神域リーグ第8節・第23試合南2局。南家の村上プロは配牌からメンホンのリャンシャンテンという好配牌。そして3巡目にはあっさりテンパイしリーチ。
待ちの最低でもマンガン。しかもあえてを切ってイーペーコーを無くしてでもアガりやすく受けるという丁寧さ。
ハッキリいって勝負はもう決まったかと思われました。しかし、西家の渋谷ハジメさんはチートイツや四暗刻を見ながら粘っていきます。
そしてついには村上プロのアタリ牌であるを暗刻にしてのトイトイのテンパイを入れてしまいます。
ポン
まずこのトイトイテンパイにたどり着いただけでも賞賛に値するプレーですがここからが渋谷ハジメの渋谷ハジメたる所以。
村上プロからが出るとこれをなんと大ミンカン!普通に考えるとリーチに対してカンをすると相手の手が高くなるリスクがありますし、しかも今回のケースではツモったときの三暗刻がなくなってしまいます。
ですからカンしないのが普通の選択でしょう。でも神域リーグの主人公は格が違いました。
カン ポン
リンシャン牌は。1600-3200のアガりで一気にトップ目に立ちました。こんなリンシャン牌が透けて見えているかのような打ちスジはまさしく渋谷ハジメオリジナルの手順です。
私では100年かかっても出せないアガりを見て非常に興奮を覚えました。これがあるから神域リーグ止められないんですよね。
そしてやっぱり渋谷ハジメさんって主人公だなあ、と改めて思わされる一幕でした。
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