天鳳の古参プレイヤーで驚異のメンゼン派として知られる「りつみさん」。
麻雀戦術本を出版なさるほどの方ですが、その方が6月4日に新たにアプリをリリースされました。それがこの「麻雀相談所」です。
まだリリースされてから2週間も経っていませんので、流行としてはまだ小さい波ですが、これから流行を見せていくアプリになるのではないかと予想されます。
麻雀相談所は麻雀何切るのアプリです。Twitter上などで牌譜の画像をアップし、他の人の意見を聞く光景が散見されますが、基本的な仕組みはそれと同じです。
麻雀の何切るを個人がアップロードし、それについて回答をコメントする。それを一覧にして残していくことで、最終的には良質な何切る問題集のツールになることがコンセプトだそうです。
これは麻雀素人の私からしてもかなり良いアイデアだと思います。ネットに転がっている何切るは玉石混交ですが、役に立つものも大いにあります。
それらをまとめることで問題集になれば、これまでの何切る勉強ツールとは一線を画すものになっていくでしょう。
これまで世の中にあった麻雀何切るの勉強というと平面的なものがかなり多いです。平面的とは河や他家の仕掛けといったものを気にせず、自分の手牌だけを見て解くものです。
もちろんそれはそれでものスゴく重要な勉強ではあるのですが、一定以上のレベルになってくると場況に応じた判断の重要度が上がってくるのは間違いありません。
それを勉強するためには周りの状況も加味した”立体的”な何切るを多く解くことが必要になってきますが、そういった何切る本はそれほど多くはありません。
ですが様々な状況に対応するためには、やはり色々な問題に触れたいところです。
そこでこのアプリの出番ということです。立体的な何切るに数多く触れることができます。
新たな経験値の取り入れ方が一つ増えたということで、このアプリは非常に画期的であるといえるでしょう。
このアプリの良い点のもう一つとして問題の投稿/回答を行えるのが鳳凰卓以上の人、ということです。
投稿者も回答者も実力が一定以上に担保されており、自分以外の強者の意見を聞き、それを取り入れて自分の糧にすることができるわけです。
これからこの何切るが蓄積されていくほど、様々な局面の勉強ができるようになり、勉強用のアプリとして多大な効果を発揮することは間違いありません。
閲覧に関しては鳳凰卓以上でなくとも問題なく行えます。初心者の方にはあまりオススメできないかもしれませんが、自分の実力を伸ばしたいという中級者から上級者の方には間違いなくオススメできるアプリになっていくでしょう。
私自身、このアプリから学び、いずれは7段に復帰してこのアプリを育てていけるような立場になれることを目標に頑張りたいと思います。
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