6/2結果:1着1回
昨日1日、天鳳の段位戦を打たなかったので、少し不安を抱えながらの今月の初戦
となりましたが、無事トップを取ることができました。ほっと一息です。
大会の打ち方に慣れてしまうと、段位戦が疎かになるということを何度も経験して
きましたが、今日はようやくそこの切り替えをうまくできたように思います。
トップ目ではどう打つべきか?自分なりの感覚の部分をまとめておきます。
東3局
1万点差ほどのトップ目で迎えた局面。
自分の手はドラドラですが、1メンツしかなく形は悪いです。
白とかを切るのが一番広いでしょうが、ここは4m切りでリャンメンを固定しました。
危険そうな4mを先に切っておき、字牌を残して安全に進行することを考えます。
また、状況的にリーチもできればかけたくないので、役牌が重なってのテンパイも
考えています。
残した発が重なります。
ここも白を切りたいところですが、親の現物なので残します。
この形なら、発をポンして4sを切れば安全牌の白を1枚持ったイーシャンテンに
構えられるのでここは孤立の6pを切りました。
巡目が中盤に入りつつあるので、変化を見た中張牌を長く持っていると危険に
なっていきます。その先切りの意味もあります。
加えて、ここで6pを切っておくと、ペン3pが出やすくなるという効果もあります。
発は11巡目くらいまでは鳴いて、打4sとしそうです。それ以降はアガりにいきづらく
なるので、発を打ってオリに回りそうです。
5s、6mと引き入れて幸運にも先制できました。
対面と下家が4pや5pを切っており、3pをあまり持っていなさそうです。
打点はリーチドラ2で十分なのでリーチとしました。
結果、イーシャンテンの親から一発で3pを打ち取ることができ、マンガンと
なりました。
南2局
僅差のトップ目で迎えた南2局。
対面の親と2着目の下家が仕掛けています。自分はテンパイですが、さすがに
リーチのみのシャンポンでは攻められないのでダマテンに構えていました。
そこに8pを持ってきて、打9mとしました。
これが最後の1巡であれば、8pを押してテンパイを取りそうですが、まだ3回切り順が
あります。
対面の親が最終手出しの1個前が6p手出しなので、4-7pや5-8pといった
またぎスジのリャンメンを警戒していました。
その後4pが通ったので、より5-8pは危険かも、と考えていたところに8pを
ツモ。さすがにオリに回ります。
対面の親が4mや8mを切っていて、7mがアタリにならなそうなので、7mを
切っていく選択もあると思いますが、トップ目なので1回通れば3回通る9mを打って
ノーテンでもいいから、この局は終わらせようと考えました。
と思っていたら、7mが鳴けてテンパイ。
最後のツモは2pでした。2pは上家に現物、下家のスジなので対面の親にアタるか
だけですが、3pのワンチャンスを信じて打ちきりました。
これで上家がノーテン罰符でトビ終了となりました。
2pは押さない選択しもありますが、他3人がテンパイの可能性が高く、さすがに
そのノーテン罰符3000点は2着目とかなり点差が近づくので、押しました。
5-8pが一番危なそうだと考えていたのも大きいですね。
段位戦では基本的にリードしたら、ひたすら自分に都合のいい展開になるまで我慢
するのがベストだと考えています。都合のいい展開というのは横移動して1局消化する
とか、鳴いて簡単にアガれそうな配牌が来るとかですね。
微妙な手でアガりに行ったりするのではなく、配牌の段階で局の方針を決めてしまい、
オリる、攻めるのメリハリをきっちりつけることがラス回避につながると思います。
打ち方としてはアガりに行くケースが減るので面白くないかもしれませんが、
これを安定してやれるようになってから、かなり成績が向上しています。
後は大会とかで調子を崩さないように継続していきたいです。
それでは。