RMUタイトル戦「第14期令昭位戦」が現在開催されている。大会概要やルールなどについては下記を参照いただきたい。
本日、9月22日からはリーグ戦を勝ち残った4名により令昭位決定戦が開催されている。決定戦に残った4名と持ち越しているポイントは以下の通り。
楢原和人 +112.2
松ヶ瀬隆弥 +73.7
白田みお +21.9
阿部孝則 +19.5
令昭位決定戦では1節ごとに半荘4回戦、全12回戦を行い得点が最も高いものが令昭位となる。
注目選手はやはり唯一の女流である白田だろうか。Mリーグに出場している主要5団体のプロのうち、自団体のリーグ戦の最高タイトルを獲得した者は過去に例がない。その初の例になれるか。
1回戦
序盤は阿部が少し抜け出す形となったが、結局楢原が31600点持ちのトップで南入するという非常に僅差の展開。
南1局1本場では楢原が2600オールツモも南1局2本場では白田、南2局に阿部がアガり僅差のまま進む。オーラスはトップ楢原から3着の白田まで1000点の間に入る超僅差の展開。最後は白田が300-500ツモでトップを獲得した。1回戦のポイントは以下の通り。
白田みお +19.5
楢原和人 +9.0
阿部孝則 -1.2
松ヶ瀬隆弥 -27.3
2回戦
1回戦に続き、阿部が東2局の自身の親番で2600オールをツモアガり、一歩リード。そこに白田が2番手でついていく形だったが、南1局に楢原が6000オールツモアガり。これで一気にトップ目に立つ。
楢原は1本場でも12000をアガり6万点超え。松ヶ瀬はハコラスまで沈む。楢原は一時7万点を超えるも、オーラス親番の松ヶ瀬が楢原から2回小さな手を直撃。連荘した後に4000オールツモで松ヶ瀬が3着に浮上。最後は白田がアガって素点回復し終了。2回戦の結果は以下の通り。
楢原和人 +37.8
阿部孝則 +5.5
松ヶ瀬隆弥 -10.9
白田みお -32.4
3回戦
3回は小さなアガりで均衡したまま試合が進んでいく。ただここは松ヶ瀬が37400点とわずかにリードして南場に入っていく。だが、南1局阿部が松ヶ瀬から直撃し、松ヶ瀬と阿部がほぼ並ぶ。
そして南3局、松ヶ瀬が白田から3900をロン。松ヶ瀬トップ目でオーラスへ。オーラス、白田・阿部・楢原のめくり合いとなるが、これを阿部が制して楢原から5200。阿部がトップを獲得した。3回戦の結果は以下の通り。
阿部孝則 +25.0
松ヶ瀬隆弥 +13.8
楢原和人 -11.2
白田みお -27.6
4回戦
東1局、楢原が8000をアガってリードすると、東2局、東3局でもアガりさらにリードを広げていく。東4局では阿部が2000-4000で2着目に浮上し南入。
阿部と楢原は南場でもアガり、楢原41300、阿部35100でオーラスに突入。オーラスは白田がピンズのホンイツで仕掛けて2000-4000。阿部をまくって白田が2着に浮上。楢原はトップで終了しトータルスコアを伸ばした。
1日目終了時のポイント
楢原和人 +172.1
阿部孝則 +47.0
松ヶ瀬隆弥 +18.2
白田みお -9.9
その他タイトル戦の試合結果はこちら
天鳳6段t-yokoの麻雀ブログでは麻雀に関する記事を毎日更新しています。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ぜひフォローをよろしくお願いします!