11月12日、麻雀日本シリーズ2022第7節およびプレーオフ第1節の試合が開催された。出場選手、および大会概要については下記の記事を参照。
本来は10月29日の対局で第7節が終了予定だったが、二階堂瑠美が坐骨神経痛により対局不可能となり、第7節27回戦・28回戦を本日行うこととなった。27回戦・28回戦の卓組は以下の通り。
27回戦
瀬戸熊直樹・竹内元太・二階堂瑠美・仲林圭
28回戦
渋川難波・荒正義・前田直哉・小林剛
そして26回戦終了時点での順位については以下のようになっている。
佐々木寿人 +83.9
渋川難波 +79.2
瀬戸熊直樹 +74.9
河野高志 +58.6
鈴木優 +57.7
荒正義 +35.0
竹内元太 +30.6
多井隆晴 +0.4
白鳥翔 -3.7
前田直哉 -4.5
二階堂瑠美 -7.6
柴田吉和 -25.4
小林剛 -46.3
仲林圭 -72.5
黒沢咲 -123.5
魚谷侑未 -140.8
まず27回戦・28回戦が終了した時点で上位1名が決勝進出。下位3名は敗退が決定し、残りの12名がプレーオフ進出となる。そして本日のうちにプレーオフ第1節を執り行う。
27回戦
東1局は流局で静かなスタート。1本場、瀬戸熊がリーチから1100-2100ツモ。この後東4局に瑠美が仲林から8000をアガったのが最高打点で、あまり点差がつかないまま終盤まで局が進む。
オーラス、トップの瑠美は34000、2着竹内33600s、瀬戸熊29700、仲林22700の僅差で迎えると、最後は竹内がタンヤオで仕掛けて400-700。竹内が逆転トップとなった。
28回戦
東2局、親の渋川が前田から7700。1本場では小林が荒のリーチをかわして2100-4100。その後も小林と渋川が互いにアガっていく展開となるが、南3局に小林が3000-6000をツモって勝負あり。小林がトップを獲得、渋川が2着に入った。
リーグ戦結果
以上の27回戦・28回戦の結果を合計すると、リーグ戦の順位は以下の通り。
渋川難波 +96.5
佐々木寿人 +83.9
瀬戸熊直樹 +69.2
河野高志 +58.6
鈴木優 +57.7
竹内元太 +51.7
荒正義 +16.8
小林剛 +3.8
二階堂瑠美 +1.0
多井隆晴 +0.4
白鳥翔 -3.7
柴田吉和 -25.4
前田直哉 -53.7
仲林圭 -96.5
黒沢咲 -123.5
魚谷侑未 -140.8
1位となった渋川難波は決勝進出決定。14位から16位の仲林圭・黒沢咲・魚谷侑未はここで敗退となった。そして2位~13位の12名でプレーオフ第1節を行う。
プレーオフ第1節
1回戦
1回戦の出場者は荒正義・河野高志・多井隆晴・前田直哉。東1局、多井が1000-2000ツモで開局。その後、東場はマンガン以上の手が飛び交う派手な展開に。ただ、お互いにツモったり振込んだりした結果、それほど差は開かないまま南入。
南1局、荒が親番で連続でアガり僅差のトップ目となるが、3本場で前田が3000-6000をツモアガり一歩リード。前田は自身のオーラスの親番でもアガり、6万点超えのトップをマーク。2着には多井が滑り込んだ。
2回戦
2回戦の出場者は柴田吉和・竹内元太・二階堂瑠美・瀬戸熊直樹。東1局、竹内が2000-4000ツモで快調なスタート。その後、瑠美・瀬戸熊・柴田とグルッとアガりを決める。結果、僅差で南場に突入。
南3局、竹内が瑠美から3900ロンでトップ目に立つが、オーラスでは瑠美が1300-2600をツモアガり逆転トップを決めた。
3回戦
3回戦の出場者は小林剛・佐々木寿人・白鳥翔・鈴木優。東3局、親番の白鳥が2600オールツモで一歩リードする。東4局、寿人が小林から8000ロンで白鳥に迫る。
南1局1本場、白鳥が優から5200ロンとするも、南2局に親の寿人が2600オールツモ。さらに南2局1本場でも寿人は2100オールをアガり寿人がトップ目に。南3局、南4局では小林と優が追い上げるも、寿人がトップで終了。優が2着となった。
プレーオフ第1節終了時の成績
プレーオフ第1節を終えた時点での成績はこちら。12名のうち上位1名の佐々木寿人が決勝進出。多井隆晴・白鳥翔・柴田吉和の3名がここで敗退となった。
佐々木寿人 +108.5
鈴木優 +62.4
瀬戸熊直樹 +60.3
竹内元太 +60.0
河野高志 +27.1
二階堂瑠美 +21.5
荒正義 +17.7
小林剛 -2.7
前田直哉 -9.2
多井隆晴 -13.5
白鳥翔 -26.5
柴田吉和 -45.3
次回プレーオフ第2節は12月17日(土)14:00より開催予定。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!