11月12日、第21期女流雀王決定戦の1日目が開催された。10月29日に女流雀王戦のリーグ戦が終了し、決定戦進出者が確定した。
Aリーグを勝ち抜いたのは、中月裕子・佐月麻理子・水崎ともみ・澄川なゆの4名。ここに現女流雀王である逢川恵夢を加えた5名で決定戦を争う。
決定戦は1日半荘5回戦を3日間、全半荘15回戦で行われる。1日目の本日は1回戦から5回戦が開催された。
1回戦
1回戦抜け番は水崎。東1局、東2局と逢川が連続のマンガンで一気にリード。東場は逢川がトップ目で終えるも、南場に入ると中月が逆転に成功。どちらがトップを取るかというところだったが、南3局、南4局で逢川がアガって中月を逆転。見事トップを獲得した。1回戦終了時のポイントは以下の通り。
逢川恵夢 +59.0
中月裕子 +15.9
水崎ともみ 0.0
澄川なゆ -20.7
佐月麻理子 -54.2
2回戦
2回戦、抜け番は中月。1回戦抜け番だった水崎がどのような成績を残すか、というところだったが結果は4着。トップは1回戦4着だった佐月が獲得。逢川は3着となり、全体としてのポイント差は縮まる結果となった。2回戦までのトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +43.8
中月裕子 +15.9
佐月麻理子 -4.5
澄川なゆ -11.2
水崎ともみ -44.0
3回戦
3回戦抜け番は逢川。2回戦までトータル首位の逢川の抜け番であり、ここでポイントがどう動くか。ここでトップを獲得したのは2回戦4着だった水崎。+78.2ポイントの大きなトップでトータル2位に浮上。
2回戦、3回戦と続いて前回の4着が1着を取るという結果になり、トータルのポイント状況としては未だ均衡している。3回戦までのトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +43.8
水崎ともみ +34.2
澄川なゆ +13.6
佐月麻理子 -44.8
中月裕子 -46.8
4回戦
4回戦抜け番は佐月。ここでトップを獲得したのは逢川。3回戦までトータルトップの逢川が再びのトップで一歩抜け出す。2着にはトータル2位の水崎が入り、逢川を追う。4回戦までのトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +96.8
水崎ともみ +46.0
澄川なゆ -37.6
佐月麻理子 -44.8
中月裕子 -60.4
5回戦
5回戦抜け番は澄川。5回戦のトップは逢川。4回戦に続いての連続トップとなり、一気に抜け出す形となった。トータル2位の水崎は3着。順位は変わらなかったものの、逢川との差はかなり広がった。1日目終了時点のポイントは以下の通り。
逢川恵夢 +155.8
水崎ともみ +25.2
佐月麻理子 -35.3
澄川なゆ -37.6
中月裕子 -108.1
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