本ブログでは麻雀プロのランキング記事をたびたび作成中です。
今回は日本プロ麻雀協会におけるタイトル獲得数のランキングを作成。
Mリーグ2022ドラフトで新たに協会からMリーガーに2名が選出されるなど、今注目されている協会ですが、タイトル数では誰がトップなのか見ていきましょう。
日本プロ麻雀協会とは
日本プロ麻雀協会は2001年、最高位戦日本プロ麻雀協会に所属していた土井泰昭氏が立ち上げたのプロ団体です。その土井泰昭氏が初代代表、現在の代表は五十嵐毅氏です。
Mリーグ2022シーズンで新たにMリーガーに2人指名されるなど、隆盛を迎えつつあります。
獲得数に含めるタイトルの一覧
日本プロ麻雀協会が主催している主なタイトルとして、以下の5タイトルの獲得数を算出していきます。
雀王戦・雀竜位戦・女流雀王戦・日本オープン・オータムチャンピオンシップ
このタイトル獲得者の中には途中から団体を移った方などもいますが、それらも区別することなくカウントしてランキングにしています。
タイトル数のデータは2022年3月20日時点でのデータを使用しています。
獲得回数1回
タイトルの獲得回数が1回のプロは全34名います。プロ名の一覧を下記に掲載しています。
▼獲得回数1回の一覧はこちらをクリック▼
土井泰昭
尾崎嘉紀
須田良規
木原浩一
角谷ヨウスケ
堀慎吾
石野豊
福田聡
内海元
斎藤俊
武中進
富永修
手塚紗掬
奥村知美
冨本智美
豊後葵
阿部孝則
中村光一
山下健治
村上淳
武中真
北島路久
坂巻稔永
山口大和
魚谷侑未
下出和洋
吉田光太
佐井孝太
下井重貴
菊地俊介
蔵美里
岩崎啓悟
千貫陽祐
サイコロ太郎
獲得回数2回
金太賢
獲得タイトル:雀王2期
金太賢プロは2017年、2018年に第16期・第17期の雀王を連覇。Mリーガーの候補としても注目されている、最近活躍中のプロです。
大脇貴久
獲得タイトル:オータムチャンピオンシップ、雀竜位
大脇貴久プロは第5回オータムチャンピオンシップ、第9期雀竜位を獲得しています。
仲林圭
獲得タイトル:オータムチャンピオンシップ、雀竜位
仲林佳プロは第10期雀竜位と第7回オータムチャンピオンシップを獲得。これらを同年に獲得し2冠を達成しています。
最近では最高位戦のタイトルとなりますが發王位を獲得。Mリーグ2022ドラフトでU-NEXTパイレーツから指名を受けました。
江崎文郎
獲得タイトル:雀竜位2期
江崎文郎プロは雀竜位15期・16期連覇を達成し、タイトル2期となります。
大浜岳
獲得タイトル:オータムチャンピオンシップ、雀竜位
大浜岳プロは第4回オータムチャンピオンシップ、第18期雀竜位を獲得しています。
崎見百合
獲得タイトル:女流雀王戦2期
崎見百合プロは第3期・第6期の女流雀王を獲得しています。協会のAリーグに所属していたこともある実力者です。
眞崎雪菜
獲得タイトル:女流雀王戦2期
眞崎雪菜プロは女流雀王を第4期・第5期と連覇を達成。また、最高位戦が主催する女流名人戦のタイトルも獲得しています。
佐月麻理子
獲得タイトル:女流雀王戦2期
佐月麻理子プロは第14期・第19期の女流雀王を獲得。第26期麻雀マスターズも獲得しており、協会の女流プロの上位に位置しています。
多井隆晴
獲得タイトル:日本オープン2期
多井隆晴プロは第1回、第9回の日本オープンを獲得。もちろん協会の所属ではありませんが、多井プロは様々な団体のオープン戦のタイトルを獲得していることがよく分かります。
綱川隆晃
獲得タイトル:オータムチャンピオンシップ2期
綱川隆晃プロは第9回・第12回のオータムチャンピオンシップを優勝。最近では雀魂の最高位である魂天を麻雀プロで初めて獲得したということで注目されています。
獲得回数3回
鍛冶田良一
獲得タイトル:雀王、雀竜位2期
鍛冶田良一プロは第4期雀王、第1期・第2期の雀竜位を獲得。日本プロ麻雀協会の副代表も務めています。ちなみに妻は同団体の崎見百合プロです。
小倉孝
獲得タイトル:雀王、雀竜位2期
小倉孝プロは第7期雀王と第3期・第4期の雀竜位を獲得しています。協会に所属して1年目に雀竜位を獲得するという偉業を成し遂げています。また麻雀プロとしてだけでなく、プロポーカープレイヤーとしても有名です。
矢島亨
獲得タイトル:雀王、雀竜位、日本オープン
矢島亨プロは第19期雀王、第17期雀竜位、第13回日本オープンと協会の3大タイトルを制覇する「グランドスラム」を初めて達成したプロです。
矢島プロは仕掛けを得意とし、高打点の仕掛けを使いこなし、副露打点派とでもいうべき独特なスタイルの持ち主です。
渋川難波
獲得タイトル:雀王、雀竜位、日本オープン
渋川難波プロは第20期雀王、第11期雀竜位、第15回日本オープンを獲得。矢島プロに次ぐ、2人目のグランドスラム達成者です。達成時の年齢は矢島プロより若く、最年少での達成となっています。
この経歴が認められ、Mリーグ2022ドラフトではKADOKAWAサクラナイツに指名されMリーガーに。今後の活躍に期待です。
吉田基成
獲得タイトル:オータムチャンピオンシップ、雀竜位2期
吉田基成プロは第3回オータムチャンピオンシップ、第6期・第14期の雀竜位を獲得しています。
大崎初音
獲得タイトル:女流雀王戦3期
大崎初音プロは第9期・第10期・第12期女流雀王を獲得しています。かなりのメンゼン派でリーチ主体の打ち手です。
逢川恵夢
獲得タイトル:女流雀王戦3期
逢川恵夢プロは第17期・第18期・第20期の女流雀王を獲得しています。団体対抗のタイトル戦である四神降臨女流王座決定戦でも2019、2020と連覇。協会を代表する女流プロの一人です。
藤崎智
獲得タイトル:日本オープン3期
藤崎智プロは第3回・第5回・第6回の日本オープンを制覇しています。日本プロ麻雀連盟に所属している藤崎プロですが、連盟のタイトルでも鳳凰位、十段位を獲得しており、麻雀界全体でもトッププロに入るでしょう。
獲得回数ベスト3
第3位:鈴木達也
獲得タイトル:雀王4期
タイトル獲得数第3位は鈴木達也プロ。第2期・第6期・第8期・第10期の雀王を獲得。雀王4期は鈴木たろうプロと並んで史上最多です。
鈴木達也プロは手役をかなり狙うタイプ。その打ちスジで人々を魅了し、「卓上のファンタジスタ」の異名を取っています。
同率1位:朝倉ゆかり
獲得タイトル:女流雀王戦4期、オータムチャンピオンシップ
タイトル獲得数同率1位の1人目は朝倉ゆかりプロ。朝倉プロは第7期・第8期・第15期・第16期の女流雀王を獲得。4期の獲得は史上最多で、協会の女流プロのトップといえる存在です。
朝倉プロはじっくり手牌を仕上げて一撃を決めるスタイル。高打点を多くアガることから「満貫セレナーデ」の異名を持ちます。
同率1位:鈴木たろう
獲得タイトル:雀王4期、オータムチャンピオンシップ
タイトル獲得数同率1位の2人目は鈴木たろうプロ。第9期・第11期・第12期・第13期の雀王を獲得し、史上最多の雀王4期を獲得すると共に、史上初の雀王3連覇を成し遂げています。
加えて第10回のオータムチャンピオンシップを優勝。タイトル5期で見事獲得数1位に輝きました。
鈴木たろうプロは打点を作るのが非常に上手く、その手でギリギリまで押していく攻撃型の雀士です。深い洞察力と読みによる押し引きはまさに神がかりであり「ゼウスの選択」の異名を持ちます。
現在は最高位戦日本プロ麻雀協会へ移籍した鈴木たろうプロ。最高位戦でも活躍できるのか注目です。
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