12月25日、麻雀日本シリーズ2022決勝の試合が開催された。出場選手、および大会概要については下記の記事を参照。
先日、プレーオフ第2節が行われ、決勝進出者4名が確定した。その4名は以下の通り。
渋川難波
佐々木寿人
鈴木優
前田直哉
決勝では半荘4回戦を行い、トータルスコアが最も高い者が優勝となる。
1回戦
東1局、前田が3000-6000をツモってロケットスタート。東2局は親の鈴木優がアガって得点を稼ぐと、東3局には渋川が2000-4000。寿人以外の3者が得点を稼いでいく。
南1局、渋川が8000をアガって一歩抜け出すも、南2局親番の鈴木優は4000オールでトップをまくり。さらに南3局、前田が2600オール・4000オールとアガってさらなる逆転。このアガりで前田がトップを獲得。2着にはオーラスで1300-2600をアガった鈴木優が入った。1回戦終了時のポイントは以下の通り。
前田直哉 +35.1
鈴木優 +20.0
渋川難波 -13.0
佐々木寿人 -42.1
2回戦
東3局、渋川が3000-6000をアガって一歩リード。そこに東4局・南1局と鈴木優がアガって迫る。だが南2局に寿人が1000オール・2600オールとアガって僅差だがトップ目に。
南2局3本場には渋川が寿人から5200をアガってトップになるが、南3局では親の鈴木優が4000オールで目まぐるしくトップが変わっていく。南3局1本場、渋川が鈴木優から5200ロンで再逆転も、最後は鈴木優が前田から3900をアガって終了。鈴木優がトップを獲得した。2回戦までのトータルスコアは以下の通り。
鈴木優 +47.6
渋川難波 +3.7
前田直哉 +1.9
佐々木寿人 -53.2
3回戦
東1局、東2局と渋川が軽いアガりで進めていく。東3局、鈴木優が1300-2600ツモ。東4局には前田が2000-4000をツモって僅差の展開で南入。
南入してからはマンガン以上のアガりは出ず、僅差のまま局が進む。前田はこの僅差のリードを守り切ってトップを獲得。2着にはオーラス鈴木優から3900をアガった渋川が入った。3回戦までのトータルスコアは以下の通り。
鈴木優 +38.9
前田直哉 +22.3
渋川難波 +13.9
佐々木寿人 -75.1
4回戦
東1局、鈴木優が渋川から2000をアガって開局。東2局も鈴木優が300-500でわずかにリード。東3局は寿人が鈴木優から2900をアガるも、1本場では鈴木優が1300-2600をツモって再びリード。東4局、渋川が前田から3900ロンで南入。
南1局は流局。南2局1本場、南3局と鈴木優が渋川からロンアガり。点差を広げてオーラスへ。最後は全員ノーテンで流局し決着。鈴木優が初出場・初優勝を決めた!最終結果は以下の通り。
鈴木優 +68.1
渋川難波 +2.4
前田直哉 -0.3
佐々木寿人 -70.2
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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