日本プロ麻雀連盟主催「AKracing杯」の第2回大会が9月1日より開催されている。本記事では9月3日開催の予選C卓試合結果についてまとめていく。
AKracing杯の大会概要、他出場者の情報などについては下記の記事を参照いただきたい。
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出場者
二階堂瑠美
魚谷侑未
東城りお
伊達朱里紗
試合結果
1回戦
席順
東家:伊達朱里紗
南家:魚谷侑未
西家:二階堂瑠美
北家:東城りお
東場の展開
東1局、東城が6巡目に1m中のシャンポンで先制リーチ。そこに親の伊達がペン7sで追っかけリーチ。さらに瑠美が3-6pで追っかけリーチを打つも同巡に東城が中をツモ。2000-4000で開局。
東2局、伊達が東ポンから仕掛ける。親の魚谷はドラドラを活かして喰いタンの仕掛け。カン7sでテンパイ一番乗り。これが瑠美からあっさり出て5800のアガり。
東2局1本場、東城が中ポンから仕掛け。魚谷は高目三色の4-7pで先制リーチ。伊達はカン2sで役なしのテンパイを入れてダマ。
伊達は途中でオリを選択するが、魚谷はドラの7pツモ。4000オールのアガりで一歩リード。
東2局2本場、魚谷が6-9pで6巡目先制リーチ。同巡に伊達がカン4mのタンヤオドラ3赤でテンパイしダマ。そこから5-8mに変化し追っかけリーチも、魚谷が9pツモ。2600オールのアガり。
東2局3本場、伊達が7pチーから喰いタンドラドラの仕掛け。瑠美は終盤発を仕掛けて1-4pのマンガンテンパイ。魚谷も3-6sのチーテンを入れる。
魚谷と瑠美のめくり合いは瑠美に軍配。2000-4000のツモアガりで魚谷の親が落ちる。
東3局、親番の瑠美が4-7sで先制リーチ。魚谷は回りながらイーペーコードラ2のテンパイを入れる。さらに東城も形式テンパイを入れる。
魚谷はアタリ牌の4sを止めてオリ。東城も5m押し切れずオリ。瑠美の1人テンパイで流局となった。
東3局1本場、東城が2s9sのシャンポンで先制リーチ。そこに伊達が1-4-7mで追っかけリーチ。ここは東城が4mを掴んで伊達に放銃。2600のアガり。
東4局、瑠美は国士模様の手からソーズのホンイツへ。白ポンから仕掛ける。親の東城はカン5mでテンパイも一旦テンパイ外し。魚谷は2pポンから4-7sの先制テンパイ。これをあっさりツモって500-1000。
南場の展開
南1局、伊達が苦しい5-8sを埋めての3-6mで先制リーチ。そこに瑠美が14s5pで追っかけリーチ。ここは瑠美が1sツモで勝ち。1000-2000のアガり。
南2局、親の魚谷が5-8sで先制リーチ。これを一発でツモって4000オール。さらにリードを広げる。
南2局1本場、東城はマンズのホンイツ。伊達がカン5sのタンヤオイーペーコー赤でダマテン。東城はメンホンのカン8mテンパイ。ここはテンパイした魚谷から8mが出て東城が8000直撃。
南3局、伊達はソーズのホンイツ。東城が南とドラ8pのシャンポンで5巡目先制リーチ。そこに伊達がメンホンチートイの2s単騎で追っかけ。
魚谷もイーペーコードラ2の4s単騎でテンパイしダマ。その後6-9mに待ち変え。瑠美も終盤8mを仕掛けて5-8pテンパイ。次巡、東城が2sを掴んで伊達に放銃。裏2枚でなんと16000のアガりとなった。
南4局、魚タンが白ポンから仕掛け。そこに瑠美が3-6-9mで先制リーチ。さらに東城が1-4mで追っかけリーチ。ここは2軒リーチに押し返そうとした伊達から9mが出て瑠美に2000放銃。
1回戦結果
1着:魚谷侑未 54900
2着:二階堂瑠美 28700
3着:伊達朱里紗 26200
4着:東城りお 10200
2回戦
席順
東家:二階堂瑠美
南家:伊達朱里紗
西家:東城りお
北家:魚谷侑未
東場の展開
東1局、魚谷が終盤4-7sでテンパイしダマ。東城は三色の片アガり5p待ちで仕掛けてテンパイ。ここは伊達から4sが出て魚谷が3900のアガり。
東2局、東城はチートイツ狙い。親の伊達が絶好の1-4-7pで先制リーチ。東城は東ポンからメンツ手で押し返そうとする。だが3pを引いてオリ。
しかしこの手を伊達はツモれず。伊達の1人テンパイで流局となった。
東2局1本場、魚谷はマンズのホンイツ。伊達が4s8mのツモり三暗刻で先制リーチ。これにイーシャンテンから東城が4sを放銃。3900のアガり。
東2局2本場、伊達がカン3mチーからドラのカン3sテンパイ。そこに瑠美が5-8sでリーチ。さらに東城が4-7sで追っかけリーチ。3人のめくり合いとなったがここはアガり出ず。3人テンパイでの流局となった。
東2局3本場、伊達が白ポンから供託を狙って仕掛け。魚谷は4-7sでテンパイし役なしのダマ。伊達は6-9pでテンパイ。このめくり合いは伊達が6pツモ。500オールで連荘成功。
東2局4本場、東城が發ポンからマンズのホンイツ。北4mのシャンポンで先制テンパイ。魚谷はこの染めに回りながらカン3mテンパイ。
伊達はテンパイを取れる形も8m打ち切れずオリ。魚谷も北を打てずにオリて東城の1人テンパイで流局。
東3局5本場、親の東城はタンヤオでテンパイしドラ2p単騎でダマ。そこから5-8pノベタンで変化して先制リーチ。だがアガりは出ず、東城の1人テンパイで流局。
東3局6本場、魚谷が3-6sで先制リーチ。これに東城は押していくもテンパイできず。魚谷の1人テンパイで流局。
東4局7本場、瑠美が白のポンテンを取ってカン3s待ち。そこに親の魚谷が3-6sでリーチ。さらに東城が6-9sで追っかけリーチ。ここは瑠美が9sを掴んで東城に放銃。5200のアガり。
南場の展開
南1局、伊達が1-4pテンパイも三色変化を見てダマ。その後1-4pのままツモ切りリーチを敢行。魚谷は発を切りつつタンヤオで回る。さらに親の瑠美が5-8mで追っかけリーチ。
魚谷はこれでオリ。東城は6-9sで追いついてこちらもリーチ。この3軒リーチに安パイに困った魚谷が8mを打ち出して、瑠美の12000のアガり。一気に勝負の行方は分からなくなった。
南1局1本場、東城が6-9mで先制リーチ。そこにチートイツでテンパイした瑠美が6mを打ち出し、東城が8000のアガり。
南2局、親の伊達がテンパイ外しから3-6pで先制リーチ。これにドラ9sと白のシャンポンで瑠美が追っかけリーチも宣言牌が3p。2000のアガり。
南2局1本場、魚谷が高目三色の1-4mで先制リーチ。そこに東城が2-5mで追っかけリーチ。だがここは決着つかず。魚谷、東城の2人テンパイで流局。
南3局2本場、魚谷はソーズのホンイツ。発単騎のメンホンでテンパイしダマ。そこに瑠美が8m単騎のタンヤオチートイでリーチ。
魚谷はさらに2-5-8s待ちに変化。これが親の東城から出て8000のアガり。一気に差を広げ、伊達が倍ツモ、他2人は役ツモ条件。
南4局、伊達が2-5-8sで先制リーチ。ツモって裏1枚なら倍満のリーチ。これをツモって裏1枚も乗せて4000-8000。なんと倍満条件を満たして伊達がトップ。決勝進出を決めた!
トータルスコア
1位:伊達朱里紗 47400
2位:魚谷侑未 45100
3位:二階堂瑠美 13800
4位:東城りお 13700
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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