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麻雀感覚 #6 形テンの取り方

 

麻雀の勉強用記事ということで今回は「形テン」をテーマに1本書いてみる。

 

・まずケイテンとは

 

形テンとは正式名称は形式テンパイ。

麻雀では流局した時にテンパイしていると、テンパイしていなかった人たちから

点数をもらえる。この点数をもらうために取るアガり役のないテンパイのことを

一般に形式テンパイと呼ぶ。

 

・何故ケイテンが必要か

 

麻雀をしていると何半荘かに1回は他の人に先にリーチや仕掛けを入れられるばかりで

こちらがなかなか攻められないという状況が発生するものだ。

そういうときに少しでも点数を稼いでラスを回避するためのひとつの手段として

形テンを意識しておく必要がある。

 

・形テンをどのくらいから目指すか

 

 基本的に麻雀というのはとにかくアガりが偉いゲーム。

そこで役なしでもいいからテンパイを入れるというのはタイミングをきちんと

見計らわなければ、逆にアガりによって得られるはずだった点数が得られない、

なんてことにもつながりかねない。

だからこそ形テンを取り始める巡目が非常に重要になる。

基本の考え方として12巡目以降(残りのツモが5,6回)になったら、ケイテンを

取った方が良い場面が多くなる。

12巡目になってもテンパイしていないということは、その後テンパイになるために

もう1牌、有効牌を持ってきて、その上でアガりとなる牌を持ってこないと

アガれないということである。

こうなるとアガれる確率がそもそも低いし、テンパイにすらならず流局時に

テンパイ料を払う羽目になる確率も上がる。だから形テンを取った方がマシという

ことになる。

 

ただしこれは基本の考え方であって自分の手の価値によって、この巡目は前後する。

自分の手が安いときは、アガっても大した得にはならないので、12巡目より1,2巡早く

形テンを取ってしまっても良い。

逆に自分の手が高ければ万一アガったときのリターンが大きいので、1,2巡遅く

形テンを取り始めるという感覚になる。

 

・形テンでどこまで勝負するか?

 

形テンを取るときに一つ重要な観点として、他家からの攻撃があるかという

所にある。形テンを取りに行って結局リーチやダマテンに振り込んでしまっては

元も子もない。最初からオリてしまった方がマシだった、ということになりかねない。

では形テンを取るときにどのくらいまで押していいのか?

一般的に統計データからいうと、放銃率が20%程度の牌までは

ギリギリ押しても良いということらしい。

一般的なリャンメン待ちであれば、スジはマンズ、ピンズ、ソーズで18本あるから、

残り5本になったときの無スジの牌くらいまでがギリギリ押してもいいところとなる。

ただ実際には相手の手の高さというのもあり、自分の手にドラがなく、相手の手が

高そう、相手が親であるなどの条件によって、もっと低い放銃率であっても

押さない寄りになる。

 

・形テンの重要度

 

はっきりいって形テンというのは全く意識しなくてもそこまで順位に影響を

及ぼす物ではない。初心者のうちは逆にこんなこと考えない方がいいくらい。

天鳳でいうと特上卓で打つようになった中級者ぐらいから少しずつ意識し始める

くらいでよい。

ただ鳳凰卓で打った自分の経験からいうと、鳳凰卓で打っている上級者は本当に

形テン取りがうまい。流局したときになかなかノーテンといって伏せてくれない。

全員が牌効率をある程度マスターしているため、配牌の良さが結果に直結

しやすくなり、簡単には先手を取ってリーチ!とはいけなくなる。

そこで後手を踏んだときに簡単にオリているようだと、点数が稼げずラス回避が

難しくなってくる。

自分一人がノーテンで他3人がテンパイだと最大4000点の差がつくのが形テン。

簡単にアガらせてもらえない上級者の対局においては必須の技術といえるだろう。

 

 

まとめ

形テンは特上卓で打つような中級者以降に必要な技術。

基本は12巡目以降で狙い、自分の手の高さによってその巡目の基準を

前後させることを意識しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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