麻雀というのは運が絡むゲームです。
ですから、自分が考え得る限りの最善の打牌をしたとしてもラスを引くときは引いてしまうものです。初心者のうちはそもそもそのことがよく分からず負けたらイラついてしまうことも多いと思います。
ただ、上級者になってそれを理解していたとしても、イラついたりしないかというとそんなこともないわけでして・・。やはりラスを引くとつい頭に血が上ってしまうものです。
私自身もよくあることですが、ラスを引いて頭に血が上ったまま、その負けを取り戻そうと、すぐに次の半荘に向かうことがあります。そんなときは大抵うまくいかず、連続してラスを引くなんて最悪のケースも多々あります。
麻雀に限らす、どんな競技でもそうだと思いますが、メンタルはゲームの結果に大きく影響を与えます。特に麻雀は運が絡むので、メンタルに起因したちょっとしたミスが大きな差を生んでしまうことがよくあります。
さらに鳳凰卓のように上級者同士の対局にもなると、必ずそのミスをとがめられるだけの実力を相手は持っています。
また、負けていると自分の打ち方がこれで良いのか?と信じられなくなり、中途半端な打牌をして余計に負けるという悪循環に陥ってしまうことも・・。
そんなわけで、負けたときにメンタルをどう保つのかという対処法、要はルーティーンのようなものを各人の中で確立しておく必要があると私は考えています。
私自身のメンタルを保つ対処法として、1半荘終わるごとに必ず反省を行ってから次の半荘に行くようにしています。
ミスしていない、運で負けたと自分では思っていても、しっかり冷静になって打牌を見直してみると、ここは本当はこうすべきだったのではないか、というポイントがいろいろとあることに気がつきます。
実力で負けたと思えば、そこを改善しようというプラスの感情を持つことができますし、負けてから一旦時間の置くことにもなるので精神的に安定します。
まあ、それでも反省してもどうにもならない負けだったなあというときはもう寝ましょう。とにかくラスを引いた後に連続してすぐに次の半荘に行こうとすることが一番良くないと思います。時間をおくことがおすすめです。
それでは。