2022年10月30日より日本プロ麻雀連盟主催のタイトル戦「第47期王位戦」が開催される。本記事では王位戦の大会概要・大会システムなどについてまとめていく。
大会概要
王位戦は1973年創設のタイトル戦。日本プロ麻雀連盟が主催するプロアマ混合のオープンタイトル戦となっている。
大会システム
本来は地方予選・B級予選といったアマチュアの予選から開催されるが、今年度はコロナの影響などにより、アマチュアの参加は無しでプロのみでA級予選からの開催となる。
A級予選
まず半荘4回戦を行う。4回戦終了後、スコアがマイナスの者は敗退。ただし参加人数が4の倍数となるようにマイナス者の上位最大3名は勝ち残る。トータルプラス者にそれらを加えて5回戦を行い、上位25%が本戦へ勝ち上がりとなる。これを複数会場で行う。
A級本戦
A級予選と同様のルールで半荘4回戦+5回戦目を行い、上位25%がA級決勝へ勝ち上がりとなる。これを複数会場で行う。
A級決勝
まず半荘4回戦を行う。4回戦終了時点で数名が敗退し、5回戦目を行う。同様に5回戦終了後も数名が敗退。最終6回戦目を行い、上位15名が準決勝へ勝ち上がりとなる。
4回戦・5回戦終了時の敗退者数については参加者数によって変動する。また参加者が多数の場合は7回戦を行う。
準決勝
A級決勝の勝ち上がり15名に前年度王位を加えた16名で半荘5回戦を行う。5回戦終了時、下位8名が敗退。残りの8名で6回戦目を行い、上位4名が決勝進出となる。
決勝
準決勝を勝ち上がった4名で半荘5回戦を行い、トータルスコアが最も高かったものが優勝となる。
シードシステム
以下に該当する選手はシードが与えられる。どこまでがA級本戦シードでどこからがA級決勝シードか現状分からないので、情報が入り次第更新する。
・連盟の段位が八段以上
・鳳凰位戦Aリーグ以上
・他団体の現タイトル優勝者
・JPML WRCリーグ、新人王、鸞和戦の現優勝者
・女流桜花、プロクイーンは獲得から5年間シードが与えられる
・WRC世界選手権、マスターズ、グランプリMAX、小島武夫杯帝王戦は獲得から10年間シードが与えられる
・十段位は獲得から15年間シードが与えられる
・鳳凰位は獲得から20年間シードが与えられる
・タイトルに関して、連覇した場合シード年数を5割増し、三連覇は2倍となる
・連盟所属の歴代王位はA級決勝シードを10年与えられる
・連盟以外所属の王位の場合はA級本戦シードが10年与えられる
・前回の王位戦決勝戦進出者は次期のみA級決勝シード
競技ルール
日本プロ麻雀連盟公式ルールを採用。一発、裏ドラ、カンドラ無し。途中流局あり。沈みウマを採用。詳細については下記を参照。
優勝賞品
優勝者には以下のシード権が与えられる。
・次期、王位戦ベスト16(準決勝)シード
・次期、マスターズ本戦シード
・次期、十段戦七段/八・九段戦いずれかのシード
・次期、グランプリベスト16シード
・次期、JPMLWRCリーグ二次予選シード
・鳳凰戦C2リーグ以下の者はC1リーグに特別昇級
日程
A級予選:10月30日(日)・11月12日(土)・11月13日(日)
A級本戦:11月19日(土)
A級決勝:11月20日(日)
準決勝:11月26日(土)
決勝:11月27日(日)
試合結果
A級予選
A級本戦
A級決勝
準決勝
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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