12月4日、第21期女流雀王決定戦の2日目が開催された。10月29日に女流雀王戦のリーグ戦が終了し、決定戦進出者が確定している。
Aリーグを勝ち抜いたのは、中月裕子・佐月麻理子・水崎ともみ・澄川なゆの4名。ここに現女流雀王である逢川恵夢を加えた5名で決定戦を争う。
決定戦は1日半荘5回戦を3日間、全半荘15回戦で行われる。2日目の本日は6回戦から10回戦が開催された。10回戦終了時、最もポイントの低かった者が本日敗退となる。1日目終了時点のポイントは以下の通り。
逢川恵夢 +155.8
水崎ともみ +25.2
佐月麻理子 -35.3
澄川なゆ -37.6
中月裕子 -108.1
6回戦
6回戦、抜け番は佐月。ここでトップを獲得したのは水崎。首位の逢川は3着でトータルスコアの差は縮まった。一方で4着となったのは澄川。中月が2着を確保したことで最下位争いも激しくなってきた。6回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +135.0
水崎ともみ +85.1
佐月麻理子 -35.3
澄川なゆ -90.6
中月裕子 -94.2
7回戦
7回戦、抜け番は先ほどトップを獲得した水崎。ここでのトップは佐月。+72.6ポイントと大きなトップで一気にトータルスコアをプラス域に戻す。逢川は2着、下位の澄川と中月がそれぞれ3着・4着となり上下の差は広がった。7回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +148.0
水崎ともみ +85.1
佐月麻理子 +37.3
澄川なゆ -114.5
中月裕子 -155.9
8回戦
8回戦、抜け番は逢川。トップを獲得したのは澄川。最下位の中月が3着となったことで一気にポイントを引き離し、中月がかなり敗退濃厚となってきた。水崎は2着に入り、逢川との差をわずかに詰めた。8回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +148.0
水崎ともみ +93.6
佐月麻理子 -15.8
澄川なゆ -42.1
中月裕子 -183.7
9回戦
9回戦、抜け番は澄川。ここで中月がついにトップを獲得。国士無双をアガって起死回生の+94.7ポイントのトップ。佐月が4着を取ったことでトータル4位に落ち、中月は最下位のままではあるが佐月まで15ポイントまで迫った。9回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +145.2
水崎ともみ +59.9
澄川なゆ -42.1
佐月麻理子 -74.0
中月裕子 -89.0
10回戦
10回戦、抜け番は中月。上が落ちてくれば佐月・澄川あたりがポイントをマイナスすれば中月が最下位脱出の可能性はあったが、佐月トップ・澄川2着となりトータル順位は変わらず。中月がここで敗退となった。またトータル首位の逢川がラスとなりポイント差が縮まって最終日を迎えることとなった。10回戦終了時のトータルスコアは以下の通り。
逢川恵夢 +93.7
水崎ともみ +45.0
佐月麻理子 -20.3
澄川なゆ -29.4
中月裕子 -89.0(敗退)
第21期女流雀王戦最終日は12月24日(土)に開催予定。
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