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Mトーナメント2023・予選K卓/L卓試合結果

2023年6月29日、Mトーナメント2023の予選K卓/L卓戦の試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。

Mトーナメントとは?

MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。

予選K卓

出場者

小林剛
伊達朱里紗
藤島健二郎
竹内元太

第1試合展開

東家:伊達朱里紗
南家:竹内元太
西家:藤島健二郎
北家:小林剛

東場の展開

東1局

小林は自風の北をポン。親の伊達がダブ東ポンから仕掛け。中もポンしてピンズのホンイツ。伊達は3副露してカン7pでテンパイ。その後、6p単騎に待ち変え。さらに3p単騎に…と待ちを変えていく。そして1枚切れの白単騎に変える。これに三者が対応、伊達もアガれず1人テンパイで流局。

東1局1本場

伊達が5sポンから喰いタンの仕掛け。藤島は中をポン。そこに竹内がペン3pで先制リーチ。藤島はペン3mでテンパイ。伊達は役なしのペン3pテンパイ。ここは藤島がツモって500-1000のアガり。

東2局

親の竹内が8sチーから発進。小林は中ポン。竹内は4-7mで先制テンパイ。小林は5-8sでテンパイ。竹内は5m5sのツモり三暗刻に受け変え。ここは藤島が8sを打ち出し、小林が2000ロンアガり。

東3局

親の藤島が4-7pで先制リーチ。これを一発でツモって6000オール。

東3局1本場

藤島が7pポンから喰いタンドラ3の仕掛け。中盤4-7mでテンパイ。これに小林が7mを打ち出し、藤島が12000ロンアガり。

東3局2本場

伊達が自風の西を暗刻にしてカン6sでテンパイ。竹内は6pチーして喰いタンの仕掛け。次巡伊達が6-9sで先制リーチ。竹内が最終手番で形式テンパイを入れて、伊達と竹内の2人テンパイで流局。

東4局3本場

竹内が4pチーから西バックの仕掛け。伊達が1-4mで先制リーチ。竹内は3副露して3-6mでテンパイ。ここに親の小林がテンパイから3mを打ち出し放銃。竹内が3900ロンアガり。

南場の展開

南1局

親の伊達が白ポンから仕掛け。そこからピンズのホンイツへ向かう。中盤25p9pの変則3面でテンパイ。これをツモって2000オール。伊達が2着に浮上。

南1局1本場

伊達が東ポンから仕掛け。竹内がカン6sでテンパイしダマ。そこに小林がカン3pでリーチ。伊達は5p単騎でテンパイ。ここは小林が一発ツモで2000-4000。

南2局

親の竹内が345m待ちで先制リーチ。藤島は白をポンしてカン4mでテンパイ。小林は6sをチーしてカン3pでテンパイ。そこから食い延ばして5-8pでテンパイ。

さらに伊達は3-6sで追っかけリーチ。藤島はリーチを受けてオリ。ここは藤島は8pを打って小林に放銃。小林が2000ロンアガり。

南3局

藤島がカン3mの三色テンパイでダマ。藤島は赤5sを切らないように三色を崩してダマ続行。伊達は終盤カン5mでリーチ。さらに小林が6-9mで追っかけリーチ。藤島はノーテンにして流局。小林・伊達の2人テンパイ。

南4局1本場

伊達が発ポンから仕掛け。藤島はカン3sをチーしてカン4mでテンパイ。ここは小林が4mを打って、藤島が1000。藤島がトップを獲得した。

第1試合結果

1着:藤島健二郎 49800(+69.8)
2着:伊達朱里紗 21800(+1.8)
3着:竹内元太  18100(-21.9)
4着:小林剛   10300(-49.7)

第2試合展開

東家:伊達朱里紗
南家:藤島健二郎
西家:竹内元太
北家:小林剛

東場の展開

東1局

親の伊達が1-4mで先制リーチ。これをツモって4000オール。

東1局1本場

小林が36p5sで先制リーチ。同巡竹内が2m中のシャンポンで追っかけリーチ。ここは小林が赤5sをツモって3000-6000のアガり。

東2局

小林がフリテンの6-9sで先制リーチ。伊達は三色確定のカン7sでテンパイしダマ。ここは小林が6sをツモアガり2000-4000。

東3局

親の竹内が3-6pで先制リーチ。そこに小林が5-8mで追っかけリーチ。このめくり合いは竹内に軍配。小林から12000をロンアガり。

東3局1本場

小林が4-7pで先制リーチ。そこに竹内が2-5sで追っかけリーチ。またも2人のめくり合い、再び竹内が競り勝ち4000オールツモアガり。

東3局2本場

竹内が中ポンから仕掛け。藤島はカン3sでテンパイしダマ。その後、北を暗刻にして2s単騎に待ち変え。伊達はドラの4sをポンして2m9mのテンパイ。

藤島はさらに2345p待ちに変化。ここは小林が5pを打ち出し、藤島に1300放銃。

東4局

伊達が8sチーから喰いタンの仕掛け。そこに親の小林が7m9pのシャンポンでリーチ。竹内は4p5mの役なしテンパイでダマ。伊達は2副露してカン6pでテンパイ。竹内はピンフの5-8pに変化。だがここは伊達が6pをツモって500-1000のアガり。

南場の展開

南1局

竹内が4m4pのシャンポンでテンパイし役なしダマ。親の伊達が1-4mでリーチ。藤島は1s白のテンパイを入れてダマ。

リーチに対して一旦全員迂回。藤島はテンパイを崩した後、再びツモり四暗刻の1s白でテンパイ。だがここは伊達がツモって1000オールのアガり。

南1局1本場

小林が6-9sで先制リーチ。そこに伊達が14m3sで追っかけリーチ。このめくり合いは伊達に軍配。伊達が2400ロンアガり。

南1局2本場

藤島が2-5pで5巡目先制リーチ。そこに小林がカン6sで追っかけリーチ。ここは藤島がツモって500-1000のアガり。

南2局

親の藤島が4-7sでテンパイしダマ。伊達はカン2sチーからソーズのホンイツ。竹内が8p9sでリーチ。ここは藤島がツモって700オールのアガり。

南2局1本場

小林がカン4pをチーしてドラの南を重ねるか喰いタンの天秤。竹内は3-6pでテンパイしダマ。ここは伊達から6pが出て、竹内が3900のロンアガり。

南3局

伊達が西ポンからマンズのホンイツ。小林が6-9mで先制リーチ。親の竹内は5-8pでテンパイしダマ。ここは伊達が6mを勝負し、小林が8000のロンアガり。

南4局

伊達の条件は三倍満ツモor藤島から倍満or竹内からハネ満or小林から三倍満。藤島と竹内はアガればOK。小林は連荘あるのみ。

竹内はカン7mチーから仕掛け。5mもチーして2-5mでテンパイ。これがあっさり藤島から出て1000。藤島・竹内の勝ち抜けが決定。

第2試合結果

1着:竹内元太  42500(+62.5)
2着:小林剛   21200(+1.2)
3着:伊達朱里紗 20400(-19.6)
4着:藤島健二郎 15900(-44.1)

最終結果

1位:竹内元太  +40.6
2位:藤島健二郎 +25.7
3位:伊達朱里紗  -17.8
4位:小林剛    -48.5

予選L卓

出場者

仲林圭
二階堂瑠美
村上淳
石立岳大

第1試合展開

東家:村上淳
南家:仲林圭
西家:石立岳大
北家:二階堂瑠美

東場の展開

東1局

瑠美が7mポンからマンズのホンイツ。仲林が7s8sのシャンポンでテンパイしダマ。これがイーシャンテンの瑠美から打たれて、仲林が8000ロンアガり。

東2局

村上が1-4-7pで先制リーチ。そこに石立が4-7sで追っかけリーチ。さらに瑠美も仕掛けてカン7pでテンパイ。3者テンパイもアガりは出ず。仲林以外の3人テンパイで流局。

東3局1本場

親の石立がダブ東ポンから仕掛け。瑠美がペン3sテンパイもテンパイ外し。石立が2-5mでテンパイ。これが瑠美から出て石立が5800のアガり。

東3局2本場

村上がカン8mチーからマンズの一色に向かう。親の石立が236s待ちで先制リーチ。これを一発でツモって4000オール。

東3局3本場

瑠美が3mアンカン。その後1-4-7sで先制リーチ。そこに仲林が5m東で追っかけリーチ。このめくり合いは仲林に軍配。仲林が瑠美から8000ロンアガり。

東4局

村上がカン8mのマンガンテンパイを入れてダマ。石立は5sチーからソーズのチンイツ。ここは石立が8mを掴んで、村上が8000ロンアガり。

南場の展開

南1局

瑠美が4-7sで先制リーチ。石立はカン3sでテンパイしダマ。ここは瑠美が3sを掴んで石立が3200ロンアガり。

南2局

親の仲林が3-6sで先制リーチ。同巡村上が1-4pで追っかけリーチ。ここはテンパイした石立が3sを打ち出し、仲林が5800ロンアガり。

南2局1本場

村上が2-5mで先制リーチ。そこに石立が押していきカン4mで追っかけリーチ。ここはアガり出ず、石立と村上の2人テンパイで流局。

南3局2本場

仲林がカン2mで先制リーチ。ここは瑠美が石立を警戒してスジの2mを打ち出し、仲林に放銃。仲林が1300ロンアガり。

南4局

親の瑠美は発ポンからマンズのホンイツ。仲林はカン7pチーして西バックの仕掛け。村上がカン5mで先制リーチ。そこに石立が6-9mで追っかけリーチ。さらに瑠美も3副露で西単騎でテンパイ。

3者のめくり合い、軍配は石立。村上から9mを打ち取り8000ロンアガり。石立が逆転トップとなった。

第1試合結果

1着:石立岳大  45600(+65.6)
2着:仲林圭   44900(+24.9)
3着:村上淳   19300(-20.7)
4着:二階堂瑠美 -9800(-69.8)

第2試合展開

東家:二階堂瑠美
南家:村上淳
西家:仲林圭
北家:石立岳大

東場の展開

東1局

仲林が2-5mで先制リーチ。そこに村上が4-7sのテンパイを入れてダマ。ここは石立がリーチの現物の4sを打ち、村上が1300ロンアガり。

東2局

親の村上がダブ東ポンから仕掛け。村上がカン4pでテンパイ。ここは瑠美が村上に5800放銃。

東2局1本場

石立が7sチーしてカン5pでテンパイ。これが村上から出て、石立が1000ロンアガり。

東3局

瑠美がカン4mでテンパイし役なしダマ。親の仲林は中ポン。このポンを見て瑠美はツモ切りリーチ。村上が6m単騎でテンパイしダマ。ここは村上が6mツモって1000-2000のアガり。

東4局

親の石立が5-8sで先制リーチ。村上は6mチーして同じく5-8sでテンパイ。このめくり合いは村上に軍配。村上が500-1000のツモアガり。

南場の展開

南1局

仲林がカン6pの役なしテンパイを入れてダマ。親の瑠美が1-4pでリーチ。仲林はリーチを見てオリ。瑠美もアガれず、1人テンパイで流局。

南1局1本場

石立が2-5pで先制リーチ。そこに仲林が3-6pで追っかけリーチ。親の瑠美は6pをアンカンすると新ドラが6p。そして4-7mでリーチ。すると仲林が一発で7mを掴む。瑠美が18000ロンアガり。

南1局2本場

石立が3sポンから仕掛け。瑠美は2mポンから喰いタンドラ2で仕掛け。村上はカン7sでテンパイしダマ。瑠美はドラの4pをポンして5-8pでテンパイ。村上は4-7sに変化してリーチ。

石立は4-7pでテンパイ。3者のめくり合い、軍配は瑠美。瑠美が石立から12000ロンアガり。

南1局3本場

村上がカン7sでテンパイし良形を求めてテンパイ外し。瑠美もカン6sテンパイだが外す。村上はカン5mに変化して先制リーチ。石立は4-7pでテンパイしダマ。仲林は5-8sで追っかけリーチ。

3者のめくり合い、軍配は石立。仲林から8000をロンアガり。

南2局

石立がカン6pチーから喰いタンの仕掛け。石立は6mをポンして2p7mのシャンポンテンパイ。瑠美は3-6sでテンパイしダマ。ここは瑠美と石立の2人テンパイで流局。

南3局1本場

村上がカン2sでテンパイし役なしダマ。そこから三色を狙ってテンパイ外し。そして高目三色の6-9mで目論見通り先制リーチ。石立は4mをチーして一通を確定させた467s待ちでテンパイ。

そこに親の仲林がカン3sで追っかけリーチ。ここは石立が競り勝ち。仲林から2000をロンアガり。

南4局

石立はノーテン流局でOK。瑠美はアガるか流局でOK。村上はハネ満ツモor瑠美から6400直撃or仲林・石立からハネ満。仲林は役満ツモor瑠美・村上からダブル役満or石立から役満直撃。

村上が三色を狙って頑張るがテンパイせず。全員ノーテンで流局となり、瑠美と石立が勝ち抜け決定。

第2試合結果

1着:二階堂瑠美 55100(+75.1)
2着:村上淳   34300(+14.3)
3着:石立岳大  24100(-15.9)
4着:仲林圭    -13500(-73.5)

最終結果

1位:石立岳大  +49.7
2位:二階堂瑠美   +5.3
3位:村上淳      -6.4
4位:仲林圭    -48.6


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