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Mリーグ2022-2023 11月7日 第41試合・第42試合結果 Mリーグ伝説の1日

本記事ではMリーグ2022-2023レギュラーシーズン・11月7日の第41・42試合の結果をまとめています。

別日の試合結果については、以下のページにまとめてありますのでこちらからご確認ください。

前日までのポイント状況

渋谷ABEMAS                         +446.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部      +168.7
KADOKAWAサクラナイツ        +8.2
EX風林火山                                -3.7
TEAM雷電                                -27.3
U-NEXTパイレーツ                  -50.0
セガサミーフェニックス       -189.7
赤坂ドリブンズ                     -351.8

本日の出場チーム

赤坂ドリブンズ
KADOKAWAサクラナイツ
TEAM雷電
U-NEXTパイレーツ

第1試合の出場選手

東家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
南家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
北家:黒沢咲(TEAM雷電)

全体の展開

東場の展開

東1局、親の優が2-5pで先制リーチ。そこに黒沢が高目三色の1-4sで追っかけリーチ。優の待ちが山4、黒沢は山2だったがここは黒沢に軍配。高目の4sツモで3000-6000+1000のアガり。

東2局、優が自風の北ポンから仕掛け。親の渋川は一度テンパイも待ちを良くしようとテンパイ外し。次巡に狙い通りの3-6pで先制リーチ。優が2副露の形から粘るが4sを引いて回る。

優はアタリ牌の3pを重ねて再びのイーシャンテン。アガりまでは行けなかったが上手い回り方だった。結局、渋川の1人テンパイで流局。

東2局1本場、優が1-4pで先制リーチ。このリーチに渋川は好形ドラ赤のイーシャンテンで押し返していく。渋川は5-8mで追っかけリーチ。残り山に2枚。このめくり合いは優に軍配。優が渋川から2900ロン+1000。

東3局、渋川が中ポンから仕掛け。優は7pチーからピンズの一色。渋川は3副露して4m9mのシャンポンテンパイ。優も3副露で3枚切れのペン3pテンパイ。

渋川は2pを引いてオリ。親のたろうは4mポンからテンパイを狙う。たろうは2p単騎でテンパイ。たろうと優の2人テンパイで流局。

東3局1本場、優とたろうはチートイツ。渋川が5-8sで先制リーチ。たろうが同巡東単騎のチートイツでテンパイ。ここは渋川の一発目のツモがなんと東。たろうが9900ロン+1000。

東3局2本場、優とたろうは2局連続のチートイツ。渋川はピンズのメンホン。だが結局全員ノーテンで流局。

東4局3本場、たろうは9pポンからホンイツの仕掛け。親の黒沢が235sの3面待ちで先制リーチ。同巡優が4-7sでテンパイしダマ。黒沢の待ちは山8、優は山3。

さらにたろうは3副露して1p単騎のテンパイ。次巡たろうはカン2p待ちに変化。優は5sを掴むもそれを止めて5s2pに待ち変え。このめくり合いは黒沢に軍配。4300オールツモのアガりで一気に突き抜ける。

東4局4本場、たろうはピンズのホンイツ。渋川が中盤カン6pで先制リーチ。これに他3者は回り、渋川の1人テンパイで流局。

南場の展開

南1局5本場、親の優が9pアンカン。優がカン7mで先制リーチ。同巡渋川はカン3sでテンパイしダマで押していく。渋川は2sを引いて2s3mに待ち変え。しかしこの待ちは山にない。ここは優が7mをツモアガり。4500オール+1000のアガり。

南1局6本場、たろうにドラの白暗刻。カン3sでテンパイを入れてダマ。優がそこに1-4sでリーチ。たろうは4sを引いて4s8mのシャンポンに待ち変え。さらに9mチーから4-7mに受け変え。このめくり合いはたろうの勝ち。2600-4600ツモ+1000でたろうが2着に浮上。

南2局、たろうはドラ2赤2で2mポンから喰いタン。黒沢は手牌に中暗刻で1sポンして8s9pのシャンポンテンパイ。優は中盤仕掛けて三色。

たろうは5s切ったら3-6sテンパイも間違えて6mを切ってテンパイが入らず。優は6p片アガりのテンパイ。たろうもなんとかカン6sのテンパイを入れる。そして親の渋川がドラの2p単騎のチートイツでリーチ。

黒沢と優はこのリーチにオリ。渋川は6sを掴んで放銃。たろうはとんでもないミスをしたにも関わらず、8000ロン+1000のアガり。たろうがトップ目に浮上。

南3局、渋川が南ポンからペン3mのテンパイ。素点回復を狙う。渋川はドラの6sを引いてテンパイ外し。親のたろうが4-7mでリーチ。これを一発でツモアガり4000オール。たろうが一気にリードを広げる。

南3局1本場、たろうが4-7mで先制リーチ。他3人はこれに回り、たろうの1人テンパイで流局。

南3局2本場、優にドラの8sカンツ。渋川には5pがカンツ。たろうは6sポンしてペン3sのテンパイを一旦取る。優は4枚目の6sをチーして喰いタンの仕掛け。たろうはタンヤオに向けてテンパイ外し。

渋川が1-4-7pでリーチ。たろうが2副露して2p2sのテンパイ。そして黒沢が1p8mのツモり四暗刻でリーチ。さらに優も5m単騎のテンパイ。

4人テンパイとなったが、ここもたろうが勝ち。渋川が2sを掴んで2100+3000を放銃。

南3局3本場、優がカン3sチーから喰いタンの仕掛け。4-7mでテンパイ一番乗り。渋川は発をポンしてマンズのホンイツ。そしてトイトイに受けた渋川から4mが出て4800ロン。

南4局、優はマンガン出アガりで逆転。リャンメン3つの形から渋川にマンズが高いのを見て3-6mを外す。そして優は6-9sで先制リーチ。親の黒沢もアガらせないよう東ポンから2-5pでテンパイ。なんとこれで優から赤5pが出る。5800ロン+1000で黒沢がほぼ2着以上確定。

南4局1本場、黒沢が5m9mのシャンポンで先制リーチ。これに安全牌に困ったたろうが中スジで5mを打ち出し8000ロン。黒沢はトップが見えてきた。

南4局2本場、黒沢が一瞬ツモり忘れるも優が指摘するフェアプレー。優は手牌に白暗刻で1sポンから仕掛け。優が6-9sで先制テンパイ。そこに黒沢がカン3pでリーチ。

優はリーチの一発目でキツい4pを掴んでオリ。たろうは1-4-7mのピンフダマテン。たろうはリーチにガンガンプッシュ。優は回った結果2s6sのシャンポンでテンパイしこちらもプッシュ。

たろうは6m東に受け変えて追っかけリーチ。リーチを見て優は改めてオリ。たろうは1-4-7mのままならアガりがあった。結局、たろう・黒沢・優の3人テンパイで流局。

南4局3本場、たろうが6pチーから北バックの仕掛け。たろうは北バックでテンパイも渋川にトイツ。優が4-7mでテンパイしダマ。渋川は北8sのシャンポン。しかし渋川も優も待ちは山にない。

たろうは6sを引いて、渋川の仕掛けに5200打てないのでホンイツを警戒して回る。黒沢は3-6sのテンパイを入れてダマ。黒沢は次巡ツモ切りリーチ。渋川を降ろしに行く。

リーチを見て優も渋川もオリ。黒沢もアガれず、黒沢の1人テンパイで流局。

南4局4本場、渋川が1sポンから純チャンや清老頭を見た仕掛け。黒沢が4-7pで先制リーチ。たろうは7sをチーして喰いタンで仕掛け。ここは黒沢がすぐにツモ。4400オール+3000のアガりで黒沢が一気にトップ。

南4局5本場、黒沢がドラ先打ちから1-4sで先制リーチ。そこにたろうが3-6mで追っかけリーチ。このめくり合い、黒沢に軍配。たろうが4sを掴んで9200ロン+1000。黒沢がトップをほぼ確定した。

南4局6本場、優がペン3sでテンパイしダマ。黒沢がメンホンチートイツの中単騎でリーチ。優は1s8pの役なしテンパイし変えてダマ続行。優は中盤にオリ。

中は優に2枚流れ、黒沢の1人テンパイで流局。23局目に突入し、Mリーグ最長局数タイ記録に並んだ。

南4局7本場、黒沢は配牌でチートイツのイーシャンテン。優が中ポンから仕掛け。2副露して4-7pのテンパイ。黒沢がツモり三暗刻の形で3p6sのシャンポンリーチ。6sが山に2枚。

優は一発目にどらの東を引いてきて切りきれずにオリ。黒沢が6sツモ。4700オールツモ+1000。黒沢は10万点が見えてきた。また渋川はMリーグ最低得点記録を更新中。

南4局8本場、黒沢が白暗刻の手牌でカン2mのテンパイでダマ。渋川はカン5mをチーして喰いタン。2mがたろうから出て2000は4400のアガり。

南4局9本場、黒沢がカン3pの役なしテンパイでダマ。黒沢は3m引いてテンパイ外し。黒沢はカン5pに変化して先制リーチ。これを一発でツモって4900オール。11万点を超えて一気にMリーグ最高得点記録を更新中。

南4局10本場、たろうが中ポンから仕掛け。黒沢が4-7sで先制リーチ。優は7mチーしてマンズのホンイツの仕掛け。たろうは黒沢の待ちの4sを引いて4-7pでテンパイ。優はチンイツの5m単騎でテンパイ。

最後は4pが渋川から出てたろうのアガり。2000は5000+1000のアガりで終了。黒沢が112700点のトップで終了。Mリーグ半荘最高得点記録となった。今回の対局で以下のような記録が更新された。

Mリーグ半荘最高得点記録:黒沢咲 112700
Mリーグ半荘最低得点記録:渋川難波 -47600
Mリーグ最多局数:26局
Mリーグ最長時間試合:3時間29分

第1試合の最終順位

1着:黒沢咲   112700(+132.7)
2着:鈴木たろう   29900(+9.9)
3着:鈴木優       5000(-35.0)
4着:渋川難波  -47600(-107.6)

第2試合の出場選手

東家:丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
南家:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)
西家:仲林圭(U-NEXTパイレーツ)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)

全体の展開

東場の展開

東1局、親の丸山の配牌に白暗刻。仲林がカン4sをチーしてカン4pのタンヤオ三色ドラでテンパイ。これがイーシャンテンの丸山から出て3900のアガり。

東2局、親の瀬戸熊が中ポンから仕掛け。マンズのホンイツへ向かう。渋川にドラの白トイツ。仲林は2-5mの役なしテンパイで一旦ダマ。渋川は白をポンして3-6sテンパイ。ここは仲林が5mをひょっこりツモ。300-500のアガり。

東3局、丸山の配牌に赤3。2pをポンしてカン6mのマンガンテンパイ。瀬戸熊はペン7sテンパイ取れるところで良形と一通を見てテンパイ取らず。

渋川はドラ3のカン7mでリーチ。ここは渋川が一発でツモアガり。3000-6000で久しぶりのアガりを決めた。

東4局、親の渋川が三色ドラのペン3pでテンパイしダマ。そこに仲林が1-4-7sでリーチ。さらに丸山が5-8mで追っかけリーチ。渋川は2軒リーチを受けてさすがにオリ。ここは丸山が4sを掴んで仲林に放銃。仲林が12000ロン+1000のアガりでトップ目に。

南場の展開

南1局、瀬戸熊が3-6sで先制リーチ。親の丸山は粘りたいが無スジ2枚を勝負する必要があり渋々オリ。渋川もイーシャンテンで粘っていたがオリ。結果、瀬戸熊がツモアガって1000-2000。

南2局、渋川が3-6-9pで先制リーチ。仲林は一発を消しながらソーズの一色の仕掛け。ここは渋川が9pツモ。裏1枚で3000-6000ツモ。渋川が仲林をまくってトップ目に立った。

南3局、仲林が発ポンから仕掛け。ドラ2赤1でマンガンのイーシャンテン。仲林がカン4mで先制テンパイ。そこに渋川がペン7pでリーチ。

仲林はドラの6mを打って4-7mに待ちを変える強気の選択。このめくり合いは渋川に軍配。最後のツモ番で渋川が2000-4000ツモ+1000。渋川は5万点を超えて、トップがかなり決定的となった。

南4局、仲林は2pチーから白バックの仕掛け。仲林が白バックで先制テンパイも丸山と白は持ち持ち。そこに瀬戸熊が6-9pでリーチ。リーチを見て仲林はオリ。

さらに丸山が5m白のシャンポンで追っかけリーチ。ただこの待ちは山にない。渋川はフリテンのカン6pでテンパイ。結局、渋川・瀬戸熊・丸山の3人テンパイで流局。

南4局1本場、瀬戸熊が西ポンから仕掛け。仲林が発単騎で3巡目先制リーチ。親の渋川は得点を稼ごうとひたすら押し。最後は瀬戸熊から発が出て仲林のアガり。2900ロン+2000のアガり。渋川が今期初トップを獲得!

第2試合の最終順位

1着:渋川難波  56700(+76.7)
2着:仲林圭   30900(+10.9)
3着:瀬戸熊直樹 14600(-25.4)
4着:丸山奏子  -2200(-62.2)

チームポイントランキング

渋谷ABEMAS                         +446.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部      +168.7
TEAM雷電                                +80.0
EX風林火山                                -3.7
KADOKAWAサクラナイツ        -22.7
U-NEXTパイレーツ                  -74.1
セガサミーフェニックス       -189.7
赤坂ドリブンズ                     -404.1

試合データ

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