現在予選が開催中である日本プロ麻雀連盟のタイトル戦「第12期JPMLWRCリーグ」。本記事で大会概要や参加者などについてまとめていきます。試合結果などもいずれ更新予定です。
大会概要
日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロのみが参加できるタイトル戦。古くは内外タイムス杯、2001年度前期まで王座杯という名称だったが、2001年度後期よりチャンピオンズリーグへ改称。さらに2016年後期からJPMLWRCリーグに改称されている。
採用ルールがWRCルールであることと、下位リーグの所属者がタイトル保持者らと対局できる点が特徴。優勝者には連盟タイトルシード権が与えられる。
大会システム
予選リーグ
予選リーグを半年間ほど行う。選手は複数回の日程に行われる予選のうち、5節に参加する。1節ごとに半荘4回戦を行う。
選手は計半荘20回戦を戦い、得点によって順位付けされる。このリーグの順位に従って次のようにトーナメントに進出する。
1位通過→ベスト16
2位~10位→二次トーナメント
11位~29位→一次トーナメント
30位~32位+地方代表戦通過者数名→予備予選
ただし、この通過人数については参加者数などにより多少変動する場合がある。
予備予選
予備予選では各卓半荘2回戦、上位2名が勝ち抜けのトーナメントを行う。トーナメントを複数回戦った結果、最終的に残った概ね4名程度が1次トーナメントへ進出できる。
一次トーナメント
予選リーグの11~29位勝ち上がり者と予備予選勝ち上がり者に女流桜花・プロクイーンのタイトル保持者をシードとして加え、全24名で試合を行う。
24名が6卓に分かれ、各卓半荘3回戦を行う。各卓上位2名が二次トーナメント進出となる。
二次トーナメント
一次トーナメントの勝ち上がり者12名に、予選リーグの2~10位勝ち上がり者と王位・マスターズ・グランプリのタイトル保持者をシード者として加え、全24名で試合を行う。
一次トーナメントと同様に24名が6卓に分かれ、各卓半荘3回戦を行う。各卓上位2名がベスト16進出となる。
ただし、王位やマスターズが他団体の選手が獲得していた場合、本大会には参加できないため、予選からの通過人数が若干名変わる場合がある。
ベスト16以降
ベスト16は二次トーナメント勝ち上がり者12名に前期JPMLWRCリーグ優勝者・鳳凰位・十段位・予選リーグ1位の4名を加えた16名で試合を行う。各卓半荘4回戦を行い、上位2名がベスト8進出となる。
ベスト8も各卓半荘4回戦を行い、上位2名が決勝進出。決勝戦は半荘4回戦を行い、トータルトップの者が優勝となる。
競技ルール
WRCルールを採用。ルールの詳細については下記を参照いただきたい。
日程
予選リーグ
8月14日から12月14日まで不定期に計19回開催。
トーナメント
12月24日(土)
予備予選、一次トーナメント、二次トーナメントを行う。
ベスト16
ベスト16A卓:1月10日(火)
ベスト16B卓:1月13日(金)
ベスト16C卓:1月16日(月)
ベスト16D卓:1月17日(火)
ベスト8
ベスト8A卓:1月23日(月)
ベスト8B卓:1月24日(火)
決勝戦
2月10日(金)
現在までの予選参加者
客野直/原田潤次/阿久津翔太/西名優
藤島健二郎/小車祥/関本幸樹/藤本哲也
森田未来/伊藤俊介/島崎涼/本田朋広
清水智之/江嵜晋之介/瀬下勝也/冨田久志
吉野敦志/早川健太/原佑典/沢村侑樹
古本和宏/ 浦野修平/中山将太/砂子直信
林潤一郎/大和/神森天心/佐藤孝行
伊東宏倫/梅中悠介/金杉空/森岡貞臣
岡田啓佑/黒田良/柴田航平/都築友和
武田裕希/中平優佑/荒井伶太/紺野光則
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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