7月4日に開催されました神域リーグ第5節。今回はその第1試合目、全体の第13試合目にあたる試合について取り上げたいと思います。
今回取り上げるのは千羽黒乃さんの打ちスジについてです。下記の動画の29:10頃から語られている局面です。一応、再生ボタンを押すとそのシーンから再生されるようにしてあります。
要するに同卓している天開司さんと白雪レイドさんに対してどう対応するか、という場面が焦点となり、松本プロと千羽さんの間で話し合いが行われています。
松本プロはここでオリに回って、オーラスに手が入るとは限らないからある程度攻めの意識は残しておきたいということで打3m。この場面である程度のリスクは負って攻めようという一手ですね。
一方で千羽さんは、天開さんが仕掛けているにもかかわらず、レイドさんが無スジの78sの両面ターツ落としなので、レイドさんがかなり攻めに来そう。ということで2pを合わせ打ちして、3mを後の安パイとして残すという手順でした。
この場面は点数状況含めてかなり難しい局面であることは誰が見ても間違いないと思います。難しいから松本プロと千羽さんも意見を戦わせているわけですから。
私はこの局面では松本プロと同じ打3mとしそうですね。点数差がないので、オリに回るのも相当キツいです。リスクが高いのは承知ですが、ここは完全にアガりを消したくはないです。
また、より長期的な目線で考えたときに、攻めていって負けた方が精神的なダメージが少ないという個人的理由もあります。
ただ、千羽さんの話を聞けたおかげで2p切りという選択肢もある、ということに気づけたのが良かったですね。
どちらが正しいというよりはメンツの違いや微妙な点数状況に応じて、この2つの打ちスジを使い分けられれば理想的ですね。それができるよう、日々是精進です。
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