2022年9月15日、日本プロ麻雀連盟のタイトル戦「第20期プロクイーン」ベスト8A卓の試合が開催された。プロクイーンの詳細に関しては下記を参照。
ベスト8戦では半荘4回戦を戦い、上位2名が決勝進出となる。A卓の出場者は以下の通り。
古谷知美
東城りお
西嶋ゆかり
蔵美里
1回戦、マンガン以上のアガりが出ないまま進む小場の展開。東4局1本場で古谷が2000-4000をツモアガり、初めての大きなアガりで一歩リード。
そのまま古谷がトップ目でゲームを進めていたが、南3局に東城がチートイドラドラをリーチからツモって3000-6000。このアガりで東城がトップを獲得した。
2回戦も流局、蔵が1300、流局と静かな立ち上がり。だが東3局で東城が2000-4000ツモ。2回戦でも試合を有利に進める。だが南1局、古谷が親番で6000オールツモ。このリードを守り切り、古谷がトップを獲得した。
1回戦、2回戦ともに東城と古谷が連続でワン・ツーを占めており、この2人が決勝進出に向けてかなりいい位置につけている。
3回戦でも古谷は躍動。東1局の2000-4000から半荘中に4回アガりまたもトップを獲得。古谷は決勝進出がほぼ確実となった。一方、ここで東城がラスとなり下位との差が詰まってきた。
4回戦でも古谷はアガり続ける。その裏で蔵が東城から2000、1500と直撃を取っていき、南1局の親番ではチートイドラドラの9600を直撃。蔵が東城を一時かわす。
しかし東城も負けてはいない。南3局で蔵から8000を直撃し、蔵をわずかにかわす。オーラス、親番の東城はテンパイを取れず。ノーテン・テンパイで順位が入れ替わるところだったが蔵もテンパイを取りきれず。
このギリギリの勝負を制して東城がトータル2位に滑り込み、古谷と共に決勝進出を決めた。最終結果は以下の通り。
古谷知美 +89.4
東城りお -2.7
蔵美里 -6.4
西嶋ゆかり -82.3
次回、ベスト8B卓は9月22日(木)16:00より開催予定。
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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