6月20日に開催された神域リーグ第4節。毎回のようにドラマが巻き起こるので、その次の回の盛り上がりが気になるところですが、今節も前節を上回るようなドラマを見せてくれました。
ちなみに私自身は第4節はパブリックビューイングで拝見しました。そちらについても記事をご覧いただければ幸いです。
さて第4節の第11試合。出場選手は以下の通り。
東家:ルイス・キャミー
南家:郡道美玲
西家:渋谷ハジメ
北家:天開司
チームヘラクレス・渋谷ハジメさんはこの試合を迎えるまでに2試合に出場。いずれもトップを獲得するという大活躍でチームを勢いづけています。
そんな渋谷ハジメさんでしたが、この試合では東1局から波乱の展開。親だったルイス・キャミーさんになんと親倍を放銃。24000の失点で持ち点が1000点となってしまいます。
しかし、それだけで終わらないのが渋谷ハジメ。東1局の1本場でいきなり3000-6000をツモアガり、一気に点棒を取り返します。
ですがその後はなかなか点棒を増やせず。南3局、最後の親番を迎えた時点では持ち点が15100点とラス目。いよいよ負けるときが来たかと思いましたが、ここから大どんでん返しの展開になっていくのです。
まず南3局、自風の東と白を仕掛けてのテンパイを郡道美玲さんから打ち取って12000。これで一気に2着目に浮上すると次局の手順が圧巻です。
もらった配牌がこの形。ドラはでのトイツがあるくらいでアガれるかも微妙です。
しかし、を鳴いてを引いてといくうちに、アガりの形は見えてきました。
ですが渋谷ハジメさんはここからをポン。一気にトイトイに向かいます。この判断が素晴らしかったですね。
も上手い具合に鳴けてまずこの形でテンパイ。
そこからなんとを自力で引いてトイトイに変化。ドラの単騎で12000のテンパイです。
そして山に1枚のこのを引いてきてしまうのが渋谷ハジメさんの天運としかいいようがありません。
このアガりで4000オール。一気にトップ目のルイス・キャミーさんに迫ります。そして次局に2600オールをツモって逆転。
オーラスもトップ目からリーチを打っていき、これを一発でツモってさらに裏裏。2000-4000で52500点のトップ達成。
これは第11試合の時点では監督を除いた中で半荘最高得点となりました。(第12試合で歌衣メイカさんが更新)
親の倍満を東1局に打ち込んでおきながら、なんと5万点超えのトップを取ってしまう。しかもこれで神域リーグで3連勝となるトップです。
これはもう天に愛されているとしかいいようがありません。まさしく主人公級の活躍を我々に見せてくれました。次戦もどんな戦いを見せてくれるのか今から楽しみです。
渋谷ハジメさんについてはこちらの記事も参照ください。
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神域リーグに関する記事をこちらで一覧にしてまとめている。神域リーグの情報について知りたい方はこちらのページも参照いただきたい。
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