2022年4月10日より開催中の女流麻雀プロのタイトル戦「プリンセスオブザイヤー2022」。本記事では9月25日開催の決勝戦試合結果をまとめています。
プリンセスオブザイヤー2022の詳細情報については下記の記事を参照ください。
出場者一覧
水崎ともみ
佐月麻理子
田なべもえ
安達瑠理華
YouTube配信
試合結果
1回戦
席順
東家:安達瑠理華
南家:水崎ともみ
西家:田なべもえ
北家:佐月麻理子
試合展開
東1局は流局で静かなスタート。東2局は安達と水崎のめくり合いで安達が勝ち。水崎から3900のアガりでこれが決勝戦最初のアガり。
東4局、田なべがチャンス手の配牌。これをきっちり仕上げて2000-4000ツモ。田なべが37000のトップ目で南入した。
南2局、安達と佐月がリーチ、田なべもテンパイと3者のめくり合い。ここは佐月に軍配が上がり、1000-2000ツモ。佐月ハコの上がりで2着目浮上。水崎は親が落ち苦しい。
南3局、佐月が4面待ちのピンズのメンホンテンパイ。水崎も仕掛けて、地獄の南単騎でソーズのホンイツテンパイ。さらに親の田なべが3-6mのリーのみでリーチ。このめくり合いで水崎は2pを引いてオリ。2人のめくり合いで有利なはずの佐月が負け。田なべが佐月から2000を直撃。
南4局、親の佐月が東ポンから12000のテンパイ。そこに安達が裏1条件のリーチ。ここもめくり合いとなったがまたも安達が勝ち。佐月から2600をアガって終了。田なべがトップのまま終了。安達が2着となった。
1回戦結果
1着:田なべもえ +48.3
2着:安達瑠理華 +14.1
3着:佐月麻理子 -20.8
4着:水崎ともみ -41.6
2回戦
席順
東家:安達瑠理華
南家:佐月麻理子
西家:田なべもえ
北家:水崎ともみ
試合展開
東1局、田なべが自風のポンから仕掛け。そこに親の安達がリーチも田なべがアガりきって2000。東2局、水崎が先制リーチからしっかりツモって2000-4000。
東4局、なんと全員テンパイでのめくり合い。どうなることかと思われたが、最後は親の水崎がアガりきり、田なべが7700放銃。水崎がトップ目からリードを広げる。
水崎は1本場でも安達から12000を打ち取り、さらにリードを広げる。だが3本場で佐月が3000-6000。水崎との差を1万点ほどに近づけて南入した。
南場では佐月が親番で逆転できる手が入るものの、リーチが流局し水崎に追いつけず。1回戦ラスの水崎がトップを獲得。勝負の行方はまだまだ分からない。
2回戦結果
1着:水崎ともみ +60.1
2着:佐月麻理子 +16.4
3着:田なべもえ -27.4
4着:安達瑠理華 -49.1
3回戦
席順
東家:田なべもえ
南家:水崎ともみ
西家:安達瑠理華
北家:佐月麻理子
試合展開
東1局、親の田なべはソーズのホンイツで仕掛け。2-5sに取れるところを一通のカン2sに受けてツモりきり、4000オールで好発進。東3局、安達が親番で先制リーチの佐月から5800。安達が田なべに迫る。
東3局1本場では水崎がドラの白ポンから赤2枚を絡めて3000-6000をツモアガり。今度は水崎がトップ目に躍り出る。ここまでラスに沈んでいた佐月だったが、東4局の親番で水崎のリーチをかいくぐり6000オール。佐月がわずかながらトップ目となった。
そして東4局1本場、安達が2000-4000。4人が順番にアガり、結果的には僅差の展開で南入。
南1局、安達が先制リーチ。そこに親の田なべが追っかけると、安達が田なべのアガり牌を掴む。しかも裏が3枚乗って18000。田なべが一歩リード、安達は苦しくなった。
さらに1本場、田なべ・水崎・佐月の3軒リーチとなったが、ここも田なべの勝ち。水崎から5800でリードを広げる。
だが水崎が2本場で安達から8000をロン。さらに南2局の自身の親番で6000オールツモ。1回で田なべのトップをまくる。
南2局1本場ではまたも田なべのアガり。安達から3900をアガり、水崎46700・田なべ46500。南3局でもダマテンの2000点を安達からアガり、田なべが再逆転。
オーラス、親の佐月がリーチに行くが流局で終了。田なべが逃げ切ってトップを獲得した。
3回戦結果
1着:田なべもえ +58.5
2着:水崎ともみ +25.7
3着:佐月麻理子 -25.7
4着:安達瑠理華 -58.5
3回戦終了時のポイント
1着:田なべもえ +79.4
2着:水崎ともみ +44.2
3着:佐月麻理子 -30.1
4着:安達瑠理華 -93.5
4回戦
席順
東家:田なべもえ
南家:安達瑠理華
西家:佐月麻理子
北家:水崎ともみ
試合展開
東1局は佐月が終盤リーチも空振りで流局スタート。だが東2局またも佐月がリーチに行くと、テンパイした水崎から一発でアガり牌を捉える。佐月は12000のアガり。
東3局、佐月は親番で1-4-7sのリーチ。しかしこれをアガれず親が流れる。もっと点数を稼がなければいけない佐月にとっては苦しい展開。
佐月トップ目のまま南入。南1局では水崎が安達とのリーチ合戦を制してアガりきり、なんとか得点を稼いでいく。南2局は佐月が先制リーチ。親の安達はなんとか追いつこうとするも、結局佐月の1人テンパイで流局。
南3局1本場、親の佐月は配牌からして苦しい。結果アガれず、佐月と水崎の2人テンパイで流局。かと思われたが佐月は間違って伏せてしまう。だが伏せたことで田なべがラスになり、逆に佐月にとっては良い着順になった。
南4局、点数状況は以下の通り。
佐月麻理子 44300
安達瑠理華 18400
水崎ともみ 18300
田なべもえ 18000
田なべは流局なら優勝。佐月は田なべから12000以上直撃、もしくは他2人から役満出アガり。水崎はとにかく親で連荘。安達は田なべからトリプル役満直撃。
南4局、水崎はとにかく中ポンからアガりに行く。だが田なべが5s6sのタンヤオシャンポンテンパイを先に入れる。田なべはそこから3-6sに振り替わる。
水崎はなんとか5s単騎でテンパイを入れる。そこから4m5mに待ち変え。最後は水崎からの3sを捉えて田なべが2000のアガり。田なべが自力で優勝をつかみ取った!
4回戦結果
1着:佐月麻理子 +54.3
2着:田なべもえ +3.5
3着:安達瑠理華 -21.6
4着:水崎ともみ -36.2
最終結果
1位:田なべもえ +82.9
2位:佐月麻理子 +24.2
3位:水崎ともみ +8.0
4位:安達瑠理華 -115.1
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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