若手女流プロによる麻雀タイトル戦「シンデレラファイト」。本記事ではシンデレラファイトの大会概要、大会システムなどについてまとめていきます。
大会概要
シンデレラファイトは2017年より開催されている麻雀のタイトル戦。麻雀スリアロチャンネル・麻雀ウォッチの共催によって行われる。2017~2020まではシンデレラリーグの名称で大会が行われ、2021年以降シンデレラファイトとなっている。
大会には最高位戦日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀協会・RMU所属の若手女流プロが主に参加している。改称してからの第1回シンデレラファイト優勝者は三浦ももこ。
大会システム
全24名が参加する特殊なシステムのトーナメント戦。1位になれば次節をスキップでき、2位・3位は次の日程に参加。4位はそこで即敗退というシステムになっている。
1st stage,2nd stage
1st、2nd stageはDay1~Day6の6日間かけて行われる。Day1~Day4が1st、Day5・6が2nd stageとなっており、1stでは4人麻雀、2ndでは3人麻雀を行う。
まずDay1、Day2でそれぞれ3卓ずつ計6卓に分かれて4人麻雀の試合を行う。卓内1位となったものはDay4の対局に進出。2位・3位はDay3へ進出し、4位は敗退となる。
Day3はDay1・2を勝ち抜けた12名が3卓に分かれて試合を行う。Day3の1位はDay5(=2nd stageの1日目)に進出。2位・3位はDay4へ進出し、4位は敗退となる。
Day4はDay1・2の1位およびDay3の2位・3位という計12名が3卓に分かれて試合を行う。卓内の1位はDay6に進出。2位・3位はDay5へ進出し、4位は敗退となる。
Day5にはDay3の1位とDay4の2位・3位という計9名が3卓に分かれて試合を行う。卓内の1位はセミファイナル進出。2位はDay6に進出し、3位は敗退となる。
Day6にはDay4の1位とDay5の2位という計6名が2卓に分かれて試合を行う。1位・2位はセミファイナル進出し、3位は敗退となる。
以上のシステムで試合を行い、Day5から3人、Day6から4人が勝ち抜けることになる。その後セミファイナルに進出する最後の1名を敗者復活投戦よって決定する。
敗者復活戦
対象となるのは1st、2ndで敗退した全17名。この17名に通過stage、Twitterの投票、主催者という3つからポイントをつける。その合計ポイントの上位4名が敗者復活戦に参加できる。ポイントについては以下の通り。
stage通過ポイント
Day6脱落:5ポイント
Day5脱落:4ポイント
Day4脱落:3ポイント
Day3脱落:2ポイント
Day1,2脱落:1ポイント
Twitter投票ポイント
1位:5ポイント
2-3位:4ポイント
4-5位:3ポイント
6-7位:2ポイント
8-10位:1ポイント
主催者ポイント
1位:5ポイント
2位:4ポイント
3位:3ポイント
4位:2ポイント
5位:1ポイント
ポイント合計点の順位で敗者復活戦の最初の持ち点に以下のように傾斜を付ける。
ポイント1位:49000点(東家スタート)
ポイント2位:41000点(南家スタート)
ポイント3位:33000点(西家スタート)
ポイント4位:25000点(北家スタート)
この持ち点で4人麻雀の半荘戦を1回行い、1位がセミファイナル進出となる。
セミファイナル
セミファイナルには8名が参加。2卓に分かれて1半荘の試合を行う。(この試合を1試合目・2試合目と呼称する)卓内の1位はファイナル進出。2位・3位はセミファイナル3試合目へ進出し、4位は敗退となる。
3試合目
3試合目では1・2試合目と同様に半荘1回戦を行う。1・2位がファイナル進出、3位・4位は敗退となる。
ファイナル
ファイナルはMリーグルールによる半荘3回戦を行い、トータルスコアが最も高かったものが優勝となる。
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