2023年7月6日、Mトーナメント2023の予選2ndステージC卓/D卓戦の試合が開催された。本記事ではその試合結果についてまとめていく。
Mトーナメントとは?
MトーナメントとはMリーグの初冠企画。トーナメント制の大会であり、現Mリーガー32名に加え、Mリーグに所属しているプロ団体からの団体推薦者20名の計52名で行われる。その他詳細・試合結果は下記の記事を参照。
予選C卓
出場者
浅井裕介(予選I卓1位)
東城りお(予選J卓2位)
竹内元太(予選K卓1位)
二階堂瑠美(予選L卓2位)
第1試合展開
東家:二階堂瑠美
南家:浅井裕介
西家:東城りお
北家:竹内元太
東場の展開
東1局
東城が白ポンから仕掛け。8pもポンしてペン7mでテンパイ。そこに親の瑠美がカン3mでリーチ。このめくり合いは瑠美に軍配。2600オールツモでまず一歩リード。
東1局1本場
浅井が5-8mで先制リーチ。同巡竹内が2-5mで追っかけリーチ。ここは浅井が一発ツモ。3000-6000のアガり。
東2局
竹内はカン3mのテンパイもテンパイ取らず。瑠美が3-6-9sで先制リーチ。そこに東城が2-5-8pで追っかけリーチ。親の浅井はペン3pでテンパイしダマ。浅井はテンパイ形を変えてテンパイキープ。浅井・瑠美・東城の3人テンパイで流局。
東2局1本場
浅井が終盤2sをチーして形テン狙い。東城は8pチーして形テンを取る。浅井はツモり三暗刻の5p9mシャンポンテンパイ。竹内は3-6sでテンパイしダマ。今度は浅井・東城・竹内の3人テンパイで流局。
東2局2本場
東城がカン7mでテンパイしダマ。浅井は5m6mのシャンポンでテンパイしダマ。瑠美はカン3mの三色テンパイでダマ。ここは東城が3mを打ち出し、瑠美に放銃。瑠美が5200のロンアガり。
東3局
竹内が3-6-9sで先制リーチ。これを一発でツモって2000-4000のアガり。
東4局
東城が4-7mで5巡目先制リーチ。親の竹内が4sをチーして喰いタン。5mもチーしてカン4pでテンパイ。竹内が4mを引いて5p単騎に待ち変え。ここはアガり出ず、東城と竹内の2人テンパイで流局。
東4局1本場
東城が手牌に白暗刻でカン2pチーから発進。瑠美が終盤3-6pでテンパイもドラの中を打ち切れず迂回。東城が2副露して4-7pテンパイ。竹内は2s8sのシャンポンでテンパイしダマ。ここはテンパイした浅井が7pを打ち出し東城に放銃。東城が1000ロンアガり。
南場の展開
南1局
竹内がドラ4の4-7sで先制リーチ。親の瑠美はカン2mチーして形式テンパイを見た仕掛け。浅井はチートイツテンパイもテンパイ取らず。瑠美は4m片アガりの一通テンパイ。
さらに東城が3-6sで追っかけリーチ。3者のめくり合い、ここはアガり出ず。瑠美・東城・竹内の3人テンパイで流局。
南1局1本場
浅井が6p単騎でテンパイしダマ。東城が7pチーして三色を見た仕掛け。浅井は1枚切れの白単騎で先制リーチ。瑠美はカン5sをチーしてカン7pでテンパイ。ここはアガり出ず、瑠美と浅井の2人テンパイで流局。
南1局2本場
東城がドラの2sをポンして喰いタンの仕掛け。東城が3-6m待ちでテンパイ。瑠美は赤5sをポンして喰いタンで粘る。ここは東城がツモって2000-4000のアガり。全員が2万点台の接戦。
南2局
竹内が9mポンからマンズのチンイツで仕掛け。東城が三色確定のカン8pテンパイを入れてダマ。竹内はカン4mでテンパイ。すぐに瑠美が4mを打ち出し竹内に放銃。竹内が8000ロンアガり。
南3局
竹内が3mチーから喰いタンの仕掛け。親の東城は9pをポンしてピンズのホンイツ。浅井は白をポン。浅井はソーズのホンイツに方向転換。瑠美は6-9mのダマテンを入れる。ここは瑠美がそのままツモって2000-4000。
南4局
親の竹内は8mポンして喰いタン。浅井は7pチーしてこちらも喰いタン。竹内はカン7pでテンパイ。浅井は4-7sでテンパイ。東城はカン5mチーして喰いタンに。ここは竹内が7sを掴んで浅井が3900ロンアガり。浅井がトップを獲得。竹内が3着に落ちた。
第1試合結果
1着:浅井裕介 30100(+50.1)
2着:二階堂瑠美 26300(+6.3)
3着:竹内元太 24200(-15.8)
4着:東城りお 19400(-40.6)
第2試合展開
東家:竹内元太
南家:二階堂瑠美
西家:東城りお
北家:浅井裕介
東場の展開
東1局
終盤親の竹内がカン7sでテンパイし先制リーチ。これはアガれず、竹内の1人テンパイで流局。
東1局1本場
親の竹内が三色確定のカン2pでテンパイしダマ。そこに東城が6-9sでリーチ。竹内はリーチを見てオリ。東城もアガれず、東城の1人テンパイで流局。
東2局2本場
竹内がペン3sで先制リーチ。同巡東城が1-4sで追っかけリーチ。このめくり合いは東城に軍配。東城が竹内から2600をロンアガり。
東3局
竹内が1-4mで先制リーチ。これを一発でツモって2000-4000のアガり。
東4局
親の浅井が7mをポンして北発シャンポンのマンズのホンイツテンパイ。そこに東城が2-5pでリーチ。このめくり合いは浅井に軍配。東城から12000を打ち取り、勝ち抜けに向けて大きなアガり。
東4局1本場
瑠美が5-8mで先制リーチ。これはアガれず、瑠美の1人テンパイで流局。
南場の展開
南1局2本場
瑠美がダブ南ポンから仕掛け。東城は発をポン。東城はカン2pでテンパイ。瑠美は6-9pでテンパイ。2人のめくり合い、ここは瑠美の勝ち。瑠美が1000-2000ツモアガり。
南2局
東城がカン8pで先制リーチ。そこに親の瑠美が2-5sで追っかけリーチ。このめくり合いは瑠美に軍配。東城から7700をロンアガり。
南2局1本場
浅井が4-7mでテンパイしダマ。これが竹内からすぐに出て、浅井が2000ロンアガり。
南3局
竹内が発ポンからマンズのホンイツ。親の東城が2-5sで先制リーチ。瑠美は手牌に中暗刻で9m4pシャンポンでテンパイしダマ。ただ次巡にはオリ。東城の一人旅、なんとこれがアガれず1人テンパイで流局。
南3局1本場
瑠美が6-9mで4巡目先制リーチ。東城は7mをチーして2-5mで形式テンパイ。瑠美と東城の2人テンパイで流局。
南3局2本場
瑠美が自風の北ポンから仕掛け。浅井が6-9sでテンパイしダマ。瑠美は2-5-8mでテンパイ。ここは東城が2mをすぐに掴み、瑠美が1300ロンアガり。
南4局
瑠美と浅井はこのままならOK。竹内は倍満ツモor瑠美からハネ満or東城・浅井から三倍満。東城は瑠美から三倍満ロンもしくはダブル役満のアガり。
竹内が三色のカン4sテンパイを入れて一旦ダマ。その後一発とハイテイに賭けてツモ切りリーチ。これをツモるが裏は乗らず。3000-6000のアガりで終了。瑠美と浅井の2人が勝ち抜け決定。
第2試合結果
1着:二階堂瑠美 37700(+57.7)
2着:竹内元太 33800(+13.8)
3着:浅井裕介 25600(-14.4)
4着:東城りお 2900(-57.1)
最終結果
1位:二階堂瑠美 +64.0
2位:浅井裕介 +35.7
3位:竹内元太 -2.0
4位:東城りお -97.7
予選D卓
出場者
白銀紗希(予選I卓2位)
浅井堂岐(予選J卓1位)
藤島健二郎(予選K卓2位)
石立岳大(予選L卓1位)
第1試合展開
東家:石立岳大
南家:浅井堂岐
西家:白銀紗希
北家:藤島健二郎
東場の展開
東1局
浅井が7s白のシャンポンで先制リーチ。同巡白銀が1-4mで追っかけリーチ。ここは白銀がツモって1300-2600。
東2局
藤島が一通確定の7m3pのシャンポンでテンパイしダマ。その後カン8mに待ち変え。親の浅井は7mチーしてマンズの一色。石立が1-4sでリーチ。これを見て同巡藤島が追っかけリーチ。ここは石立が競り勝ち、藤島から8000ロンアガり。
東3局
石立が白ポンから仕掛け。藤島がドラの9pをポンして1p片アガりのチャンタテンパイ。ここは藤島の1人テンパイで流局。
東4局1本場
白銀がカン5pでテンパイしダマ。石立はカン4mチーして中バックの仕掛け。中もポンして4-7pでテンパイ。終盤親の藤島は9sをチーして発バックのテンパイ。このめくり合いは石立に軍配。石立が藤島から2000ロンアガり。
南場の展開
南1局
白銀が一通確定の3m単騎でテンパイし一旦ダマ。白銀は2m単騎に変化。そこに親の石立が2-5mでリーチ。このめくり合いは白銀に軍配。1000-2000のツモアガり。
南2局
終盤石立が7sチーしてテンパイを狙う。石立が1mもチーして5m片アガりのテンパイ。白銀は形式テンパイを取れた。藤島はペン3sの一通テンパイ。結局親の浅井以外の3人テンパイで流局。
南3局1本場
石立が4sチーから三色バックの仕掛け。浅井は8sをポンしてソーズのホンイツ。石立はカン4p待ちでテンパイ。浅井はカン5s待ちでテンパイ。浅井は中をポンしてドラの6s単騎に受け変え。
さらに藤島が三色確定のペン7sでリーチ。3者のめくり合い、軍配は石立。浅井から8000をロンアガり。
南4局
石立がダブ南ポンから仕掛け。浅井が3-6mで先制リーチ。リーチを見て石立はオリ。親の藤島は三色確定のカン2pで追っかけリーチ。これはアガり出ず、浅井・藤島の2人テンパイで流局。
南4局1本場
藤島は4pチーから234の三色を狙う。途中で白バックも狙える形になる。石立はカン3sでテンパイし役なしダマ。藤島はテンパイできず。石立の1人テンパイで流局。石立がトップを獲得した。
第1試合結果
1着:石立岳大 41500(+63.5)
2着:白銀紗希 33700(+13.7)
3着:藤島健二郎 13900(-26.1)
4着:浅井堂岐 8900(-51.1)
第2試合展開
東家:藤島健二郎
南家:浅井堂岐
西家:白銀紗希
北家:石立岳大
東場の展開
東1局
親の藤島が3-6-9mで先制リーチ。浅井は5p単騎のチートイツでテンパイしダマ。ここは藤島が赤5pを掴んでしまい、浅井が8000ロンアガり。
東2局
石立が2m単騎でテンパイし役なしダマ。そこから1-4pノベタンに変化してダマ続行。さらに3-6mノベタンに変化。白銀が257s待ちでリーチ。ここは石立が3mツモって500-1000のアガり。
東3局
浅井が自風でドラの北をポン。浅井がカン7mで4巡目にはテンパイ。これをツモって2000-4000のアガり。
東4局
浅井が679mの変則3面で先制リーチ。これをツモって裏1枚の3000-6000に仕上げる。
南場の展開
南1局
石立が8pチーから喰いタンの仕掛け。石立はカン3mでテンパイ。親の藤島は3-6pでリーチ。リーチを見て石立はオリ。さらに白銀が4-7sで追っかけリーチ。このめくり合いは白銀に軍配。藤島から8000をロンアガり。
南2局
親の浅井が2-5mで先制リーチ。これを一発でツモって4000オール。
南2局1本場
白銀が三色確定の6-9sで先制リーチ。これをツモって3000-6000。浅井と白銀がほぼ並びとなった。
南3局
親の白銀が南ポンから仕掛け。9sもチーして3-6sでテンパイ。石立は終盤カン4pをチーして同じく3-6sでテンパイ。このめくり合いは石立に軍配。1000-2000をツモアガり。
南4局
石立はこのまま流局でOK。藤島はダブル役満以上が必要でほぼ条件がない。浅井はアガればOK、ただし白銀とテンパイノーテンでは順位が変わる。白銀は浅井から1000ロンor石立・藤島から1300ロンor300-500ツモ。
浅井はカン7mチーから遠い喰いタン。浅井は5-8sでテンパイ。白銀は5pをチーして3s3mのシャンポンテンパイ。ここはアガり出ず、浅井と白銀の2人テンパイで流局。浅井が逃げ切って、浅井・石立の2人が勝ち抜けを決めた。
第2試合結果
1着:浅井堂岐 59400(+79.4)
2着:白銀紗希 33300(+13.3)
3着:石立岳大 15400(-24.6)
4着:藤島健二郎 -8100(-68.1)
最終結果
1位:石立岳大 +38.9
2位:浅井堂岐 +28.3
3位:白銀紗希 +27.0
4位:藤島健二郎 -94.2
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