2022年9月18日、RMUのタイトル戦「第4期RMU新人王戦」の決勝戦が開催された。大会の概要については下記の記事を参照。
決勝戦は5名で抜け番ありの半荘5回戦を行う。5回戦終了時、最下位の者は敗退し、残りの4名で新決勝方式によって優勝を決定する。新決勝方式については下記の記事の「新決勝方式」の項目を参照。
決勝に進んだ5名は以下の通り。
小倉ゆさ
上杉剛
吉田展貴
白木康士
村松大地
1回戦、抜け番は小倉。トップを獲得したのは白木。+41.1ポイントでまずは一歩リード。2着には村松。
2回戦、抜け番は上杉。1回戦に引き続き、ここでも白木がトップを獲得。トータル2位の小倉とポイント差を+67.3ポイントとした。一方で吉田は1回戦、2回戦と連続でラス。-55.9ポイントでこの時点で優勝が厳しくなってきた。
3回戦、抜け番は吉田。3回戦では村松がトップを獲得。一方で白木はラスを引き、一気に差が詰まる。白木がまだトータルトップだが、2位の村松との差は10.3ポイントにまで縮んだ。
4回戦、抜け番は白木。トータルトップが抜け番のこの場面、トップを獲得したのは上杉。トータルスコアを-1.3まで戻し、優勝への望みをつないだ。
トータル2位の村松も2着でポイントをプラスしたが、白木を抜けずに5回戦は抜け番となる。一方、吉田が3連続のラスとなり、優勝の可能性はほぼなくなった。
5回戦、抜け番は村松。ここでもトップを獲得したのは上杉。一気にポイントを増やし、新決勝の結果如何では優勝も見える位置まで来た。一方、ラスを引いたのは小倉。ポイントを-33.4まで減らし状況は苦しくなった。
さてこの段階で5人の中での最下位は吉田となり敗退が決定。残りの4人で新決勝方式による対局が行われる。5回戦終了時のポイントは以下の通り。
白木康士 +41.5
村松大地 +37.5
上杉剛 +25.1
小倉ゆさ -33.4
吉田展貴 -72.7(敗退)
小倉を除く3名はポイント状況は拮抗しており、特に白木と村松の差に至ってはたったの4ポイント。新決勝の結果次第では十分に優勝が見えるところ。
新決勝では上杉が+7.2ポイントと大きくポイントを稼ぐが、白木にはわずかに及ばず。白木がギリギリのところで逃げ切り、優勝を決めた!
その他タイトル戦の試合結果はこちら
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