10月12日、第47期最高位戦・A2リーグの最終節の試合が開催された。最高位戦の詳細については以下の通り。
今期のA2リーグには22名が参戦。上位4名がA1リーグへ昇級し、下位5名がB1リーグへ降級となる。また、46期における昇級点は河野に2点、高倉に1点ついているため、河野は6位以内、高倉は5位以内であればA1リーグへ昇級できる。
本日、半荘4回戦を行い最終的な順位が決定する。最終節開始前のポイント状況は以下の通り。
1位:牧野伸彦 +382.5
2位:井上祐希 +271.0
3位:石橋伸洋 +261.6
4位:津田岳宏 +251.8
5位:有賀利樹 +201.9
6位:平賀聡彦 +192.4
7位:平島晶太 +145.3
8位:齋藤敬輔 +84.0
9位:坂井秀隆 +49.9
10位:関翔太郎 +47.4
11位:佐藤聖誠 +32.7
12位:中嶋和正 +26.6
13位:河野直也 -2.2
14位:石井一馬 -58.9
15位:鈴木たろう -82.2
16位:藍島翔 -82.9
17位:高倉武士 -157.1
18位:水巻渉 -158.2
19位:清水裕貴 -192.8
20位:松島浩太 -239.8
21位:吉田光太 -452.8
22位:飯沼雅由 -556.2
上位陣では5位有賀・6位平賀が4位以内に入れるか、下位では15位~19位の面々のうち誰が降級圏に入るのか、といったところが見所だろうか。
1回戦
1回戦終了時、3位井上・4位津田は共に3着でポイントを減らした。5位有賀・6位平賀は1回戦抜け番だったため、ポイント差は20ポイントほど縮まった。
一方、下位では開始時点で19位だった清水がトップを獲得し17位に浮上。高倉は1回戦で2着だったものの清水にまくられ18位となっている。
2回戦
2回戦、上位4名は全員が2着以内を獲得。その一方で5位有賀・6位平賀は4着。これで4位と5位の間には100ポイント以上の壁ができた。
有賀と平賀は残り3半荘でこの差を覆せるか。また、7位だった平島が2着-3着で2回戦終了時点で6位に浮上。この3人が昇級争いに絡めるかに注目だ。
一方、下位では18位だった高倉が2着に入り、再び17位へ浮上。清水が18位となっている。しかしポイント差はたった30ポイントほど。降級が誰か、まだまだ分からない。
3回戦
3回戦、上位3名は抜け番。4位の石橋はここで痛恨のラス。その間に平島がトップ獲得で5位に浮上。6位となった平賀も2着で、4位と5位・6位の差は30ポイントほどにまで縮んだ。残り1半荘で十分逆転の可能性がある。
下位陣ではここまで20位に沈んでいた松島がトップを獲得。その一方で高倉・清水らがポイントを減らし、なんと松島は一気に17位までジャンプアップ。
だが17位から19位までのポイント差はたったの3ポイント。さらに20位もそこから10ポイントほどしか離れていない。17位~20位のうちから、降級を避けられるのは一人だけ。一体誰が抜け出すのか。
4回戦
4回戦、ここまで7位に沈んでいた有賀がなんと+63.0ポイントというトップ2回分にも届きそうな大トップ。これで一気に平島・石橋・平賀の3名を抜いて4位に浮上。最終戦で見事A1リーグ昇級を決めた!
一方で下位では20位だった水巻がトップ獲得。17位~19位だった高倉・松島・清水は全員逆連対となり、水巻が17位に浮上。B1リーグ降級を免れた。
以上の結果から、来期のA1リーグ昇格は津田岳宏・牧野伸彦・井上祐希・有賀利樹の4名に決定。一方で降級は高倉武士・松島浩太・清水裕貴・吉田光太・飯沼雅由の5名となった。最終的な順位は以下の通り。
1位:津田岳宏 +360.9
2位:牧野伸彦 +350.2
3位:井上祐希 +269.4
4位:有賀利樹 +220.4
5位:平島晶太 +217.2
6位:石橋伸洋 +215.1
7位:平賀聡彦 +203.9
8位:齋藤敬輔 +89.7
9位:河野直也 +57.0
10位:藍島翔 +33.9
11位:中嶋和正 +21.6
12位:佐藤聖誠 -0.7
13位:坂井秀隆 -8.9
14位:石井一馬 -21.1
15位:鈴木たろう -105.2
16位:関翔太郎 -115.2
17位:水巻渉 -126.7
18位:高倉武士 -173.2
19位:松島浩太 -201.9
20位:清水裕貴 -223.3
21位:吉田光太 -514.4
22位:飯沼雅由 -587.7
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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