妙なラインの手でしょう。
だが上手く牌を引き入れていき、まずはこの形でテンパイを入れます。
その後、を引き入れるとを切ってテンパイ外しをして下記の形になりました。
これで一通と三色が両方見られる黄金のイーシャンテンです。まずこのテンパイ外しが秀逸でしたね。
そして絶好のを引き入れてテンパイ。ツモって裏1ならハネ満になる手のため、ここでリーチを打つのが普通だと思います。
だがルイスさんはここでを切って、一手待ちました。
するとドラのを引き入れて三色のテンパイに。これでツモれば確定ハネ満。ルイスさんはここでを切り、カンリーチとしました。
結果はハイテイでの劇的なツモ。見事、倍満のアガりを決め、3着に浮上しました。
ハイテイでツモということは、もしでリーチでもハネ満ツモになっていました。
しかし、確定のハネ満を作る、というルイスの強靱な意志がハネ満を倍満にまで押し上げたわけです。
まず4着から3着に上がったことで+20ポイント得したわけですが、ハネ満を倍満にしたことでさらに4ポイント得したことになります。
こんな4ポイントが後々勝負の綾になってくるのが麻雀というゲーム。この4ポイントが後々効いてきたら面白いですね。
ルイス・キャミーさんの紹介記事も興味があれば参照ください。
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