2023年1月2日、四神降臨2023女流王座決定戦が開催された。本記事ではその大会概要と試合結果についてまとめていく。
大会概要
四神降臨女流王座決定戦は最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合、日本プロ麻雀協会、RMUの4団体の女流リーグで優勝したプロと好成績を挙げたプロら、全10名による団体交流戦。女流プロのトップを決める大会。
大会システム
女流最高位、女流雀王は決勝戦のシード。残り8名が2卓に分かれて予選を行う。予選は半荘1回戦で各卓トップが決勝戦進出。決勝は半荘2回戦でトータルスコアが最も高い選手が優勝。
ルール
・25000点持ち30000点返し
・ウマ5-15、オカ20
・一発裏あり、赤なし
出場選手
最高位戦日本プロ麻雀協会
西嶋千春(女流最高位)・渡辺洋香・野添ゆかり・内間祐海
日本プロ麻雀協会
水崎ともみ(女流雀王)・逢川恵夢・澄川なゆ・佐月麻理子
麻将連合
岡田桂(将妃)
RMU
千本松紘子(RMUティアラ)
試合結果
予選A卓
出場者
東家:佐月麻理子
南家:野添ゆかり
西家:千本松紘子
北家:逢川恵夢
試合展開
東1局、逢川が2000-4000ツモで快調なスタート。すると次局、千本松が先制リーチから一発ツモで4000-8000で一気にリード。さらに東4局では佐月がドラ単騎のチートイツをツモって3000-6000。大きなアガりが乱舞する展開で、佐月がわずかにリードして南入。
南1局、千本松が2000-4000で佐月に親っかぶりさせてトップ目に。千本松はこのリードを守ったままオーラスへ進み、最後も自力できっちりアガって終了。千本松が決勝進出。
着順
1着:千本松紘子 45000
2着:佐月麻理子 28500
3着:逢川恵夢 20500
4着:野添ゆかり 6000
予選B卓
出場者
東家:岡田桂
南家:内間祐海
西家:渡辺洋香
北家:澄川なゆ
試合展開
東1局、東2局と渡辺が連続でアガってリードを築く。東3局は内間がアガるも、東4局は再び渡辺。渡辺がトップ目で南入した。
南2局、親の内間が中ぶくれのドラ単騎でリーチに行き、なんと一発でツモるというとんでもない手順。これで6000オールを決めて一発でトップ目に躍り出た。
だが内間も簡単には逃げ切れない。オーラス澄川の親番がなかなか終わらず、何4局4本場まで続く。しかしここで澄川がテンパイを入れられず全員ノーテンで流局。この結果ギリギリ内間が逃げ切り決勝進出を決めた。
着順
1着:内間祐海 35800
2着:澄川なゆ 32500
3着:渡辺洋香 26900
4着:岡田桂 3800
決勝戦
1回戦
1着:西嶋千春 +57.3
2着:水崎ともみ +3.2
3着:千本松紘子 -13.9
4着:内間祐海 -46.6
2回戦
1着:水崎ともみ +40.2
2着:内間祐海 +5.1
3着:千本松紘子 -11.2
4着:西嶋千春 -34.1
最終結果
1位:水崎ともみ +43.4
2位:西嶋千春 +23.2
3位:千本松紘子 -25.1
4位:内間祐海 -41.5
t-yokoのMリーグ/麻雀タイトル戦速報ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!