にじさんじで毎年恒例のイベント「にじさんじ麻雀杯」が2022年も開催されています!
にじさんじ麻雀杯とは、その名の通りにじさんじに所属するVTuber達による麻雀大会です。
にじさんじの方々は麻雀ができる方とできない方がいるため、毎年見るものの想像を絶する闘牌が発生し、新年から明るい気分になること間違いなしのイベントです。
1月8日に行われた予選の結果を見て、個人的に名場面をまとめてみました。
動画を見て楽しんでみてはいかがでしょうか。
にじさんじ麻雀杯2022 予選結果
こちらのページに全卓の結果をまとめてありますので、こちらをご覧いただければと思います。
ルールに関しても、こちらのページでまとめていますので気になる方はそちらでご確認ください。
予選LIVE中継
予選1
予選2
予選名場面
漢気麻雀
弦月藤士郎 アガり牌2度スルー
E卓の試合。東2局1本場、弦月に三暗刻のテンパイ。一手変わりで四暗刻の可能性があるためダマテンに受ける。
この後、フレン・E・ルスタリオからまずアタリ牌が出るがこれをスルー。さらに愛園愛美からもアタリ牌が出るがまたもスルー!四暗刻への執念を見せる。
終盤さすがに四暗刻の可能性が低くなり、フレンからロンアガり。しかし、どこまでも役満の可能性を追った、まさしく漢気の麻雀だった。
弦月藤士郎 メンホンリーチ
E卓の試合。四暗刻に引き続き、またも弦月が魅せた。
オーラスを親番で迎えた弦月。4000オールをツモでトップの条件。
ここでダブ東暗刻のホンイツ模様の手が入る。これを鳴いてツモれば文句なしのトップ。
絶対にアガりたいこの場面、上家の愛園愛美から8pが出る。鳴けば手が進むが、弦月なんとこれをスルー。
そのまま自力でテンパイしメンホンの手に仕上げ、18000確定のリーチ!
アガりまではいけなかったが、劇画調のごときテンパイだった。
三枝明那 役満狙いのドラスルー
G卓の試合。東2局1本場、四暗刻の可能性が出てきた三枝。
ポン材の2sと8mを1枚ずつスルーして手を進める。しかし、2枚目の2sが出てしまう…もこれもスルー!
鳴いていればハネ満クラスのアガりが狙える手牌だっただけに、三枝の役満への執念が見えた1局だった。
甲斐田晴 気合いのテンパイ外し
H卓、東2局2本場、甲斐田が中を暗刻にしたテンパイを入れるが、シャンポンなのでダマテンに受ける。
これをすぐにツモってしまうが、なんとこれをアガらず!テンパイを外して、もう一度良形に組み替える。
そして1-4-7sでリーチ!これをツモアガり、3000-6000。そのままツモれば1300-2600で終わっていたところを2倍以上の収入に仕上げた。
轟京子 オーラスの逆転手
K卓の試合、オーラスでトップまで6200点差で迎えた轟京子。
5pポンから仕掛けて一時はどうなることかと思ったが、なんということでしょう、手牌がグルグル回るうち、トイトイの役がつきアガれる形に。
トイトイドラ5の逆転手。アガりきれなかったものの、ヒリつく麻雀を味わわせていただいた。
レオス・ヴィンセント 四暗刻テンパイ!
O卓の試合、東1局からど派手な闘牌を見せたのがレオス・ヴィンセント。
配牌から四暗刻が見える手。一旦ペン3sの一手変わり四暗刻のテンパイに受けると、メリッサ・キンレンカからリーチ。
押していくレオス・ヴィンセント。しかし、親番の剣持も仕掛けてテンパイに向かう。
そして四暗刻テンパイ2s3p待ち!3pが1枚山に残っている状況だったが、無情にも剣持のアタリ牌を掴み放銃。
最も役満に近づいた瞬間だった。
にじさんじ宇宙
花畑チャイカ、トぶ
B卓の試合、「練習は雑魚のやること」と息巻いていた花畑チャイカ。
東1局、西園チグサにハネマンをツモられると、東2局で町田ちまに親満を放銃。
さらに1本場で夜見れなに5200を放銃し虫の息に。
オーラス、親番の夜見が6000オールをツモ。花畑チャイカ、大会唯一のトビを記録した。
雪城眞尋 悲しみの8mポン
J卓の試合、東1局に雪城がドラの中をポンして親満のテンパイ。他2人からリーチを受けて、3者のめくり合いという熱い展開に。
しかし、ここでアクシデント。雪城が魔使マオの8mをポン。テンパイを崩さなければいけない状態になってしまう。
そして手から選ばれたのはリーチをかけていた伏見ガクのアタリ牌。
ある種芸術的なシーンが生み出された。
長尾景 場を支配する意味不明宇宙(トップもあるよ!)
L卓の試合、東1局。西を暗刻で持っている長尾。
自分が南家で役がつかないのも構わず、3巡目から西を大ミンカン!宇宙が見える。
しかし、これをアガりに結びつけて、最後にはトップまで獲得してしまう。
まさしくエンターテインメントな1戦であった。
オーラスの大逆転
叶 1度のアガりで勝機を掴む
C卓の試合、そこまで全くアガりがなく、1300を1度放銃しただけで場の流れからは消えていた叶。
しかし、東4局1本場に親のえま★おうがすとがリーチをかけると、同巡に追っかけリーチ。
なんと、えま★おうがすとから一発でアガり牌を打ち取り、7700。トップ目の山神カルタをかわして、トップを獲得した。
たった一度のアガりで勝機を掴んだ、見事な闘牌だった。
天宮こころ カンを活かしての差し切り
I卓の試合、オーラス、トップ目の文野環と6900点差で迎えた天宮こころ。
文野環は喰いタンで仕掛けるも、天宮こころが3pカンからのリーチ。
文野環が一度はアガり牌を止めるものの、2枚目を止めきれずに放銃。カンで符ハネした3200を直撃することで、見事文野をかわしきった。
長尾景 300点差の大逆転
L卓の試合、ここまで意味不明な打ちスジを見せていた長尾だったが、ゲーム展開としてはきちっとアガりを見せて、トップ条件を残していた。
トップ目の樋口楓とは8100点差。樋口がゲームを終わらせるリーチを打ってきて、もはやここまでか。
しかし、長尾は無スジを連打し、最後に赤5sまで叩き切ってのテンパイ。
このテンパイを樋口から直撃すると、なんと中のカンをしていたことで符ハネして、3200のアガり。
樋口が出したリーチ棒を合わせて、300点差でトップになるという奇跡の展開。
これまでの意味不明なカンはこのための伏線だったのか、と思わされるほどの見事な1局だった。
純粋に麻雀をほめたい
本間ひまわりの放銃回避
F卓の試合、トップ目に立っていた本間は東3局2本場、白ポンからさらにアガりに向かう。
ここにアクシア・クローネが赤ドラのリーチ。このアタリ牌を一発で掴んでしまう。
この時点でテンパイだった本間。放銃するかと思われたが、キッチリアタリ牌を止めてオリに回った。
同じにじさんじライバーである社築の教えを守った、素晴らしい守備だった。
渋谷ハジメ 前回覇者、墜つ
M卓の試合、前回大会覇者の渋谷ハジメが登場。
今回も勝つことを期待されている立場だったが、東2局1本場、2本場と連続放銃。
キッチリ手作りしているだけに、これが麻雀か、と思わされる不運な展開。
トドメに東3局、ラス目からピンフ赤のリーチを打つも椎名唯華の1000点に放銃。安いが腰砕けになる重たい放銃。
前回覇者、ここで散る。