Mリーグが麻雀業界に与えた影響は本当に大きいですよね。
これまでもYouTubeで麻雀の動画とかはありましたが、一般の人は麻雀のプロ団体がどう違うとか、団体ごとに違う大会の仕組みとかルールとか知らない人が大多数だと思うんで、動画の見方がよく分からなかったと思うんですよね。
実際、私自身も麻雀の動画とか見てても、結局どういう大会のどういうシーンでどうすごいのかとかわかりにくくて、役満とかの派手なシーンしか楽しめなかったんです。
それを統一したルールを決めて、プロ団体の垣根無く、しかもプロとしての年俸をもらってやるリーグができたというのは本当に夢みたいな話です。
麻雀プロというのはヤクザな商売だというイメージがやっぱり一般の人の間にはあったと思います。実際それまで麻雀プロといっても、麻雀を打ってお金が貰えるわけではなかったですからね。
普通のスポーツとかのプロ選手というものは、その競技をやっている姿を見せることでお金をもらっているわけです。でも麻雀プロは別に麻雀の大会に出てもお金が貰えるわけではありません。
もちろん優勝すれば賞金が貰えるでしょうけど、将棋の対局料みたいな感じで、1半荘打ってお金が貰えるとかそんなシステムではありません。麻雀プロという肩書きを使って、雀荘で働いたりゲストとして行ってお金をもらったりということで、プロという名前を名乗っている個人事業主に近い形態ですよね。
そこに一部の人だけとはいえ、本当に麻雀を打っているだけでお金が貰える、本当の「プロ」といえるものができたのは夢みたいな話です。
そもそも麻雀というのはやっぱり賭博のイメージが強く、娯楽として一般に受け入れられている感じではありませんでした。もちろんプレイしている人は大勢いたと思いますが、やっていない人からするとやっぱりアングラな趣味のイメージを受けます。
あと、やっぱり一昔前の雀荘でタバコ吸ってる怖いおっさんがいっぱい居るみたいなイメージもあったり。
そこでMリーグができたことで、やっと麻雀が一般の人にも受け入れられる土壌ができた、と言えます。またMリーグができたことで大きいのはやっぱり麻雀の楽しみ方を一つ増やすことができたという点ですね。
これまで麻雀の楽しみ方は自分で打つと言うことが主流でしたが、Mリーグができたことで観戦する、という楽しみ方ができるようになりました。
私も将棋なんかも別に指しはしないけど、藤井聡太さんの将棋を観戦したりしますからね。
そういう楽しみ方ができるようになって、それがもっと浸透していけばもっと麻雀というゲームが一般的なものになり、それが麻雀業界の発展につながっていく。Mリーグの持つ意義は非常に大きいですよね。
これからのMリーグのますますの発展に期待しつつ、私自身もこれからのMリーグを楽しみに麻雀生活を送っていこうと思います。
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