2022年9月15日、RMUのタイトル戦である第14期令昭位戦の第9節上位卓の試合が開催された。令昭位戦については下記の記事を参照いただきたい。
本日の上位卓戦では第8節までで1位から4位+6位に入っていた5名が対決。半荘5回戦を行い、1人抜け番のため各者4半荘を戦う。出場者と前節までのポイント状況は下記の通り。
楢原和人 +168.8
松ヶ瀬隆弥 +145.8
白田みお +82.4
阿部孝則 +49.5
藤中慎一郎 +29.1
1回戦、楢原が抜け番。トップの選手が抜け番ということで、下位の選手の争いが気になるところだが、ここは6位の藤中がラスを引きポイントを減らしてしまう。
2回戦は松ヶ瀬が抜け番で今度は白田がラス。藤中はトップを獲得し、上位との差を詰める。3回戦は白田が抜け番。藤中が決定戦に進むためにはここをなんとか連勝したいところだったが、ここで痛恨のラス。3回戦までのポイント状況は以下の通り。
楢原和人 +212.1
松ヶ瀬隆弥 +113.8
阿部孝則 +92.5
白田みお +62.6
藤中慎一郎 -5.4
5位の仲川は試合をすでに終えており、+37.0ポイント。藤中はとにかく白田をまくりつつ、+43ポイント以上を稼ぐ必要がある。他4名は大きくポイントを減らさなければ決定戦へ進める。
そんな中で迎えた4回戦、抜け番阿部。藤中は5回戦抜け番のため、ここで大きなトップが必要となる。そんな中で一時5万点を超えることに成功し、決定戦へ望みを繋いだかに思われた。
だが東4局に松ヶ瀬にリーチ合戦で競り負け8000放銃。その後もじわじわと点数を減らし、トップは獲得したものの結局は仲川を超えられずに4回戦が終了。
さらにラスになったのが1位の楢原だったため、競り合う阿部と白田がポイントをさほど減らさず4回戦を乗り切り、決定戦への出場をかなり確実にした。
そう思われた5回戦だったが、阿部が得点をハコ付近まで減らす大誤算。もう1回マンガン放銃するといよいよ決定戦出場が危うくなるところだったが、なんとか乗り切り4位に滑り込む。
1位と2位の楢原、松ヶ瀬は決定戦出場が確実なため、持ち越しのポイントを増やすため大いに暴れまくり、楢原が+37.4、松ヶ瀬が+24.5ポイントと大きくポイントを稼いでフィニッシュ。白田は-8.5で乗り切り、3位で決定戦の出場を決めた。
以上の結果から、令昭位決定戦に出場するのは以下の4名。また各人の持ち越しポイントを右に表示。
楢原和人 +112.2
松ヶ瀬隆弥 +73.7
白田みお +21.9
阿部孝則 +19.5
令昭位決定戦1日目は9月22日(木)12:00から開催。ABEMA麻雀チャンネルにて放送予定だ。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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